あひる製作所

チビっこいバイクをいじったり乗ったり、くだらん工作したり~
さらにボートで海釣り行ったり、山でも遊んだりで大忙しだ~♪

なんとか作ってます

2016-08-09 16:37:55 | ナイフメイキング

世の中ちょっとヤバいレベルの猛暑になってますな・・・

まあ、暑くなるべき時期には暑くならないと、いろいろ困る事もありますが、いくらなんでも行き過ぎじゃろ・・・

 

そんな猛暑の中、ナイフ製作は進みます

前回の更新で書いた通り、肥後ノ守タイプはオーダー物が終わって一段落

そんなわけで、肥後ノ守タイプを作ってる時、同時進行で準備してた物を進めるです 

6月頃にチラッと登場してたブランクのテーパー加工をしたり、ヒルトを作ったり 

ヒルトの製作は以前から横フライス使ってますが、タングのテーパー加工も近頃フライスで削ってます

と言っても熱処理後にエンバン使って平面取り直すんだけどね

写真だとテーパー削り行き過ぎてるけど、この後にエンバン使ってリカッソ部の厚さ調整&磨きするとちょうど良くなります

っで、調整後にヒルトを組み合わせてみたのがこれ↓

う~ん、我ながら惚れ惚れするピッタリ具合じゃの~♪

 

ヒルトを組めるようになったら、ブレードと組み立てるカシメピンの穴をあける

穴が開いたら、いよいよべベルを削って熱処理の旅へ~

熱処理出してる間にヒルトをフライス使って大雑把に削っておく

ついでに2本準備中のファイター用のヒルトも作っちゃう

まあ、そんな準備をしたり肥後ノ守タイプの仕上げをやってるうちに、ブランクが熱処理から帰ってきまして~

熱処理後はタング中央をグラインダーで削って凹ませ、エンバンで接着面の平面を出し直します

そこからはも~ べベルとリカッソをひたすら手磨き!!

近頃わりとザックリ仕上げる物ばかり作ってたので、ちょっと久しぶりな工程だったけど意外と楽しい

 

ちなみにヒルトを準備したファイター2本はこんな状態↓

まだタングのテーパー加工して、ヒルトの準備ができただけ・・・

あ、写真だとまだだけど、ブレードのケガキはもう入ってるので、いよいよべベルを削る段階ですな

ダブルグラインドは緊張するな~

 

それとですね~

以前からワタシもフォールディングナイフ(折り畳み)作ってみたいと思ってたんですが、

肥後ノ守タイプをいくつか作って、何となく勢いが着いてきたので、秋以降に作ってみようと思ってます

っで、いつもシースナイフの型紙に使ってるPET樹脂の板を切って、あれこれやってみた 

ロック機構の無いスリップジョイントを考えてるんですが、訳もわからず絵を書いて適当に切ったので

切っちゃいけないところを切ったり変な形の部分もあるけど、まあ許せ・・・ 

 

閉じるとこんな感じ

絵に書いただけじゃ、ピンとこなかった部分も何となく理解できるようになった

まあ、実際に作り始めたら新しい問題が次々に出てくる予感がしまくりだけどね・・・

 

そんな具合で近頃作業してますよ

皆さんも熱中症とか気をつけてね~ 

 

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肥後ノ守タイプ再び

2016-08-05 16:53:21 | ナイフメイキング

はいはい、ど~も

7月初旬のブレードショーネタを書いて以来ですな・・・

例によってブログの更新はイマイチですが、ナイフ製作はジワジワやってます

 

6月の更新で『肥後ノ守タイプできた~』とか書いてましたが、その後もボチボチとオーダーあったりで、また作ってました 

同時に進めてたピザカッターと一緒に、ブレード9本も熱処理出したよ!!

