阿部ブログ

日々思うこと

日本の情報収集衛星が中国上空で機能停止と中国の宇宙戦能力

2016年12月18日 | 雑感
今年8月、日本の情報収集衛星が、中国の攻撃を受け機能停止に陥った。
市ヶ谷台もそうだが、お茶の水のソラシティにいるJAXAの情報収集衛星担当部門も混乱を極めた。丁度、中国は8月16日、盗聴不可能な量子通信衛星「墨子」を長征2号Dで打ち上げている。
日本の量子ICT技術を研究している研究者は、中国との量子通信技術で連携したいのだが、情報収集衛星の機能停止により、連携は不可能になった。防衛や警察など諜報関係部門は怒り心頭で、「量子衛星で日中連携だ? 何言ってるんだお前ら、ああ〰(怒)」
また、情報収集衛星が打ち上げられるが、中国の宇宙戦能力の向上で、日本のやわな衛星など無力化するのは簡単なことだ。

2013年7月20日、太原衛星発射センターから実践15号、試験7号、創新3号の各衛星が宇宙空間に放出された。試験7号は、とある衛星に接近し、ロボットアームを出し、軌道から移動させ地球に叩き落した。宇宙デブリの除去という大義名分はあるが、これは脅威だろう。
実践15号は、軌道上から極超音速ミサイルの発射を行っているし、創新3号は搭載したレーザーで衛星を無力化する実験を行っている。中国の宇宙戦能力は、米国に肉薄している感がある。2007年1月11日、有名な人工衛星破壊実験が行われている。東風22号(SS-19)が地上から発射され、軌道上にあった気象衛星「風雲1号C型」に見事命中し、破壊している。
中国は、開戦劈頭、GPS衛星や通信衛星など、軍事宇宙アセットの破壊&無効作戦を実施する。勿論、日本の情報収集衛星もターゲットである。第2次目標だが・・・

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