東海岸 - 音楽、食、犬の娘など

クラシック音楽、オペラ、食、ふわふわの犬の娘のこと、などをつれづれなるままに...

[ニュース] 2014-15シーズン発表: メトロポリタン・オペラ

2014-02-12 | クラシック、オペラのニュース

 

こちらのコメント欄で噂を小出しにしていたし、最近は便利なwikiサイトも出来て、ちっとも目新しくないですけれど、メトの来シーズン、本日発表。オンライン・カタログはこちら
恒例のソロ・リサイタルはルネ・パーぺ。
ざっとプレスリリース等を見てリストをアップデートしただけなので、間違いがあったらごめんなさい!

 

 

赤太字はHD映画館上映するもの
括弧内の公演日はマチネ


新演出

フィガロの結婚: 開幕公演 [9/22, 25, 27, 10/2, 7, 10, 14, (18), 22, 25, 12/4, 8, 12, 15, (20) ]
レヴァイン/ デ・ワールト指揮、リチャード・エア演出。ポプラフスカ/ コヴァレフスカ アマンダ・マジェスキ、M.ペーターセン/ デニース、レナード/ セレーナ・マルフィ、スザンヌ・メッツァー、マッテイ/ クヴィエチェン、アブドラザコフ/ M.ぺトレンコ シュロット
もともとの予定のグランデージは映画撮影のスケジュールの都合で降板。そしてこれはそもそもは4年連続ネトレプコ・ショーの予定だったのに、彼女はレパートリーに入れないことにしたので、代打の伯爵夫人たちですね。鑑賞したことを記憶から消し去りたいと思うほど酷い夫人だったコヴァレフスカが降板した代わりに、それよりさらに鑑賞を避けたいようなポプシー、役によってはさほど悪くない時もあるアブドラザコフのあのへらへら笑いの木偶の棒みたいなフィガロ、そしてルックス以外はなんとも魅力に欠けるレナード、のノッツェなんて、申し訳ないけど、どうひっくりかえせばウキウキできる開幕日なものやら。去年の今頃も「マッテイかわいそうというかマッテイを楽しみにしているわたしたちがかわいそう」なんて言ってましたけれど、来シーズンもだなんて・・・

クリングホファーの死 [10/20, 24, 29, 11/1, 5, 8, 11, (15)]
ロバートソン指揮、トム・モリス演出。オーブリー・アリコック、ミカエラ・マーティンス、ジョット、アラン・オピー、ライアン・スピード・グリーン
ジョン・アダムスもの第三弾。ENOとの共同演出。

メリー・ウィドウ: 大晦日公演 [12/31, 1/3, 6, 9, 13, (17), 20, 23, 28, 31 | 4/24, 27, 30, 5/7]
A.デイヴィス/ ルイージ指揮、ストローマン演出。フレミング/ スーザン・グレアム、ケリー・オハラ/ デニース、シュレイダー/ コステロ、ネイサン・ガン/ ロドニー・ジルフリー、トーマス・アレン/ オピー
今季のメトのオペレッタは評判があまりにも芳しくなかったですが、名誉挽回となりますか、またもや英訳リブレットはジェレミー・サムズ担当

イオランタ & 青ひげ公の城 [1/26, 29, 2/3, 7, 10, (14), 18, 21]
ゲルギエフ指揮、マリウシュ・トレリンスキ演出。ネトレプコ、べチャワ、マルコフ/ アニスキン、アレクセイ・タノヴィツキ。
青髭の方はナジャ・ミヒャエル/ ミカエラ・マーティンス、M.ペトレンコ
2009年のバーデンバーデン共演出。ミヒャエルは前回登場時のマクベス夫人がありゃりゃでしたが、大丈夫でしょうか

湖上の美女 [2/16, 20, 25, (28), 3/3, 8, 10, (14)]
マリオッティ指揮、ルイス・パスカル ジョン・フルジェイムス ポール・カラン演出、ディドナート、バルチェローナ、フローレス、ジョン・オズボーン、グラドゥス
結局サンタフェとの共演出

カヴァレリア・ルスチカーナ & 道化師 [4/14, 18, 21, (25), 29, 5/2, 5, 8]
ルイージ指揮、シェア マクヴィカー演出。アルバレス/ カール・タナー、ウエストブルック(サントゥッツァ)、ルチーチ(アルフィオ)
ラセット/ フリットリ、ガグニーゼ(トニオ)
アルバレスもタナーもトリッドゥとカニオの両役を頑張ってくれます。モナスティルスカのサントゥッツアもフリットリのネッダも噂だけで消えましたね。バートレット"おばか"シェアの演出じゃなくなって良かったことです。

 


