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[ニュース] 2014シーズン発表: タングルウッド音楽祭

2013-11-21 | クラシック、オペラのニュース

 

昨日、メトの影のない女の衛星ラジオ放送に再びうつつを抜かしている間に、来夏の、タングルウッド 2014のラインナップが発表になってました(ちなみに本日のバイエルンの影のない女初日のラジオ放送も録音を頼もうと思っていたのに、うっかり忘れててがっかり、まあ来月ウェブキャストがあるからいいっか・・・)。
タングルウッド 2014のスケジュールおよびプログラムはこちら、出演者情報はこちら
現在の今シーズンに引き続き、来シーズンのネルソンス着任の二度目の前夜祭という感じで盛り上がってほしいです。

その他の客演指揮者はドホナーニ、フリューベックd.B.、デュトワを始め、ジンマン、ロバートソン、スラトキン(生誕70周年記念)、A.フィッシュ、ドゥネーヴほか。ボストン響だけじゃなくて、P.ヤルヴィ&ブレーメン・ドイツ室内フィル客演もあります。

楽器奏者はムッター、ベル、シャハーム、アックス、ヨーヨーマ、ティーボーデ、ブロンフマンなどのthe usual suspectsをはじめ、カヴァコス、ルガンスキ、ゲルシュタイン、P.ルイスほか、客演ではエマソン弦楽四重奏団(ショスタコービッチ)ほか。

歌手は、るねい女史(7/5、独立記念日の週末の開幕コンサート)、ハンプソン、アップショー、デノケ、コノリー、フレデリカ・フォン・シュターデ(カンディドに出演)、ティリング、レナード、マムフォードなどの面々。

ざっと見ると、やはりシュトラウスが少し多くなっているでしょうか。オペラものでは、ヘンデルのテセオ(フィルハーモニア・バロック管)、バーンスタインのカンディド、ビーソン作曲リジー・ボーデン。また映画ものではドゥネーヴがアレクサンダー・ネヴスキに挑戦します。

 


ネルソンスの前回、2012年のタングルウッド・デビュー時


7/11のネルソンス就任記念ガラでは、デノケのマルシャリンがちら聴きできるのは興味があるけれど、それと交響的舞曲とボレロの組み合わせって、確かにネルソンスは得意そうだけれど、あんまりガラ的すぎ、しかもラフマニノフはダンスつながりと言っても暗すぎ、ふふ。それにしても交響的舞曲、ボストン響ならバシッとやればほんとシャープでかっこいいわたしが理想と思うような交響的舞曲になるだろうなぁ。この日はお祝いにコンサート前ディナーやコンサート後パーティも行われるそう、お祭りっぽくてよいのでしょう(コンサートチケットはウェブで買えますが、ディナーなどの申し込みはお電話で)。
冠ものではクーセヴィツキ夫妻記念やレニー・バーンスタイン記念コンサートもあるのもタングルウッドらしいです。オザワ・ホールは20周年記念だということですが、ご本人は来てくれないんですかね、まぁ去年のようなヒートウェイブが来ると困りますので、この間の野球応援演奏くらいでこちらは充分、贅沢言わないので、ボストンで再びフルに振れるようになるまでご自愛いただきたいです。


それにしてもネルソンスとベルのラロのスペイン交響曲なんておもしろそう。
アックス、ヨーヨー、カヴァコスのトリオのブラームス室内楽、カヴァコス&ドゥネーヴのシマノフスキ2、ドホナーニ(ティリング、コノリー)のマーラー復活(今シーズンボストンでもやってませんでしたか)、締めのデュトワの合唱幻想曲と第九なども凄そうです。


いつもながら現代音楽特集(今年はアメリカ人作曲家に強い)もありますし、ボストン・ポップスの方は、恒例のジョン・ウイリアムス自振りの映画音楽の晩とか、オズの魔法使いをオリジナルスコアと歌唱の音源で上映同時演奏とか、親戚一同が楽しめそう。
お近くの方々は、お天気の具合をみつつ、当日芝生券を利用して家族・友人と気軽に夏の夕べのピクニック&音楽鑑賞を楽しめる音楽祭、今回も充実しています


オザワ・ホールの公演は分かりませんが、シェッドでのコンサートはいつものようにWGBHが生中継後オンディマンドで配信してくれるでしょう。金曜・土曜のコンサートは、生でもちょうど日本の週末の朝にあたりますので、現地にいらっしゃらない方も楽しめるのがよいかと。

ブログをやっていると、そういえば去年の発表の時にはもうすでに軽く雪が降ってたりしたんだっけ、ということも思い出されて面白いもんです。雪好きの家族には悪いんですけれど、今年も暖冬だと楽なのですけれど・・・

 



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