きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

描いては消し、消しては描く…

2021-09-29 16:28:00 | 染色
あ〜疲れた

今日で二日半、
全国手工芸コンクールの作品作りの為、
デザインの下絵を描き続けていた。

先日 Mさんに話を聞くと、
作品作りには、縮小の下絵を描き、
色も決めて色塗りをする.との事。

私は、いつも一発勝負。

73年間の面倒くさがりと、
せっかちな性分で、

頭の中で描いたデザインだけで、
作品を制作して来た。

天才的な才能や閃き型、直観型…なら、
ありうるでしょうが、

面倒くさい…だけで、
一発勝負の賭けに出ている…</div">

当然、失敗はよくする。
その度に、また一からやり直すのだが、

今回は、コロナで出掛けたくないので、
手持ちの生地だけで染めるつもり。

失敗は出来ない…と思い、
下描きをすることにした。

頭の中のデザインを小さな紙に描き、
それを作品と実寸のクラフト用紙に描き写していく。

小さな紙ではいいと思った寸法も、
実寸で描いてみると、

バランスが悪かったり、
小さかったら…する。

何度も描いては消し、
消しては描いた。

もう頭の中が、グチャグチャになり、
考えがまとまらなくなったら、

一回リセットして、
新しいクラフト用紙に、1から描き直した。

クラフト用紙3枚の裏表が、
真っ暗になり、

消しゴムは、石ころのように小さくなり、
鉛筆は手のひらに入ってしまうほど、
短くなった。

頑張った…証拠だけど。
(悩み倒した…)

そしてやっと…何とか…


デザインが決まった。

後は、色を決めて…

10月1日から染められるように、
もう少し…

何事も準備は大変!

そして
持って生まれた性分を
直すのは

もっと大変…











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Mさんと染色 マーブル染

2021-09-27 08:05:00 | 染色
9月26日 
朝 6時20分 朝散歩に出かけた。

いつもと同じ時間なのに、
時間を間違えたのか…と、思うほど、
どんよりと暗かった。

今にも雨が降り出しそうな、
湿気をたっぷりと含んだ空気は、
ひんやりしていたが、
重たく、いつもの爽やかさは無かった。

30分歩いて帰ってくると、
湿気のせいで、体がベタベタしていた。


今日は、先週のお稽古に来られなかった
Mさんが来られた。

毎回、自分のお弁当と一緒に、
私の分まで、買って来てくれる。

今日は
栗おこわとおはぎと、
たっぷりの野菜が盛られた焼豚と
フルーツ

ご馳走だ。

いつも、私が麺類しか食べてないのを
知って、
栄養を考えてくれたとの事…

染色を一緒にして、
授業料を頂いて、
お昼まで頂く…なんて、

こんな先生いないよね。
有難いし、
体の事まで気を遣ってもらって、
嬉しい。

今日も、マーブル染め

先週は二人でキャーキャー遊んでしまったので、
今日は真面目に染めましょう。

Mさんは、持って来ていたグレーのTシャツのこことここに、マーブル染めしたいと提案。

胸に大きく1か所染めるのは簡単だが、

小さな長方形に、3〜4カ所入れるには、
どうすればいいだろう…???

先週は、染めた液が流れて、染めたくない箇所まで汚してしまったり、

水で濡れたところは、染まらなかったり…

色々失敗した。

今回は胸に長方形を三カ所
袖と後ろに一カ所づつ

上手く行くか、

先月の失敗を踏まえ、
あれこれ駆使してチャレンジした。

Tシャツの裏に長方形の板を当てて、
小さなパットにマーブル液を作り、一つづつ慎重に染めて行った。

なんとかセーフ。

Tシャツがグレーだったので、
色がはっきりしなかったので、

黒い枠をつけることにしたら、
これが
アクセントになっていい感じ。





今日はうまく行ったね

全国手工芸コンクールの締め切りは今月末。
Mさんは、8割程度まで、仕上げていた。

私もそろそろ制作にかからなくては…

明日から頑張ろう!

やる気は人一倍あるのだが…

やる気だけでは、
いい作品ができない…んだよね!