再演もの

ボエーム [9/23, 26, 29, 10/4, 11/14, 20, 24, 28, 12/1, 5, 10, 13, 1/15, 19, (24)]
フリッツァ指揮、マリア・アグレスタ/ ルング ゲオルギュー/ オポライス/ シェルバチェンコ、ミルト・パパタナシュ/ フィリップス/ ヨンチェヴァ、イーメル/ヴァルガス、クヴィエチェン/クイン・ケルシー/ルカ・サルジ
アグレスタのメト・デビューかと思っていたのに少々残念ゲオルギュー、とうとう復活しましたね、とはいえ毎度おなじみの役でございます

マクベス [9/24, (27), 10/3, 8, (11), 15, 18]
ルイージ指揮、ネトレプコ、ルチーチ、パーぺ、カレヤ、ミカエラ・マーティンス
もともとは予定されていたマッカナフのファウストの再演が、当然のごとくボツになってからの企画。メトでのネト子のマクベス夫人登場は将来新演出が出るまで待たされる予定だったのが、これでアメリカでの役デビュー

カルメン [9/30, 10/(4), 13, 17, 23, 28, 11/(1), 2/6, 9, 13, 19, 23, 26, 3/4, (7)]
エラス・カサド/ ラングレ指揮、ラチヴェリシヴィリ/ ガランチャ、アントネンコ/ アラーニャ/ カウフマン、ハルティッヒ/ A.ペレス/ ホン、カヴァレッティ/ アブドラザコフ

魔笛  [10/6, 11, 16, 21, (25), 27, 31, 11/3, (8)]
A.フィッシャー指揮、イェンデ/ ミア・パーション、トビー・スペンス、ヴェルバ、パーぺ/ ゼーリッヒ
いつもの英語短縮版だと思ったら、ちゃんとやるんですね、それなら楽しみかも

アイーダ [10/30, 11/4, 7, 12, 15, 19, 22, 12/26, 29, 1/2, 5, (10), 4/9, 13, 17, 20]
アルミリアート/ ドミンゴ指揮、モナスティルスカ/ ラトーニア・ムーア/ ディカ、ボロディナ/ ウルマナ、ジョルダーニ/ ベルティ/ タナー, ルチーチ/ ドッベル,  コーツァン/  ベロッセルスキ

ムツェンスク郡のマクベス夫人 [11/10, 13, 17, 21, 25, (29)]
コンロン指揮、ウェストブルック、ブランドン・ヨバノビッチ/ フランク・ファン・アーケン、レイモンド・ヴェリ、コチェルガ
楽しみです

セヴィリアの理髪師 [11/18, (22), 26, 29, 12/3, (6)]
マリオッティ指揮、エロート レナード、モルトマン、ブラウンリー、ブルチュラーゼ

ニュールンベルクのマイスタージンガー [12/2, 6, 9, (13), 17, 20, 23]
レヴァイン指揮、マギー アンネット・ダッシュちゃん、カーギル、ボータ、ポレンザーニ アップルビー、ターフェル ヨハン・ロイター、ヨハネス・マルティン・クレンツレ、ハンス・ペーター・ケーニッヒ
クレンツレのメト・デビューは喜ばしいですね。ロイターは大丈夫かなぁ。これはシェンク演出での最後の公演になるんでしょうね

椿姫 [12/11, 16, 19, 22, (27), 30, 1/7, 10, 14, 17, 21, 24]
アルミリアート指揮、レベカ/ ポプラフスカヤ、コステロ/ デムーロ、テジエ

ヘンゼル&グレーテル: クリスマス公演 [12/18, (23), 27, 30, 1/1, (3), 8]
A.デイヴィス指揮、シェーファー、C.ライス、ドゥウェイン・クロフト ブルーベイカー

ホフマン物語 [1/12, 16, 22, 27, (31), 2/5, 28, 3/5, 11, 14, 19, 21]
イヴ・アベル/ レヴァイン指揮、ヒブラ・ゲルズマーワ(3役)/ オードリー・ルナ、スザンナ・フィリップス、マクシモヴァ、グリゴーロ/ ポレンザーニ、カリーヌ・デエイエ/ リンゼー、ハンプソン/ テジエ

ドン・ジョヴァンニ [2/4, (7), 11, 14, 17, (21), 24, 27, 3/2, 6]
ギルバート指揮、マッテイ、ピザローニ、ヴァン・デア・ヒーヴァー、エンマ・ベル、ドミトリ・コルチャック、リンゼー、アダム・プラチェトカ
マッテイ&ピザローニのコンビのドンGはもうこの演出初演時に堪能させてもらいましたので、今のところ鑑賞予定未定

マノン [3/9, 12, 17, (21), 25, 28]
ヴィヨーム指揮、ダムラウ、グリゴーロ、ラッセル・ブラウン

ランメルムーアのルチア [3/16, 19, 24, (28), 4/1, 4, 7, 10]
ベニーニ指揮、シャギムラトヴァ、カレヤ、ファビオ・カピトゥナッチ、A.マイルズ/ グラドゥス

エルナーニ [3/20, 23, 26, 31, 4/(4), 8, 11]
レヴァイン指揮、ミード、メーリ/ リュック・ロベール、ドミンゴ(ドンC)、ベロッセルスキ
数年前にもしやひょっとして、いやまさかねぇ、なんてお喋りしてましたけれど、ドミンゴのエルナーニのドンCデビュー!

