葵から菊へ&東京の戦争遺跡を歩く会The Tokyo War Memorial Walkers

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しょうけい館は再開発計画のため移転

2023年08月08日 | 歴史探訪<九段下周辺・しょうけい館>

10月22日(日)に「調布九条の会」を靖国神社・遊就館としょうけい館をガイドします。団体見学の予約をしたので、本日、しょうけい館から「九段南一丁目地区再開発」のため他に移転しますと、電話がありました。。10月初旬リニューアルオープンですが、22日(日)に間に合うかどうか微妙なところだそうです。場合によってはカットになるかも知れません。「しょうけい館たより

2008年10月立命館大学平和ミュウジアムで開催された「第6回国際平和博物館会議」分科会に於いて故愛知教育大学教授南守夫教授は「国内の平和博物館と戦争博物館」について発言しました。
南教授は、遊就館は勿論戦争博物館であるが、昭和館も千人針や戦時中の生活用品を並べてあるだけで、平和のメッセージがないから戦争博物館だと言われていました。一方、同じく九段下にある戦傷病者史料館しょうけい館は平和博物館であると推奨していました。 『南守夫愛知教育大学教授「日本における戦争博物館の復活①ー戦争博物館の復活状況の概観」

しょうけい館の雑居ビルを含む「九段南一丁目地区まちづくりガイドライン(素案)」には「九段の歴史を継承する拠点づくり」があります。

千代田区開発担当者に、2023年4月7日>千代田区長宛て「九段下交番移転後の空地に関する陳情」九段坂の由来等の説明版を設置した『(仮称)歴史の緑地』にして下さい<と陳情してあることを伝え、九段下交番跡地国有地の「蕃書調所」と一体となった「九段南一丁目再開発」を要望した。

九段南一丁目地区まちづくりガイドライン(素案)」6頁から

九段坂は急坂なので市電が走れません。そこで牛ヶ淵側を緩やかな坂にしてレールを敷設しました。関東大震災後は、その緩やかな坂面を標準高さとしました。(市電の後方建物は偕行社。)

靖国神社社頭

(了)

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