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10歳の孫が書いたお話

2021-09-24 15:43:49 | 絵本



ビスケットとお菓子のけらいの話

                          文 朝陽  10歳

                                                                                              サポート おばあちゃん

                                                                           

地図にものってない小さな国がありました。

そこには、お菓子が大好きな国王と国民が住んでいて、いつも国中に甘いお菓子のにおいがしていました。

 

ある日 

世界を支配しようとたくらんでいる魔王がせめてきて、お菓子作りを禁止しました。

お菓子大国では、お菓子が作れなくなり、国民だけでなく国王までもが逃げ出していきました。

 

だが、一人の青年だけは国に残り、お菓子を作り続けていました。

名前はビスケット

この国で一番のお菓子職人です。

 

魔王の耳にビスケットのうわさが入りました。

「なに!まだお菓子を作っている奴がいるとは」

魔王は怒って、けらいのガイコツの大軍に命令して、ビスケットを攻撃してきました。

 

だが、ビスケットの作ったお菓子は、ビスケットが息を吹きかけると

命と力がやどって、最強のけらいになりました。

 

カメやサイや熊や豚

ビスケットが作ったお菓子のけらいは、ガイコツの大軍と戦いましたが、

ガイコツの剣でこわされてしまいました。

それでも、ビスケットはお菓子を作り続け、息を吹きかけていくと、けらいはどんどん増えていきました。

 

それを見たガイコツの大軍は、

「これはかなわん」と逃げて帰りました。

 

ビスケットの勇気ある行動を知った国王はお菓子大国に帰ってきました。

 

国王はゆうかんなビスケットをほめたたえ、

「またこの国でお菓子が作れるように、そして、国民が帰ってこられるように、

魔王をたおしてほしい」とたのみました。

 

ビスケットは、けらいの中で一番大きくて強いサイ君を連れて、

魔王の住む摩天王宮殿を目指して旅にでました。

 

それを知った魔王は中ボス4人を呼び出し、

「ビスケットをこらしめてやれ!」と命令しました。

そして、雷 風 水 炎 の4つの力のコインを渡しました。

 

そんなことを知らないビスケットは、山の中を歩いていました。

 

すると、

中ボスが出てきて

「ここは通さぬ!」と言って通せんぼをしてきました。

サイ君は、中ボスに飛びかかりました。

中ボスは、サイ君のツノで飛ばされました。

びっくりしたほかの中ボスが、雷と風のコインをサイ君に投げつけました。

 

ドカーンと大きな音がして、いなずまがサイ君の体をつきさそうとしたのを、一瞬でよけました。

 

風は竜巻をおこしました。

サイ君は竜巻に飛ばされて、大事なツノが折れてしまいました。

それでも、ゆうかんに中ボス達に突撃しました。

 

あわてた中ボスは、残りの炎と水のコインを投げつけました。

炎がサイ君の体に燃え移りました。

 

「危ない!」ビスケットがサイ君を助けようとかけつけると、

水が落ちてきて、サイ君の体の炎が消えました。

 

「しまった!」

中ボスは、あわてて水と炎のコインを同時に投げたので、炎が消えたのでした。

「逃げろ 逃げろ」

中ボス達は逃げていきました。

 

ドジな中ボスたちのおかげで命拾いしたビスケットとサイ君は、魔王のいる摩天王宮殿につきました。

 

摩天王宮殿の中で、魔王は真の姿で現れました。

それは今まで見たことのない恐ろしい姿をしていました。

 

いきなり、魔王の鉄の腕がグーンと伸びてきて、サイ君の体を直撃しました。

 

さっき中ボスと戦って、水にぬれたサイ君の体は、割られて、バラバラになりました。

 

ビスケットは、サイ君の仇を討つため攻撃しましたが、

魔王の強さにはかなわず、ビスケットもやられてしまいました。

 

やられたビスケットは、死の世界にいました。

そこで、サイ君に会いました。

サイ君は、

「ボクは死んでもいいけど、君は生きて魔王を倒さなければいけない」と言いました。

ビスケットは、バラバラになったサイ君のかけらをもって、死の世界から帰ってきました。

 

生き返ったビスケットは、

サイ君のかけらをつぶして、その粉でハンマーのお菓子を作りました。

 

ビスケットは、ハンマーのお菓子を持って、もう一度魔王を倒しに摩天王宮殿に行きました。


死んだサイ君で作ったハンマーは、サイ君の命や力がやどった世界最強のハンマーでした。

 

魔王は、「まだこりないのか、お前なんかこの腕でつぶしてやる!」と言って、

鉄の腕でビスケットをつかまえようとしました。

 

あやうくつかまりそうになりましたが、

そのハンマーで、魔王の腕を切り落としました。

 