 

 っで、熱処理に出してる間にハンドルの用意を進める

やっぱいろんな素材のハンドル並べると楽しいですな~

ホントは9本の予定だったけど、加工中に1つ失敗したので、この先は8本で進める・・・

切り出した材料にピボットやソングホールパイプ入れる穴開けたり、ブレードの収まる溝を切る 

ピボット&ソングホールを基準に外形のケガキを入れ削る

一気にハンドルの形へ成形

この段階では120番までベルトをかけて、形としては完成時の状態にする 

 

そうこうやってる間にブレードが熱処理から戻ってくるので、グラインダーで磨きながら酸化被膜を除去

手磨き無しのサテン仕上げなので、バフをかけてお終い

D2ブレードはここまでだけど、三層鋼のクロマックスはいつものサン〇ールに漬けて模様出し~ 

 

こんな具合に模様が出ます

模様出しは酸性の液体に漬けて表面を腐食させ、その腐食度合いの違いで模様が浮き上がらせる作業

なので模様出しの後は中和して良く水洗い

ちなみにサン〇ール同様、洗剤仲間のマ〇ックリンはアルカリなので手軽に入手できる中和剤としてお勧めです 

 

ここで工程は一気に飛びますが、ブレードとハンドルを組み立てて仕上げ

良く見たら右側の4本はまだピボットピンの頭を切る前だな~

まあ、雰囲気としてはこんな感じ~

左からカリン、紅木、スネークウッド、ワイルドオリーブウッド、カナリーウッド、キリナイト、メープル、黒柿 

畳むとこんな感じ

う~む、いろんなハンドル材が並んで賑やかで良いな~

 

この後は革ケースを作るんだけど、時間的な事など諸事情によりオーダー品2本と、自分用1本の3つ分だけ作って残りは後回し

自分用は試作的な要素もあるので、今までとちょっと違う金具着けてみた

もうだいぶ前に具体的な使い道を考えず、ただ『面白そう』という理由で買った真鍮製シャックルだったが、ようやく出番がきたな~

そんな感じで肥後ノ守タイプ8本のナイフ本体は、既に刃付けや仕上げも終わり完成 

革ケース3つはタレに漬けたので乾燥中

来週の始め頃には嫁入りですな

 

というわけで、この肥後ノ守タイプの製作と一緒に準備してた物を本格的に作るべ~

 

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銀座ブレードショーへ行ってきた、その2

2016-07-15 16:20:21 | ナイフメイキング

はいはい、既に金曜ですが平気な顔して銀座ブレードショーネタの続きです・・・

ホントは昨日、書こうと思ってたんですが、何やらいろいろ忙しかったので、問題先送りして今日になりました

 

っで、各テーブルの様子は前回すでに紹介したので、まずはワタシの自慢大会から!!

今回、手に入れたナイフは2本

斉藤 博さんのシースナイフと伊原 賢治さんのファールディング

伊原さんのフォールディングはワタシも折畳みを作ってみたいので、まあ言うならばお手本です

斉藤 博さんのナイフは以前から1本欲しかったんですが、今回なかなか目を引く物があったんですよ!!

ハンドルは黒檀で、表面を凸凹に彫って仕上げられてます

これ凸凹を一つ一つ彫ってるそうで、どんだけ手間かかってるのかと・・・ 

ブレードはVG10の三層鋼ですが、刃のウネウネ模様とか表面の仕上げとか、かなりカッコイイ

見ためは仕上げの雰囲気もあって、重厚な感じですがコンシールドタングなので実際に持つと非常に軽いです

斉藤さんのナイフは比較的どれも、手を出しやすい価格帯なんですが、これは良い買い物したと思うな~

 

伊原さんのテーブルには中身の見える状態のサンプルが置いてあって

こうしてブレードを広げたり

畳んだりして中の動きが良くわかる!!

しかもこれを見ながら『ここはね~ こうなってる』とか『ここには、こんな加工してある』という解説も聞けました

ありがたいですな~ 

ワタシも現在製作中の物が落ち着く秋ぐらいから、フォールディングに挑戦してみたいと思ってるので、非常に参考になりました

っで、さらにありがたい事が!!

