10日から始まった個展初日は、梅雨入り間近の予感の中、
快晴に恵まれたお蔭で、朝からお客さまが途切れることなくお越し下さり、
嬉しいスタートとなりました
数年ぶりの再会や、洋三先生、千葉や岐阜からもはるばると~ありがとうございました
この日は畏れ多くも、麗川先生が手作りのお弁当等々とともに
サポート隊長としてお越し下さり、とても心強かったです
さてさて会場の様子をちょっとづつご紹介していきたいと思います。
入口入って右手は、祈りのかたちの抽象作品群。
大きさは絵画用の額の太子サイズのBOX型と、45×90cmの作品。
正面には今回のDMの作品を、更に大きくして約1m×2mに書き上げました。
そして反対側、入って左側は、小品の文字群。
こちらは白を基調としたBOX型の額作品。
今回のテーマ、「祈りのかたち」は、ある日丈青氏の初ソロアルバムを聴いていて、
そのイメージが広がり、改めて祈りについて自分なりに感じたものがありまして。
それはこんな感じです。
祈りのかたち
生きていると、いろんな出来事が行ったり来たり。
今までは祈りというと、誰かや何かにお願いをする受け身のイメージがありました。
ある日、祈りは、日々泣いたり笑ったり、時にどうにもならない現実に
出くわしたりする中で、自分自身への問いかけだったり、励ましだったり
するのかもしれないと思うようになりました。
祈りは、受動ではなく能動なのだと。
そう思ったら、起きる全てが新しいチャレンジへのきっかけなのかも、と。
私は書では、木簡が大好きです。
自由で伸びやかでおおらかで、解放感に満ちているからです。
木簡にずっと憧れ、木簡のような生き方をしたいと思っています。
そのことと、祈りのかたちが、自分の中でつながったのです。
祈りのかたちを探したら、ことばがどんどん浮かんできました。
たとえば、「閃」。
能動的な思考、行動ができたなら、そこには閃きが生まれるかも、とか。
「心如水」は、心は水のごとく常に動いていたいなぁ、とか。
「もろくてつよいこころ」は、ただ強いだけは、人も自分も傷つけることも。
もろさや弱さを持ち合わせた強さは、強風にも負けない
たおやかさを持っているのでは、とかとか。
それらの思いは私の抽象作品にも表れています。
どこかに跳ね上がる線、それは木簡からもらった解放感、エネルギー。
いらないものを潔く払い去る姿かたちです。
そして、勢いよく伸びる線の向こうに、それを受け取ってくれる人がいたら嬉しいです。
正面の大きな作品、それぞれの作品画像は、順次アップしていきますので
またお立ち寄り頂けましたら嬉しいです♪
明日はまた会場でお待ちいたしております。
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13日 13:30~は丈青氏との、墨 JAM ピアノ
13:00開場。チケットは全席自由・当日受付。
JAMのお問合せは メイプルホール まで。
(株)ムーヴィン 電話:042-751-5011
Mail:maple.sagamihara@gmail.com