『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

卯月四月、今月の六品 その4

2012年04月03日 08時54分44秒 | 酒の肴
「桜鯛豆腐の若竹あんかけ」

この季節、ほんのりと色づいて、
むちむちと栄養もたっぷりの、真鯛。
先月に続いて、今回もこの魚の王者が「六品」に登場です。

焼いてほぐした鯛の身とすり身を合わせ、
お魚でお豆腐をつくりました。
これだけでも肴になる一品ですが、
さらに上から、これまた旬の筍を使った「若竹あん」をかけました。

筍の若々しい風味に、わかめのミネラル感。
しっとりした口どけの寄せものに、みずみずしいとろとろの餡。
ほろにがさと、あえかな甘さ。
里のものと海のものとが上品な出汁でつながって、
吟醸酒のクイっと進む、粋なアテができましたよ。

(菅作)
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卯月四月、今月の六品 その5

2012年04月03日 08時41分49秒 | 酒の肴
「桜えびの飯蒸し」

やっこ、塩辛、焼き魚…
ざっかけない居酒屋の定番も良いですが、
月替わり「六品」では、レギュラーメニューにないような
ちょっと凝った料理が、登場します。
昨年からこの「六品」に次々と新風を吹き込んでいる料理長・菅が、
またまたつくりました、「お家ではなかなかできない」ひと品。
今がドンピシャの旬、さくらえびの「飯蒸し」です。

糯米と桜海老をふんわりと蒸し上げ、
上にも桜海老たっぷりの餡をかけました。
もちもちの柔らかさと、小さいながらに確りとしたエビのこうばしさが
一体になって、後をひくことこのうえなし。
桜の季節の桜色、蓋のうちの春を、
目で舌で、存分にあじわってくださいませ。

(菅作)
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卯月四月、今月の六品 その6

2012年04月03日 08時25分00秒 | 酒の肴
「鰆のつみれ鍋」

魚へんに春、と書くさわら。
二月にも「六品」で扱いましたが、
やわらかな身と独特の旨味をもった、旬の魚です。
その鰆を、今度はお鍋に仕立ててみました。
毎月定番の「赤鬼の小鍋だて」。
春風や花粉に煽られた喉にもやさしい湯気が
蓋をとったとたんにふつふつと立ちのぼります。

丁寧に下拵えした鰆でつみれを作り、
野菜や豆腐と一緒にさっとお出汁で炊き上げました。
主役のつみれがほろほろと口の中でほどけ、
お魚の香味が沁みだしたスープも、
そのスープが染み込んだ葱や豆腐も、旨々に。
きれいで淡いなかに鰆の滋味がゆきわたって、
うーん、と目をつぶって味わいたい美味しさです。
熱々の春のお鍋を、堪能してくださいな。

(大内作)





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今年のお花見は4月8日です!

2012年03月12日 19時45分19秒 | イベント、お知らせ
三寒四温とはよくいったもので、
暖かくなったかと思えばまた夜は冷え込み…
そんなことを繰り返しつつ、
季節は前にすすんでいきます。
木の芽どきのこのごろ、皆さま如何お過ごしでしょうか。

さて、今年の「恒例 赤鬼のお花見」、
日程が決まりました。
4月8日、日曜日です。

例年通り、午後1時ごろから日没まで、
世田谷公園、噴水南側の桜の木のある広場にて行います。
参加ご希望の方は、お酒の用意等がありますので、
前々日くらいまでにスタッフへお声をかけてくださいませ。
忘年会と同じく、
日頃赤鬼へいらしてくださっているかた、
久しぶりに遊びに行こうかな、というかた、
今度赤鬼へ行ってみたい!と思って下さっているかた、
たくさんのかたのご参加をお待ちしております。

おつまみ、持ち寄りとなります。
「なにか一品」(2〜3人ぶんで大丈夫)お持ち下さい。
手作りでも買ってきたものでも結構です。
ビールと日本酒はこちらでご用意しております。
(これまた例年通り、普段の半額でキャッシュオンです)
そのほかソフトドリンクなどはご自由にご用意ください。