ドン・カルロ [3/30, 4/2, 6, (11), 15, (18), 22, 25]
ネゼ・セガン指揮、フリットリ/ ハルトゥニアン、グバノヴァ/ ナディア・クラステヴァ、カウフマン/ ユンフンリー、キーンリサイド、フルラネット、J.モリス
カウフマン降板はほんと残念。カルメンを見る気がまったくないわたしはどうしたらいいっていうの?
これはメト初のフランス語初演版という話でしたが、それも発表直前でボツになったようで物珍しさ要素もなくなったかと。まともなヴェルディ指揮者が担当だったらいざ知らず、キーンリサイドとフルラネットだけのために行くべきか否か悩みます


仮面舞踏会 [4/23, 28, 5/(2), 6, 9]
指揮、ラドヴァノフスキ、ストーバー、ザジック、ヨンフンリー べチャワ、ホロストフスキ/ マルコフ

放蕩者のなりゆき [5/1, 4, (9)]
レヴァイン指揮、オロペサ レイラ・クレア、ブライス、フィンリー、アップルビー、ブリンドリー・シャーラット
オロペサの代わりがクレアというのは、わたしは文句ありません。フィンリーの怪演も楽しみです

 



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5 コメント

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先シーズンのコメント欄から (Kinox)
2014-02-13 10:41:13
一応今後の将来の噂をコピー&ペーストしておきます

[2015-16]
新演出
◇ 真珠採り: ジマーマン演出、ダムラウ&グリゴーロ?
◇ ルル: レヴァイン指揮、ウィリアム・ケントリッジ演出、ペーターセン
◇ マノン・レスコー: リチャード・エア演出、バーデンバーデン(2014年のイースター音楽祭)との共演出。ウェストブルックあるいはオポライス、カウフマン 
◇ エレクトラ: サロネン指揮、シェロー演出(Aix共演出)、マイヤー/ ゴーキ
◇ タンホイザー: もともとはレヴァインが2012-13シーズンに振る予定だったそう、カウフマンも噂
◇オテロ: ムーティでなくネゼ・セガン指揮、某英国人女性演出、アントネンコ、ルチーチ/ ホロストフスキ、ヨンチェヴァ(ミードも噂)
◇マクヴィカー演出のチューダー三部作の最後、ロベルト・デヴリュー? (ラドヴァノスキー)
ヘンデルのメサイア(ウォーナー演出)はボツ

再演
レヴァイン指揮の後宮とオネーギン、リゴレット、トロヴァトーレ(ネトレプコ)、シモンB(ドミンゴ)、アンナ・ ボレーナ(ラドヴァノスキ)、マリア・ストゥアルダ(ラドヴァノスキー)、湖美女、妙薬(イェンデ)、メフィストフェレ(1999年のカーセン版演 出)、フィガロ、 トスカ、蝶々さん (シション指揮)、トゥーランドット(ゴーキ/リンドストロム)、ボエーム、カヴ&パグ、ボリス、クリスマス時の理髪師
ボリス(ステファン・マルギータ)
こうもり、オテロ、ドンP(ネトレプコ)の再演はなしになったかも


[2016-17]
新演出
◇ トリスタンとイゾルデ: デッカーはやめてヘアハイム?演出、シュテンメ
◇ ばらの騎士: チェルニャーコフはやめてカーセン演出、フレミング(さよなら公演?、ウェストブルックの噂もあり)、ガランチャあるいはディドナート、エリン・モーリー、ギュンター・グロイスベック
◇ ポーギー&ベス
◇ ギョーム・テル: 2018年から繰り上がったピエール・オーディのオランダとの共演出 フローレスでなくイーメル/ ジョン・オズボーン、アンジェラ・ミード/ マリナ・レベカ
◇サーリアホのL'amour de loin ルパージ演出、マルッキ指揮、オーウェンズほか
もともとのアッシジのフランチチェスコの予定をやめて、この上演を繰り上げたのはメシアンはNYフィルに譲ったからということ。メトが女性作曲家の作品を取り上げるのは1903年のエセル・スマイスの「森」以来だとか
◇ 運命の力: クーシェイ(BSOとの共演出)、ラドヴァノフスキ、カウフ マン、2017-18に延期の可能性