この日、伊原さんのナイフを最初に買ったのがワタシだったらしく、『最初の購入者プレゼント』もらった

↑このミニチュアナイフ

大きさがわかりやすいようスケールも並べたけど、凄い小さいのだよ

しかし良く見ると、構造としては普通のナイフと同じに作ってある・・・

これけっこう作るの大変だと思うんですけどね~

 

そして今回のショーでワタシが一番面白かった物はこれ!!

中山英俊さんのテーブルにあったナイフ

もう見た目からして普通じゃないんですが、構造がホント面白いよ

赤い矢印の部分を押すと、シャフトが緑色の矢印の方向に縮ます

そうすると、青で書いた1、2、3のピボットで構成されたリンク機構が動き、シース本体と押したシャフトの間隔が開く事でロック解除

↓このようにナイフを抜く事ができます

差し込む時はそのまま入れれば、リンク機構が押し開かれスプリングは縮む、ロックされる位置まで入るとスプリングの力でロック

ちょっと言葉で説明するのが難しいんですが、サスペンション等のリンクモーションみたいで、何とも面白い構造でした

中山さんはボールペンなど、いつも面白い構造を考えて来るんですが、ホント良く考え付くよな~

話しを聞いたら別の物を作ってる時、何かの拍子にリンク機構がロックして抜けなくなったらしい

っで、壊す勢いで万力にくわえガンガンやっても抜けなかった為、『あっ、この方法でシースのロック機構作ろう』となったらしいです

凄いよな~

 

っとまあ、そんな感じの銀座ブレードショーでした

 

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銀座ブレードショーへ行ってきた、その1

2016-07-12 17:46:02 | ナイフメイキング

さあ、前回の更新で書いた通り、先日の日曜日に開催された銀座ブレードショーへ行ってきたよ

っで、ショーの内容と直接関係ないんですが、今までブレードショーの会場はエアコンの効きが異様に悪かった

なんたって2月のショーでも会場内に半袖の人がいるぐらい・・・

『今回もやたら暑いんだろな~』と思っていたら、なんと普通に涼しいのだよ!!

後から知りましたがエアコンを新調したらしいです

 

ここから、ようやくショーの内容ですが

まあ、例によってあまり写真撮ってないです・・・

会場に入ってすぐは『そうだ! 写真撮らねば!!』と思ってるんですが、各テーブル回ってるうちの忘れます・・・

まずは荒川知芳さんのテーブル

自作のハンドル材や新しいデザインで、毎回楽しい内容の荒川さん

今回は『ペリカン』というシリーズが目を引きましたね~ 

その中でもワタシが一番気に入ったのがこれ↑

少し小さめなサイズですが、ハンドルのデザインが良いのだよ~

実はちょっと欲しかったのですが、どうしようか迷って他のテーブル回ってる間に売れてました・・・

やっぱね~ 良い物はすぐ売れちゃうんだよ!!

荒川さ~ん、またハンドル違いとか、同じシリーズでもう一回り小さいヤツなんてのもぜひ!! 

 

お次はマッカリーくん、こと間狩純平さん

もうスッカリ各地のショーで常連のメーカーさんですな

もの凄い勢いでナイフ作ってますが、今回のテーブル内容も勢いありましたな~

写真にはちょうど写ってないんですが、ラムホーンハンドルのビッグベアがあって、それがなかなか良い感じだったんだよね~

どうやら今回、かなりの好成績だったらしい!! 

 

宮前敏行さんのテーブル

いつも賑やかな内容のテーブルですが、今回は多徳ナイフも多くて凄い内容だった!!