お天気による決行かどうかのお問い合わせは
当日お電話にて承ります。
(留守電にての対応になるかもしれません)

なお、当日は赤鬼の営業はお休みさせていただきますので
どうか御諒承下さいませ。

木島平から上京してくるオーナーも赤鬼スタッフも、
みなさまとご一緒に
一年ぶりの桜を見ながらお酒を飲めますことを
心より楽しみに、お待ちしております。

赤鬼 電話番号 03-3410-9918




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弥生三月、今月の六品 その1

2012年03月05日 15時48分41秒 | 酒の肴
寒い日も暖かい日もあって
この季節は、お天気も変わりやすいですね。
赤鬼では新酒が続々と届き、肴も春のメニューになってきています。
皆さま、如何お過ごしでしょうか。

今月も、まさに三月まさに旬、という
「今月の六品」が、できました。
いつもどおりひとつずつご紹介していきます。
ぜひぜひ、おためしください!



「鶏と根三つ葉のおひたし」

根三つ葉のお浸しはいつも人気で、
メニューにあると良く出ます。
切り三つ葉にはない野性味と歯ごたえ、
お酒によく合うあえかな苦み…
しみじみとおいしい一品ですね。

今回は「六品」のために
定番をかなりアレンジして、「変わりお浸し」にしてみました。
いつもの築地の鶏専門店から仕入れたおいしい鶏肉を
具にも地にも活躍させています。
脂をすくいながら丁寧にとった鶏のスープは
うまみがぎゅっと凝縮されながらも、澄んだ味わい。
これと昆布の出汁をあわせ、ぐぐっと旨いひたし地になりました。

鶏肉のキュッキュッとした歯ざわりに三つ葉のシャキシャキ感が
濃厚でいてきれいな出汁でまとめられたお浸し。
お箸もお酒もすすんでしまいそうな佳肴です。

(中村作)


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弥生三月、今月の六品 その2

2012年03月05日 15時36分54秒 | 酒の肴
「ふきのとうのコロッケ」


春の陽射しが、少しずつ、少しずつ、
雪を溶かし、木を目覚めさせ、土を起こし、
植物は芽吹きはじめます。
春の兆しを一番に感じさせる食材が、フキノトウ。
蕗の花のつぼみです。
冬眠から覚めたクマが最初に口にするなどと言われ、
寒さで縮こまった身体を苦みが起こしてしゃっきりさせる、
冬から春へのうつりかわりを告げてくれる野菜です。

その蕗の薹のほろにがい野性味をぐっと押し出した
コロッケをつくりました。
たっぷりのフキノトウの手作りペーストとじゃが芋を合わせ、
パン粉をつけてサックリと揚げています。
ひと口、ふた口、
そのものを天ぷらで食べるのとはまたちがった香味が溢れます。

衣がプツプツに立った揚げたてにさっとバターをかけてお出しします。
ぜひ、熱々のところをほおばってください。
日本酒にしっかりと寄りそう、旬そのもののコロッケです。

(竹下作)
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弥生三月、今月の六品 その3

2012年03月05日 15時09分48秒 | 酒の肴
「うど独活UDO」


つまらない連想で恐縮ですが
筆者、この料理名を聞いてアバのあの曲を思い出しました。
ギミーギミーギミー。
イングヴェイ・マルムスティーンもカバーしてました。
原曲はギミーの対象は「マン」という身もフタもない歌詞ですが
春になると毎年食べたくなるウドは、まさにギブミー、です。
(脈絡無くてすみません、しかしウドウドウド♪の替え歌が
頭の中を離れなくなってしまったので…)

それはさておき、ここでは、
そのものずばりのウド三態をお届けします。
独特のあわいほろ苦さとシャキシャキの歯ごたえ、
旬の春ウドでつくった三品です。
生はお味噌をつけてほのかな苦みを味わい、
わかめを巻いた酢のものはあっさりと、
皮のきんぴらはこうばしく力強く。
まさに三様のおいしさが愉しめます。

数少ない東京名産の野菜でもあるウド、
あく抜きが面倒で自分ではなかなか…という方も多いのでは。
ぜひ今月この一皿で、うどを味わい尽くしてみてくださいな!