ルパージ・リング再演がキャンセルされた代わりは、オポライス主演の新演出のルサルカ(オーウェンズほか)、オランダ人の再演(フォレ、ゴーキ、J.H.モリスほか)


再演
レヴァイン指揮のファルスタッフとイドメネオとペレアス、アルミーダ(ダムラウ)、エレクトラ(シュテンメ)、オテロ、マノン・レスコー(ネトレプコ)、オネーギン(ネトレプコ)、イェヌーファ(マッティラのコステルニチカ)、西部の娘(カウフマン?)、アイーダ、ボエーム、カルメン、こうもり、ドンG、理髪師(イェン デ)、クリスマス時の魔笛
その他ローエングリン(ゴーキ)という話もあるよう


[2017-18]
◇トーマス・アデスの新作『皆殺しの天使』(2015年のザルツブルクが世界初演、ROH では2017年春、メトは秋=2017-18シーズン)

ディドナートのセミラミデ、ネトレプコのマクベスは新演出か



[その他・それ以降]
+ 2018-19以降のヘアハイムによる演出、マイスタージンガー(ザルツブルクとの共演出)に加え、ローエングリンも検討中との話
+ 2018-19:ゴリホフのオーリードのイフィジェニー(仮名=ダイダロス)
+ 2018-19:ルパージ・リング再演(ゴーキ、J.ロイター)
?年、ダムラウ&グリゴーロのコンビの新演出ロメオとジュリエット(メアリ・ジマーマン)
?年、ゴーキのオルトルード
?年、クラウス・フロリアン・フォークト再登場
?年、ネトレプコのノルマ
?年、売られた花嫁(レヴァイン指揮、スティーヴン・ワッズワース演出)
?年、ラ・ファヴォリータ再演(ガランチャ)
?年、ケイティ・ミッチェル演出のコジ(ENOと共演出)
?年、カリクスト・ビエイトの演出の「何か」
リンカーンセンターシアターとのコラボで順次、若手作曲家による新作: マット・オーコイン、デイヴィッド・T・リトル、ジョシュア・シュミット
ご縁がなさそう (レイネ)
2014-02-13 18:54:13
アメリカ大陸に足を踏み入れたことがないので、これは!という演目やおっかけ歌手が出演するなら行ってみたいと思ってますが、来シーズンもメトにはご縁がなさそうです。。。しいて言えば、ウエストブルック主演の『ムツェンスク郡のマクベス夫人』です。これ(クシェイ演出のDNOプロダクション)で彼女はブレークしましたから。NYのはヴィック演出なんですね。彼女の体当たり演技と歌唱には期待できますね。(あと、妻の七光りでか、夫君のファン・アーケンもキャスティングされてる。。。。)
来季以降の演目噂を拝見しても、わたしがNYまで飛ぶことはなさそうに思えます。
『皆殺しの天使』は、おおいに期待してますが、先にヨーロッパやイギリスでやるし。。。
アメリカのどこかでイエスティン君がオペラ出演するというニュースご存知でしたら、教えてくださいね。
来シーズンは面白そうだけど (Kinox)
2014-02-15 03:03:59
レイネさま、それは欧州のほうがずっと刺激的な公演が多いでしょう。そしてゲルブ&レヴァイン体制のメトは、寂しいはなしですけれど、独自なものをやってすっころぶ方が多いので、共同演出もので無難にやってもらったほうが地元民としては好ましいというのもあります。

メトの「出演者は豪華なのだけれど・・・」なんですけどねぇ。なんかこの人は、以前のヒット公演と同じもの、とかの無難なパターンとか、キャストの組み合わせがどうも興味をひかれずらいシーズンなような。意外なびっくり、なんてこともあるかもしれないし、まぁ始まればまた盛り上がるかもしれませんが。

> ウエストブルック主演の『ムツェンスク郡のマクベス夫人』
> これで彼女はブレーク
そうなのですね、わたしはこれと、放蕩息子は格別に楽しみにしています。

> 夫君のファン・アーケンもキャスティング
そうそう、以前に出たときは、ワルキューレでしたっけ、あれは病欠の歌手の代打で、急遽妻の公演を救ったメト・デビュー、だったんでしたよね。今回は初めっからキャストされてますね。

> アメリカのどこかでイエスティン君がオペラ出演するというニュース
はい、もちろん! 来シーズンはNYCのイェスティンファンもあんまり面白くないかも、たしかメサイヤで登場するだけだったような気がします
中間アップデート (Kinox)
2014-10-11 09:15:34
メモが少したまったので・・・

