っというわけで、ミニカーの続きです
このNASCARのレースですが、日本のレースと比較するとだいぶ変わったレースです
コースもオーバルトラックだし、車両規則なんかも日本とかヨーロッパのレースとぜ~んぜん違ってて、そこがまた面白い!!
まずこの車体ですが一見ツーリングカーっぽいですけど、実はパイプフレームで組まれたシャーシにカウル着けた物
だからクライスラーやシボレーなんかの名前が付いて、それっぽい形してますが中身はぜ~んぜん別のレース用の車体なんですよ~
ヘッドライトとかも着いてるように見えますが、じつはペイント・・・
っで、そのフレームに被せられてるカウルも、レギュレーションでカーボンなどのハイテク系素材の使用が禁止されてるので、なんと鉄板・・・
さらにホイールだって、まさかの鉄ホイル・・・
そしてホイールの固定方法も、他のレースでは当たり前のセンターロック式が禁止なので5穴式・・・
あげくの果ては近年カブにも採用されてるフューエルインジェクションが使えないのでキャブレーター!!!
っと、なんだか凄いんだか凄くないんだか不思議なレース車両なのです・・・
これだけ読むと『規制が多すぎて遅そう・・・』と思われちゃうかもしれませんが・・・
とんでもございません!!!
エンジン出力は800馬力以上で最高速は300km/hオーバーなのよ~
キャブでOHVエンジンなのに10000rpmオーバーとか凄くね?
鉄ホイールだけど市販のアルミより軽いし、5穴式でもいろいろ工夫してピットワークでの交換もなにげに早い!!
ピットワークと言えばエアジャッキも禁止なので、ピットでは油圧式のジャッキを持ったピットクルーが走り回ってます
っで、そのジャッキかなり前ですが触った事ありまして~
アルミ製でメチャメチャ軽い!!
さらに1回のストロークで上がる量が、普通のジャッキの数倍ありましたね(まあ 凄く力が必要って事だけどね・・・)
まあ 何かでNASCARのピットシーンを見る機会があったら、
ジャッキ担当のピットクルーを見てみてちょうだいな(けっこう凄いから)
っというわけで、ワタシのミニカーへ話しは移ります
↑こちらはカーNo.88 デイル・アーンハート・ジュニアがドライブした車両
ジュニアってぐらいだからお父さんデイル・アーンハートもいるわけで、こちらもNASCARドライバー
お父さんデイル、名ドライバーだったのですが残念ながらレース中のクラッシュで亡くなってしまいました・・・
しかし親子で同じNASCARのレースを走った時期もあるのです
他のレースでも親子2代のドライバーはけっこういますが、親子で同一レースを走る事は少ないですよね~
っで、このミニカーがとても気に入ってる部分がありまして
↑の写真でポツポツと汚れたみたいになってますよね
この塗装がホントにレースを走り終わった車両っぽくてかっこいい~!!
タイヤにもそれっぽい汚れが着けられてたり、ピットワークなどのタイヤ管理のためのマーキングが書かれていたり
もうね ついつい一人で脳内ピットワーク!!
↑こちらカーNo.42はファン・パブロ・モントーヤの車両
F1でマクラーレンにも乗ってたドライバーなんで、知ってる人も多いのではないでしょうか?
2007年からNASCARに出場してますね
なんて言うか、日本やヨーロッパのGT車両とはまた違う迫力があるんだよね~
もうかなり昔の話ですが鈴鹿でのレースに参加した際、アメリカから遠征してきたIMSA車両を間近で見る機会がありました
やっぱ他のGT車両とはぜんぜん別の雰囲気で、『細かい事は気にしない』的な感じで無骨な迫力ありましたね~
その時のV8サウンドがありえない音量だったのはけっこう覚えてます・・・
そんな感じで思わず買った3台のNASCAR
ワタシ的には大変お気に入りですな
NASCAR好きな人けっこうお勧めですよ!!
『STAB BLUE』さんでどうぞ~♪