(菅作)
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弥生三月、今月の六品 その4

2012年03月05日 14時48分42秒 | 酒の肴
「春野菜のグラタン」


三寒四温、花冷え、寒の戻り、「春は名のみの…」などなど、
三月の「まださむい」感じをあらわす言葉はたくさんあります。
新酒が続々と出てきていろいろ試したい季節でもありますが、
肴には、あたたかい一品が欲しいもの。

熱々ふつふつ、といえば、鍋のほかにこれを置いてはありません、
これまで「六品」にも時々登場してきました、
日本酒にも合う、グラタンです。
折々に中身を変え味を変えて季節の味をうつしとっています。
今回は、新ジャガ、春キャベツ、アスパラガスなど
春野菜をたっぷりつかってグラタンを作りました。

みずみずしくあまく、若々しい野菜たち。
ホクホク、シャキシャキ、サクサク、など、
それぞれのフレッシュな食感を残すよう丁寧に下拵えしています。
まとめたのは特製ブレンド、お味噌入りのホワイトソース。
こんがりと焼き上がったところをふうふう言いながら口に運べば、
春の野原を散歩するような、やさしい滋味が拡がります。
陽春三月のあたたかさがじんわりとしみわたる、ひと品です。

(浅沼作)
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弥生三月、今月の六品 その5

2012年03月05日 14時26分01秒 | 酒の肴
「桜鯛の酒煮」


「鯛は恋をすると赤くなる」。

そういう本が海洋生物学の棚にありました。
魚の世界で恋をする、ということは、つまり
間もなく産卵期を迎えるということ。
産卵を前に身が肥えておいしくなったこの季節の鯛を
桜鯛、花見鯛などと呼び、真鯛の中でも極上とされています。

貝塚からも骨が出土するという鯛は、
古来から日本人に親しまれてきた魚。
江戸時代あたりから魚の王者として扱われ、
おめでたい席の定番にもなりました。
脂質が少ないわりに旨味たっぷり、
頭から尻尾まで余すところなく味わえる魚です。

その鯛を、上質な出汁と日本酒でさっと煮ました。
素材と味付けの良さがはっきりわかる直球勝負です。
淡く深く、ほろほろとして、フレッシュな吟醸酒にぴったり。
添えられた桜花人参も愛らしく、
魚の春をしみじみと味わえる逸品です。

(大内作)
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弥生三月、今月の六品 その6

2012年03月05日 13時52分43秒 | 酒の肴
「あさりと蕗の玉子とじ」

「今月の六品」では定番の「小鍋だて」シリーズ。
もう何年も月替わりでお出ししているので、
すっかりお馴染みになりました。
さて今月はどんなお鍋かな、と楽しみにして下さっているかたも。
…で、三月のお鍋は、これ。
アサリとフキをつかった卵とじ鍋です。

5月と10月に産卵期を迎える浅蜊はその前に身が肥えるので、
3月4月は浅蜊の「春の旬」なのです。
旨味成分のコハク酸が増え、ふっくらとした身が味わえます。
貧血予防のビタミンB12、動脈硬化予防のタウリンなど
栄養もたっぷり含み、カロリー低めという優秀な食材でもあります。
合わせた蕗も、これまた春が旬の、数少ない日本原産の野菜です。
たっぷりの食物繊維で低カロリー、
独特のほろ苦さは、噛みしめるほどに春の野山の息吹を感じさせます。

上質の出汁で炊いた蕗、浅蜊は身も美味しくいい出汁もでていて、
まとめた卵がまさにふわっと煮上がるタイミングでお出しします。
湯気の中で、春の山海の恵みが一体となったお鍋、
シンプルにしてベストマッチの自信作を愉しんでくださいませ。

(菅作)




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