[2015-16]
新演出
◇ 真珠採り(ENO共演出): ジマーマンでなくペニー・ウルコック演出、ダムラウ、グリゴーロ(/ ポレンザーニ?)
◇ ルル(オランダ、ENO他共演出): レヴァイン指揮、ケントリッジ演出、ペーターセン、スーザン・グレアム、ロイター(シェーン博士/切裂きジャック)、ダニエル・ブレナ、マルティン・ヴィンクラー
◇ マノン・レスコー: リチャード・エア演出、バーデンバーデン(2014年のイースター音楽祭)との共演出。オポライス(ウェストブルック? )、カウフマン 
◇ エレクトラ(春): サロネン指揮、シェロー演出(Aix、スカラ、リセウ、ベルリン共演出)、マイヤー(クリュテムネストラ)、シュテンメ(/ ゴーキ)、ピエチョンカ(クリュソテミス)
◇ タンホイザー: もともとはレヴァインが2012-13シーズンに振る予定だったそう、カウフマンも噂
◇ オテロ: ムーティでなくネゼ・セガン指揮、某英国人女性でもマクヴィカーでもなくシェア演出、アントネンコ、ルチーチ/ ホロストフスキ、ヒブラ・ゲルズマーワ/ ヨンチェヴァ(ミードも噂)
◇マクヴィカー演出のチューダー三部作の最後、ロベルト・デヴリュー: ラドヴァノスキ(このシーズン、三作全部やるのね)/ ミード、ポレンザーニ
ヘンデルのメサイア(ウォーナー演出)はボツ

再演
+ 後宮からの逃走: レヴァイン指揮
+ オネーギン: レヴァイン指揮
+ リゴレット: レヴァイン指揮、ペレチャッコ、コステロ/ べチャワ
+ トロヴァトーレ: レヴァインじゃなくアルミリアート指揮、ネトレプコ
+ シモンB: ドミンゴ、ゲオルギュー、カレヤ
+ アンナ・ ボレーナ: ラドヴァノスキ
+ マリア・ストゥアルダ: ラドヴァノスキ、ヴァン・デン・ヒーヴァー/ ミード
+ 湖美女: バルチェローナ
+ 妙薬: イェンデは消えてクルザック、グリゴーロ
+ フィガロ:
+ タンホイザー: ウェストブルック、ボータ
+ トスカ: グレギナ、ターフェル
+ 蝶々さん: シション指揮、アルトゥール・ルシンスキ
+ トゥーランドット: ゴーキ/ リンドストロム、リア・クロチェット、アルバレス
+ ボエーム: アグレスタ、レベカ/ マルティネス(ムゼッタ)、べチャワ、モルナール/ ケルシー(マルチェロ)
+ カヴ&パグ: フリットリ、モナスティルスカ、アラーニャ
+ ボリス: ステファン・マルギータ
+ クリスマス時の英語版理髪師
+ こうもり: ルーシー・クロウ (アデーレ)
+ ドンP: やっぱりネトレプコでなく、ゲオルギュー(?!!)/ エレオノーラ・ブラット、カマレーナ、マエストリ
オテロの再演はなし、それより1999年のカーセン版メフィストフェレ(アブ)がボツになったようなのが、がっかり



[2016-17]
新演出
◇ トリスタンとイゾルデ: ラトル指揮、デッカーはやめてヘアハイム?演出、シュテンメ、グバノヴァ、スチュアート・スケルトン/ ゲイリー・リーマン、二キーチン
◇ ばらの騎士: レヴァイン指揮、チェルニャーコフはやめてカーセン演出、フレミング(さよなら公演?、ウェストブルックの噂もあり)、ガランチャあるいはディドナート、エリン・モーリー、ギュンター・グロイスベック
◇ ギョーム・テル: 2018年から繰り上がったピエール・オーディのオランダとの共演出 フローレスでなくイーメル/ ジョン・オズボーン、アンジェラ・ミード/ マリナ・レベカ、フィンリー
◇サーリアホのL'amour de loin: ルパージ演出、マルッキ指揮、オーウェンズほか
もともとのアッシジのフランチチェスコの予定をやめて、この上演を繰り上げたのはメシアンはNYフィルに譲ったからということ。メトが女性作曲家の作品を取り上げるのは1903年のエセル・スマイスの「森」以来だとか
◇ ルサルカ: ジマーマン演出、オポライス、オーウェンス
◇ ロミオとジュリエット: (予算の都合で旧演出再演の可能性も) ジマーマン演出、ダムラウ、グリゴーロ
◇ ラ・ウォリー: アルミリアート指揮、買う不満、ゲオルギュー
◇ 運命の力: クーシェイ(BSOとの共演出)、ラドヴァノフスキ、カウフ マン、2017-18に延期の可能性 → 延期決定した模様
◇ ポーギー&ベスは19-20に延期?

