7日に1周期の法要は済ませたが、
20日が父の命日
ずっと、父を感じながら過ごした。
病院に父を連れて行くと、妹から電話があった…その時間から、
私には辛い悲しい1日が始まった。
1年前のこの時間、父は確かに、まだこの世にいてくれた。
時計の針の進みと、あの日の私の記憶が、連動して蘇ってくる。
この時、私はバスの中で、バスの速度にイライラしながら乗っていた。
この時、タクシーを降り、お釣りを受け取らず、1秒も早くと、病院に駆け込んだ。
病室のベットの父は、既に意識はなかったが、
まだ、最後の力を振り絞るように、心臓をうごかしてくれていた。
この時、静かな夜の病院の一室で、
骨と皮だけになった細い体を、妹と泣きながらさすている私達がいた。
思い出したく無い…けど、
忘れたく無い…辛い記憶。
お父さん、1年前のこの時間、まだ、息をしていたよね。
位牌に話しかけながら、
時間が、1年前に戻って欲しいと願っている。
1年経っても、まだ父の死が受け入れられず、
なぜ?なぜ?死んだんだろう…
なんで、死なせてしまったんだろう…と、自分の力の無さを悔いてしまう。
私に、父の寿命を、伸ばす力など無いのはわかっているけど…
抱きしめた位牌は、
あの時、必死でさすった父の足のように、
ほんの少し暖かさを感じさせてくれた。
20日が父の命日
ずっと、父を感じながら過ごした。
病院に父を連れて行くと、妹から電話があった…その時間から、
私には辛い悲しい1日が始まった。
1年前のこの時間、父は確かに、まだこの世にいてくれた。
時計の針の進みと、あの日の私の記憶が、連動して蘇ってくる。
この時、私はバスの中で、バスの速度にイライラしながら乗っていた。
この時、タクシーを降り、お釣りを受け取らず、1秒も早くと、病院に駆け込んだ。
病室のベットの父は、既に意識はなかったが、
まだ、最後の力を振り絞るように、心臓をうごかしてくれていた。
この時、静かな夜の病院の一室で、
骨と皮だけになった細い体を、妹と泣きながらさすている私達がいた。
思い出したく無い…けど、
忘れたく無い…辛い記憶。
お父さん、1年前のこの時間、まだ、息をしていたよね。
位牌に話しかけながら、
時間が、1年前に戻って欲しいと願っている。
1年経っても、まだ父の死が受け入れられず、
なぜ?なぜ?死んだんだろう…
なんで、死なせてしまったんだろう…と、自分の力の無さを悔いてしまう。
私に、父の寿命を、伸ばす力など無いのはわかっているけど…
抱きしめた位牌は、
あの時、必死でさすった父の足のように、
ほんの少し暖かさを感じさせてくれた。