屏風 「一歩」
今日は先日もご案内した大五郎先生こと、渡部大語先生の個展にお邪魔。
袴姿の大語先生と、奥様、愛息子の笑大くん、愛娘の笑花ちゃんも会場に。
初めまして~と奥様をご紹介下さった時、笑大くんが「沙於里さん?」って笑顔で。
ひゃ~うれしい。 はじめまして~って握手して
で、お許しを頂いて写真を撮ってたら、笑大くんが元気よく走ってきて
「一歩」のポーズかな?
すすとボンドを混ぜて書かれたそうで。
作品アップするとこんな感じのマチエール ↓
こちらは、墨にゼラチンを混ぜて書かれたとか。
で、冷房のきいた中で書いて、一端エアコンを切ったら室温があがり
偶然ゼラチンの一部が溶けて固まったのが、十画目の横の線の部分だそうで。
文字は、腕一杯に夢を抱えているようですね~
そして厳しくもあったかい「一念」は、この文字を使った刻字作品もありました。
大語先生といえば、やっぱりこういう詩の世界も魅力的♪
新美南吉の詩「風の光にほめくべし花も匂はゞ酔ひしれむ」
目の中に入れても全然痛くない、かわいい二人のお子さんへのやさしい眼差しが
感じられる作品もあったり
大谷句佛の句「口あいて落花ながむる子は仏」
左:屏風 「一笑千金」 右:心有太陽 脣有歌」(心に太陽を、唇に歌を)
↑これはYahooオークションで落札した屏風とか。まわりには藍の型染めが施されてます。
ことばがまた、いいですね~。「一笑千金」
↑屏風の模様アップ
で、これも屏風↓ 山頭火の句「私が求むる花は地獄のまんなかに咲いてゐる」
写真ではわからなけど、薄桃色の全紙4枚に。
一字一字の表情はおっとりと、どこか子供のような遊び心、いたずら心も感じるのは
やっぱり大語先生のお人柄かしらん
そして今回は陶の作品もいろいろと。
毎日この文字を見ながらの一杯は、消化もよく会話も弾むような
展覧会は明日4日まで、銀座鳩居堂で開催中。
そうそう、奥様の渡部忍さん編の『作品に書きたい 心の詩』が新刊とのこと。
大語先生のブログを拝見すると、いつもご家族元気印で仲良く、ほのぼのされていて、
先生の力の素はきっと、素敵な奥様とかわいい二人のお子様ですね~
今日はありがとうございました♪
久しぶりに書きたくなってきました。
夏の暑い間は何もやる気にならなかったのですが
そろそろ涼しい時間帯に書いてみようかな?
みのりさんの作品も楽しみにしてま~す♪
笑大の得意顔は、なかなかカメラに収められませんです。
ゆっくりお話を伺いたかったのですが、たくさんのお客さまがいらしてたので、またの機会に
個展終わってもまだまだお忙しそうですが、ご無理なさいませんように~
笑大君の変顔もいけてました~