ルパージ・リング再演がキャンセルされた代わりは、オポライス主演の新演出のルサルカ(オーウェンズほか)、オランダ人の再演(フォレ、ゴーキ、J.H.モリスほか)


再演
レヴァイン指揮のファルスタッフとイドメネオ(クライター、べチャワ、オーウェンス)とペレアス、アルミーダ(ダムラウ)、エレクトラ(シュテンメ)、オテロ、マノン・レスコー(ネトレプコ/ゲオルギュー、アントネンコ)、オネーギン(ネトレプコ、ポレンザーニ)、イェヌーファ(マッティラのコステルニチカ、ディカ)、ドンG(レベカ&ポレンザーニの熱いコンビ、ゲルズマーワ、セレーナ・マルフィ)、西部の娘(カウフマン?)、アイーダ(あの大掛かりな舞台、最後のシーズンになるんでしょうかね)、ボエーム、カルメン(コッシュ、アグレスタ)、こうもり、ドンG、ナブッコ(モナスティルスカ、ドミンゴ)、理髪師(イェン デ、カマレーナ?)、シラノ・ドゥ・ベルジュラック、オランダ人(ゴーキ、J.H."若"モリス、フォレ)、清教徒(ダムラウ、カマレーナ)、アルジェのイタリア女(カマレーナ人気で追加されたんですかね)、リゴレット(ペレチャッコ、カレヤ)、椿姫(ファビアーノ)、クリスマス時の魔笛
ローエングリン(ゴーキ、フォークト)をやる話はオランダ人やるし、予算の都合でキャンセルになった様子。もう演目は何でもいいから遅くならないうちにフォークト再来してほしい!


[2017-18]
◇ 開幕 - ノルマ: ネトレプコ、ディドナート/バートン(yay!)
◇ アデスの新作『皆殺しの天使』 (2015年のザルツブルクで世界初演、ROH では2017年春、メトは秋=2017-18シーズン): キーンリサイド
◇ トスカ(年末公演?): マクヴィカー演出、オポライス
◇ サンドリヨン: ディドナート
◇ コジ: ケイティ・ミッチェルじゃなくてフェリム・マクダーモット(ENO共演出)
◇ 上記のクーシェイの運命の力?
ネトレプコのマクベスはどうなったか不明


再演
エレクトラ(春、ゴーキ)、セミラミデ(ディドナートが降りて旧演出、ミード、カマレーナ)、ボイトのメフィストフェレ(ゲオルギュー)、ルチア(マリオッティ&ペレチャッコ)、ファルスタッフ、ヘンゼル&グレーテル




--- その他・それ以降 ---
[2018-19]
サムソンとダリラで開幕(ミキエレット演出、イーメル、ガランチャ)、アイーダ新演出(ネトレプコ)、ゴリホフのオーリードのイフィジェニー(仮題=ダイダロス)、アドリアーナ・ルクヴルール(ゲオルギュー、ラチヴェリシヴィリ、カウフマン)
ルパージ・リング再演(ゴーキ、フォークト!!!、J.ロイター)
[2019-20]
ヘアハイム(ザルツブルク共演出)のマイスタ(フォレ)、見えざる町キテージと聖女フェヴォロニャの物語(チェルニャーコフ、DVDと同じ演出かどうかは不明)、ポーギーとべス

+ ヘアハイムのローエングリン?、ゴーキのオルトルード?
?年、売られた花嫁(レヴァイン指揮、スティーヴン・ワッズワース演出)
?年、ラ・ファヴォリータ再演(ガランチャ)
?年、カリクスト・ビエイトの演出の「何か」
リンカーンセンターシアターとのコラボで順次、若手作曲家による新作: マット・オーコイン、デイヴィッド・T・リトル、ジョシュア・シュミット
明日発表ということなので・・・ (Kinox)
2015-02-18 09:53:40
アップデートしておきました!


[2015-16]
新演出
◇ 開幕: オテロ: (ムーティという話もかつてありましたが了承するわけもなく、残念なことに)ネゼ・セガン指揮、某英国人女性でもマクヴィカーでもなくシェア演出、代打を始め今シーズン大活躍で格上げのヨンチェヴァ/ヒブラ・ゲルズマーワ(/ミードも噂)、 アントネンコ、ルチーチ/ ホロストフスキ、ヨンチェヴァ(ミードも噂)
◇ 11、12月 ルル(オランダ、ENO他共演出): レヴァイン指揮、ケントリッジ演出、ペーターセン、スーザン・グレアム、ロイター(シェーン博士/切裂きジャック)、ダニエル・ブレナ、マルティン・ヴィンクラー
◇ 真珠採り(ENO共演出): ジマーマンでなくペニー・ウルコック演出、ダムラウ、グリゴーロ(/ ポレンザーニ?)
◇ マノン・レスコー: リチャード・エア演出、バーデンバーデン(2014年のイースター音楽祭)との共演出。オポライス(ウェストブルックの可能性は消えた? )、カウフマン 
◇ エレクトラ(春): サロネン指揮、シェロー演出(Aix、スカラ、リセウ、ベルリン共演出)、マイヤー(クリュテムネストラ)、シュテンメ(/ ゴーキ)、ピエチョンカ(クリュソテミス)、オーウェンス(オレスト)
◇マクヴィカー演出のチューダー三部作の最後、ロベルト・デヴリュー: フリッツァ指揮、ラドヴァノスキ(このシーズン、三作全部やる)/ ミード、ポレンザーニ
ヘンデルのメサイア(ウォーナー演出)は随分前にボツ

