ちくわブログ

ちくわの夜明け

大阪写真

2012-03-24 00:45:54 | Weblog
先日、大阪と京都に行ってきました。


本当は京都に用事があった、というか取材撮影しに行ったのですが、前泊で大阪のドヤに泊まりました。

月に一回はドヤに泊まり、串カツを食わなければやっておれん体になりました。
なんぎなこってす。

で、久しぶりに1日めいっぱい自由な日だったので、めずらしく難波にまで足を伸ばしました。
いつもは西成周辺でダラダラするだけなんですが。



難波と言ったら法善寺。

商店街からちょろっと小路が続いたりしており、人が多く雑然とした難波の中でも好きなスポットです。

水掛け地蔵様に参拝。
法善寺といったら夫婦善哉なのですが、高いからあまり食べません。
織田作之助の小説『夫婦善哉』にあこがれて2度ほど入りましたが、小奇麗でうーん、という感じでした。観光地っぽさがどうも。

『夫婦善哉』といえばもうひとつ、すぐ近くの自由軒のカレーが有名で、よく昼時には行列を見ますが、これもわたしの中ではピンときませんでした。
お店の雰囲気はすごくいいんですけど。


その代わりと言ってはなんですが、今回はインデアンカレーを食べてみることにしました。

ここも有名なんですね。知らなかった。

普通盛りに玉子をトッピングして注文。

口に入れるとカレー特有の甘みが広がります。
その後、刺激するみたいにちくちくと辛さが。

あーこりゃうめえ。
一気に食べてしまいました。このトロリとした食感も大好きなタイプです。

カレーを引き立てるのが、福神漬けでもラッキョウでもない、こちらのピクルス。小皿でついてきます。

この、名物・キャベツのピクルスが辛みと風味を引き立てて、なんとも言えんうまさを引き出してくれるんです。
東京・立川「サンモリノ」のサンモリノ漬けを思わせます。

食っているうち、『夫婦善哉』の大好きな一節を思い出しました。
「彼に言わせると、北にはうまいもんを食わせる店がなく、うまいもんは何といっても南に限るそうで、それも一流の店は駄目や、汚いことを言うようだが銭を捨てるだけの話・・・・」


このインデアンカレー、東京にもあるみたいなので今度行ってみます。



やや歩いて散歩し、腹ごなしした後、明日のための資料読みに喫茶店へ入りました。

というのはかっこうつけで、ただ単にここのホットケーキが食いたかったのでした。

みよこのショーケース。

素晴らしいじゃないか。

コーヒーとホットケーキのセットを注文。

小ぶりで、ペタッとした感じだが、それがいいんです。
フカフカした無駄な空間がなくて、おいしさが詰まって皿に乗ってる。

バターがいっぱいにからまっており、その塩気がシロップの甘さと相まってたまりません。
そんでもってコーシーをすすれば、たちまち幸せな気持ちになれます。

安上がりな人間で本当に良かった。



西成に戻り、新世界へ。

オッサンの王国。

いつも通り新世界東映で映画を観よう、と通天閣の足元へ。

おお、『仁義なき戦い』がかかっている。観るしかない。


ピンク映画もこの地では元気。


手書きってのは、エロス度がアップしますね。ちなみにここの映画館はハッテン場らしいので入りません。




映画を観た後は、串カツを食って帰りました。
こういうある意味ベターなことを、かれこれ2年近く続けております。

以上。

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