家鴨衛門不逞記

毎日は書けないので改題。

申告書類作成にあたり

2005-03-14 01:22:57 | Weblog
「教えて!goo」を見ていたら、かなり確定申告関係の質問が増加していた。
明日、明後日で税務署に駆け込むために、今泣きそうになりながら書類を作っている人が沢山いるんだろうなぁ。
ちょっとずつ見ていって、自分の帳簿の付け方の問題点を発見したり。
(問題点はわかったが、直し方がわからん。今度税理士に相談しにいこう)

しかし。
答えてあげる人たちが親切だなぁ、と思う反面、彼らが間違ったことを教え、それに合わせて書類を作成し追徴課税された場合、質問者はどう思うのだろうか。
(税務署の職員が間違った事を教えたため追徴課税されることになったりすると、救済措置があるらしい)
あくまで「ボランティアの親切なアドバイス」であり、個別の詳細な事情を勘案した上での回答ではないことを理解した上で使った方がいいぞ、と思う今日この頃。
(質問者が説明していないことが原因で、状況が大きく変わることもあり得る)

業務上、人様の質問に答えることの難しさを日々味わっているため、なんだか心配になる。

つい先日みた再放送のドラマは、義父の死亡により相続が発生するか否かを中心にストーリーが進行していた。
実母の再婚により、親子関係が発生していると誤認していた(実際は養子縁組をしないと法的な親子関係は発生しない)部分をトリックに使っていた。
ドラマだから、主人公の弁護士が大どんでん返しになる法的根拠を見つけ出して丸く収めていたが、現実はそうはいかない。利害の対立を避けて通ることはできない。
やはり、最終的には税務を運用する専門家(税務署員や税理士)の判断を仰いだ方がよい、と思うのだ。

なんとなく、あくまでイメージだけだが「お代官様には言えないが、なんとか年貢を安くできないか画策する農民達」に見える。
我々が払う税金や手数料を日々の生活の糧としている専門家におそれをなす必要はない。
あくまで対等な関係なのだから、相談してみればよいのではないか?
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