宮前さんのナイフは独特のデザインと世界感があって、凄くカッコイイんだよね~

あんな愉快なオジサンが作ってるとは、とても思えない・・・

↓これは製作途中のナイフですが、『今オーダーすれば好きなハンドルが着けられますよ~』という状態

しかしま~ 多徳ナイフのノコギリやハサミも全部自分で作るんだから、ホント凄いよな~

 

山本宣弘さんのテーブル

今回も山本さんらしい力強いナイフがいっぱい  

しかしね~

こういう繊細で華やかなモデルもあるのだよ~ 

インテグラル構造のナイフにマザーオブパールのハンドル、そこにモザイクピンが入ってる

全体的な雰囲気や仕上げも非常にオシャレな感じでした

っで、普通に出展しているメーカーさんのテーブルはこれしか写真なし・・・ 

まあ、許せ・・・

 

しかし、銀座ブレードショーには『展示テーブル』と言って、販売なしで展示のみOKな出展枠があるのだよ~

今回は3名の方が出てまして、皆さん普通にレベル高いです!!

その中でも目を引いたのがこちらのテーブル↓

渡辺さんという方で、何とも華やかな雰囲気のナイフ 

そしてシースがまた面白いのだよ!!

 

その中で一番興味を引かれたのが、下の写真中央のナイフ

リカーブしたブレードにアルミハニカムを樹脂で固めたハンドルが着いてる

透けて見えるタングとハニカムが赤くキラキラして見えるのですが、なんとタングを磨いて取り付けてあるらしい

ワタシは透けるハンドル材使う時は、スペーサー入れてその色が透けて見えるように使いますが

タングを磨いてキラキラを透けさせるとは、その発想は無かったな~

渡辺さんの活動が気になる方は、ツイッターされてるようですのでこちらをご覧くだされ

 

まあ、そんな感じで各テーブルをウロウロ、グルグルと回遊してました

ショーの後には打ち上げにも参加して大盛り上がり!!

遊んでくれた皆さん、ありがとうございました

っで、各テーブルの様子はこんな感じですが、他にも面白かった物とか

ショーで手に入れた物自慢とかあるので続く~

 

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インプルーブドの守?

2016-07-08 17:06:51 | ナイフメイキング

なんかも~

毎日、蒸し暑いな~

しかし、そんな暑い季節ですが7/10の日曜日に銀座ブレードショーが開催されます

詳しくはこちらをどうぞ(https://www.napi.ac/ginzaknife.htm)

ワタシも例によって普通にお客さんとして行くので、会場でお会いする皆さんよろしくです~

 

っで、今日のネタは、前回の更新で紹介した肥後ノ守タイプのナイフと一緒に作ってた物 

まあこれも肥後ノ守タイプなんだけどね・・・ 

構造としては肥後ノ守だけど、ハンドルをインプルーブドにしてみた

ちょっとした思い付きで作ったんだけど、目新しいんじゃなかろうか

全長は155mm、ブレード長65mm 

ハンドル材はココボロ、ピボットピンとソングホールパイプは真鍮

 

実はこれワタシが持ってる鈴木美朗さん作のフォールディングケーパーを

『いつかこんなの自分でも作ってみて~な~』と思いながら眺めてる時に

『あれ? 肥後ノ守タイプにアレンジすれば今でも作れるんじゃね!?』と思い付いたのがキッカケで作ったのですよ

さすがにそのままではサイズ的な事やいろいろ無理なので、少々アレンジと言うかデフォルメしてデザインしたです

ハンドルの削りはこんな具合

薄くて小さいハンドルだけど、それなりにメリハリのあるインプルーブドハンドルに削るのは、なかなか気を使いますな 

 

畳むとこんな感じ 

ココボロを使うのは実は初めてでしたが、これがなかなか良い感じなのだよ~

ただ導管が太いので、そこをうまく処理しないと粗い仕上がりになってしまう恐れがある・・・

 

ケースは今までの物と同じ構造

 

ハンドル材違いで2本同時に作ってましたが、なんと製作途中で予約が!!

こっちのボコテを使った方はめでたく嫁入り

革ケースはオーダー時の希望で焦げ茶色

 

ホント、思い付きで作り始めた物でしたが、自分でもけっこう良い感じにできたと思います

今度はデザートアイアンウッドとかで作ってみたいな~

 

 

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