だが、魔王は毒のコインを投げてきました。

ビスケットがハンマーで攻撃すると、コインは割れて、魔王の頭に突き刺さり、

魔王は毒で死んでしまいました。

 

魔王をたおして帰ってきたビスケットは、

国王のお城のお菓子職人になり、マシュマロ姫と結婚して、

毎日 大好きなお菓子を作り続けました。

                                 終わり。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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敬老の日と孫

2021-09-21 21:16:00 | 日記
昨日は敬老の日だった。🎌

いつの間にか、周りから祝ってもらえる歳になった。

老人会や自治会から、1000円づつの商品券も頂いた。

敬老…と言っても、

今の私達には、その資格があるのだろうか?…

昔の年寄りは、
尊敬されるだけの人格や知識があって、
立派だったと思う。

今 自分が年寄りの仲間になってみて、

日々の行動や言葉に
責任は持てるのだろうか?

知識や品格は…どうだろう。

人に誇れる生き方をして来たのだろうか?

問い返すと、全く自信がない。


ただ、年寄りと言うだけで、
祝い金を貰って…

申し訳ない…🙏気がしている。


昼過ぎに、
小学6年生の孫から、メールが届いた。💌

「今日は敬老の日です。
祖父母を敬ったり 感謝する日です。
いつも ありがとうございます。
とても感謝しています」…と

大人ぶった文章が届いて、笑った

夜 9時前に、今度は10歳の孫からメールが届いた。💌

「おばあちゃん いつもありがとう
大好きだよ」

それと一緒に、ハートのスタンプが
50個ほど届いた。

全然立派なおばあちゃんではないけど…
孫は可愛い…

世界中が私の敵だとしても、

孫が味方でいてくれたら、
もう何も怖いものはない…。

「ありがとう。嬉しいよ。
これからも、元気で、
みんなに迷惑をかけないように、
がんばるね」…と、メールを返した。


敬老の日に思った事…

尊敬されるほど、立派でなくてもいい。

元気で、みんなに迷惑や心配をかけないように、生きる…事が

一番大事なのだと…。


昨夜の8時の月

今朝 5時前の月










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染め替えて リメイクしよう!

2021-09-20 04:15:00 | 染色
夜ベランダに出たら、
思いがけなく綺麗な月に出会えた。🌕

もうすっかり秋…🎑

秋の夜風に吹かれて、月を眺めていると…

今日一日 幸せに過ごせたことに、
感謝したくなるほど、

センチな気分になってしまう。


今日はHMさんが来られ、
一緒におしゃべりと染色を楽しんだ。

美味しい秋の味覚も持って来てくれた。
岡山のマスカット…

お昼に一緒にいただいて、
胃袋も秋を堪能させてもらったよ。

ごちそうさまでした。🙏


今日は、Tシャツと帽子を染め替えて、リメイク。

今年の夏に何度も着て、色が薄くなって来たので、
染め替えたいと…。

何色にする?
どんなデザインにする?

散々考えて…

結論は、
頭で考えた通りには、ならないよね…って


そう、頭でイメージした理想の出来には、
なかなかならない…のが現実

天才イチローだって、打率3割…

染色も5割なら…良いかな。
(たまには、まぐれのヒットも有るし…)

結局、考えるよりは、やってみよう…となる。

とりあえず、染めよう!

①色の薄くなったTシャツは、
シリヤス染料の茶で全体を染める。

②上半分を、スレン染料のオレンジで染める。
(シリヤス染料の茶が脱色されて、オレンジが染まる)

③オレンジで染めた半分を
スレン染料のブルーで染め重ねる。
(オレンジの色の上にブルーが重なって染まる)

(染料の種類には、
色が抜ける染料の組み合わせや、
色と色が重なって染まる組み合わせがある)


before
👇

after
(まだ濡れたまま…だけだ)

オレンジがアクセントになった秋色に染まった。


染色をしながり、
断捨離や節約のおしゃべりで
盛り上がった。

物がありすぎて、“断捨離”っと言っては、
まだ着られる服を捨てる…。

思えば、勿体無いことだね。

幸い、私たちには、染色という技術があるから、

まだ着られるものは、染め替えて、
その服の命を全うさせてあげられるが…

ときめかなくなったから ポイ…って、

何処かの浮気男のセリフみたいで、

嫌だね…

捨てないで…

秋はやっぱり…センチにさせる





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