再演
+ 後宮からの逃走: レヴァイン指揮
+ タンホイザー: ウェストブルック、ボータ、マッテイ???
 もともと2012-13年にレヴァインで新作でカウフマンで、という話もあったことはありました
+ リゴレット: レヴァイン指揮、ペレチャッコ、コステロ/ べチャワ/ カレヤ
+ トロヴァトーレ: レヴァインじゃなくアルミリアート指揮、ネトレプコ/ミード
+ シモンB: ドミンゴ、ゲオルギュー(はないと思う)/フリットリ、カレヤ
+ アンナ・ ボレーナ: フリッツァ指揮?、ラドヴァノスキ、ガランチャ
+ マリア・ストゥアルダ: フリッツァ指揮?、ラドヴァノスキ、ヴァン・デン・ヘイヴァー/ ミード
+ ドンP: やっぱりネトレプコでなく、ゲオルギュー(も恐らくないと思う)/ エレオノーラ・ブラット、カマレーナ、マエストリ
+ 湖美女: バルチェローナ
+ 妙薬: イェンデは消えてクルザック、グリゴーロ/ アラーニャ
+ フィガロ: ピザローニ(伯爵)
+ トスカ: グレギナ/ゲオルギューはボツでモナスティルスカ?、ターフェル
+ 蝶々さん: シション指揮、アルトゥール・ルシンスキ
+ トゥーランドット: ゴーキ/ リンドストロム/ J.ウィルソン、ゲルズマーワ/ リア・クロチェット、アルバレス
+ ボエーム: アグレスタ、レベカ/ マルティネス(ムゼッタ)、べチャワ、モルナール/ ケルシー(マルチェロ)
+ カヴ&パグ: フリットリ、モナスティルスカ、アラーニャ
+ クリスマス時の英語版理髪師
+ こうもり: ルーシー・クロウ (アデーレ)、フィリップス(再演)、グレアム(オルロフスキ)

1999年のカーセン版メフィストフェレ(アブ)がボツになったようなのが、がっかり
オネーギン(レヴァイン指揮)、ボリス(ステファン・マルギータ)も消えたんでしょうかね



[2016-17] このシーズンはリンカーンセンターのメト50周年ガラが。メトのガラは久しぶりなので、楽しみです
新演出
◇ 開幕: トリスタンとイゾルデ: ラトル指揮、デッカーはやめてヘアハイムでもなくてトレリンスキ演出、シュテンメ、グバノヴァ、スチュアート・スケルトン/ ゲイリー・リーマン、パーぺ、ニキーチン
先に3月にバーデンバーデンで上演あり
◇ ばらの騎士: レヴァイン指揮、チェルニャーコフはやめてカーセン演出、フレミング(さよなら公演?、ウェストブルックの噂もあり)、ガランチャ(/ディドナート?)、エリン・モーリー、ギュンター・グロイスベック
これはコヴェントガーデン、パリと共演出
◇ ギョーム・テル (10/16-11/12): 2018年から繰り上がったピエール・オーディのオランダとの共演出 フローレスでなくイーメル/ ジョン・オズボーン、アンジェラ・ミード/ マリナ・レベカ、フィンリー
◇サーリアホのL'amour de loin: ルパージ演出、マルッキ指揮、オーウェンズほか
もともとのアッシジのフランチチェスコの予定をやめて、この上演を繰り上げたのはメシアンはNYフィルに譲ったからということ
メトが女性作曲家の作品を取り上げるのは1903年のエセル・スマイスの「森」以来だとか
◇ ルサルカ: ジマーマン演出、オポライス、ジョヴァノヴィッチ、オーウェンス
◇ ラ・ウォリー: アルミリアート指揮、カウフマン、ゲオルギュー

◇ ロミオとジュリエット: (予算の都合で旧演出再演の可能性も) ジマーマンじゃなくシェア演出、ダムラウ、グリゴーロ
◇ 運命の力: クーシェイ(BSOとの共演出)、ラドヴァノフスキ、カウフ マン、2017-18に延期の可能性 → 延期決定した模様
◇ ポーギー&ベスも19-20に延期?

ルパージ・リング再演がキャンセルされた代わりが、新演出のルサルカ、オランダ人の再演

再演
+ アイーダ
あの大掛かりな舞台、最後のシーズンになるんでしょうかね、風物詩がなくなるような気持ちがします
+ 理髪師: イェン デ、カマレーナ
+ ボエーム
+ カルメン: コッシュ、アグレスタ
+ ドンG: レベカ&ポレンザーニの熱いコンビ復活、ゲルズマーワ、セレーナ・マルフィ
+ オネーギン: レヴァイン指揮、ネトレプコ、ポレンザーニ
+ 清教徒: ダムラウ、カマレーナ
ダムラウのアルミーダから変更になったのかな
+ オランダ人: フォレ、ゴーキ、J.H.モリス
+ イドメネオ: レヴァイン指揮、クライターべチャワ、オーウェンス
+ アルジェのイタリア女: カマレーナ
2013-14での人気沸騰で追加された感じ
+ 椿姫: ファビアーノ
+ イェヌーファ: マッティラのコステルニチカ、ディカ、カイザー
+ マノン・レスコー: ネトレプコ/ゲオルギュー、アントネンコ
+ ナブッコ: ドミンゴ、モナスティルスカ
+ リゴレット: ペレチャッコ、カレヤ
+ シラノ・ドゥ・ベルジュラック: アルミリアート指揮
+ こうもり
+ オテロ
+ ペレアスとメリザンド: レヴァイン指揮
+ 西部の娘: カウフマン?
+ 季節の英語版・短縮版の魔笛

ローエングリン(ゴーキ、フォークト)をやる話はオランダ人やるし、予算の都合でキャンセルになった様子。もう演目は何でもいいから遅くならないうちにフォークト再来してほしい!
ファルスタッフは次のシーズンに


[2017-18]
◇ 開幕 ノルマ: ネトレプコ、ディドナート/バートン
◇ アデスの新作『皆殺しの天使』 (2015年のザルツブルクで世界初演、ROH では2017年春、メトは秋=2017-18シーズン): キーンリサイド、クート、(イェスティン?)
◇ トスカ(年末公演?): マクヴィカー演出、オポライス、カウフマン、ターフェル
◇ サンドリヨン: ペリ演出、ディドナート、クート
◇ コジ: ケイティ・ミッチェルじゃなくてフェリム・マクダーモット(ENO共演出)、レヴァイン指揮
◇ 2016-17予定だったクーシェイの運命の力: ビエイト演出、ラドヴァノフスキ
ネトレプコのマクベスはどうなったか不明

再演
+ エレクトラ(3月): ゴーキ、A.ワーグナー、マッティラのクリュイタムネストラ
+ ルイザ・ミラー: ヨンチェヴァ、べチャワ
+ ボイトのメフィストフェレ: ゲオルギュー
+ ルチア: マリオッティ&ペレチャッコ
+ セミラミデレ: ミード、カマレーナ
新作の話はディドナートが降りたのでボツ
+ ファルスタッフ
+ 季節のヘンゼル&グレーテル


[2018-19]
◇ 開幕: サムソンとダリラ: ミキエレット演出、(イーメルの予定と聞いていたが)アラーニャ、ガランチャ
◇ アイーダ: ネトレプコ
ネト子ちゃんのためにあれだけ観光客まで動員できる演出を反古にするのですから、よっぽど納得のいくものにしてね
◇ ゴリホフのオーリードのイフィジェニー(仮題=ダイダロス)

再演
+ プッチーニ三部作: オポライスが三役
+ ルパージ・リング再演(ゴーキ、フォークト、フォレ、J.ロイター)
+ アドリアーナ・ルクヴルール(ゲオルギュー、ラチヴェリシヴィリ、カウフマン)???

[2019-20]
◇ アイーダ: ネトレプコ
◇ マイスタ: ヘアハイム(ザルツブルク共演出)、フォレ)
◇ 見えざる町キテージと聖女フェヴォロニャの物語(チェルニャーコフ、DVDと同じ演出かどうかは不明)
◇ ポーギーとべス
◇ Intimate Apparel(リッキー・イアン・ゴードン)

+ ヘアハイムのローエングリン?、ゴーキのオルトルード?

--- その他・それ以降 ---
?年、売られた花嫁(レヴァイン指揮、スティーヴン・ワッズワース演出)
?年、ラ・ファヴォリータ再演(ガランチャ)
?年、カリクスト・ビエイトの演出の「何か」
リンカーンセンターシアターとのコラボで順次、若手作曲家による新作: マット・オーコイン、デイヴィッド・T・リトル、ジョシュア・シュミット

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