心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

ムショウに楽しい!って感覚

2008-09-04 | つれづれ
                          (半紙)




この夏、朝ベランダで洗濯物を干していると、家の周辺を全速力で走る
小さな自転車をよく見かけた。

マルコメくんみたいな丸坊主の幼稚園くらいのかわいい男の子。
春頃はまだ補助輪をつけて、ガラガラ言わせながらもやっぱり走っていた。

洗濯物を干したあと、今度は花に水やりを始めると、まだ走ってる。
どうやら補助輪が取れてうれしいのか、この区画を何度も周遊していたみたい。

その顔はどこか得意気で、楽しそうで、見ている方もなんだか楽しくなってきて
彼の周遊はその後も続き、ある日声をかけてみた。

「自転車、上手になったね」
すると彼は、満面の笑みとキラキラした瞳で
「うん!ありがとう! 」って全速力で走りながら。

おっ。 いいねぇ
忘れてたよ~ このムショウに楽しい!って感覚を。

こちらこそ、ありがとね~マルコメくん! 


「つきぬける明るさこそ美学」

尊敬する大好きな芸術家、嶋本昭三さんのことば。
しばらく本棚に眠っていたけど、また読んでみよっと。

今日のオススメの1冊 

嶋本さんの著書 
芸術とは人を驚かせることである 

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2 コメント

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Unknown (あ~るん)
2008-09-04 13:41:16
・・・子供の特権!?でしょうか、その底抜けに明るい感覚は。大人になるといろんな事考えちゃってブレーキかかりますもんね。・・・うちの子親に似てか(苦笑 変わっております。自転車にまともに乗り始めたのは小学校の4年生くらい。友達は皆乗り回してるのに「いいねん別に・・・」って感じでなかなか乗ろうとしませんでした。まぁ、その時は自転車が必要ではなかったので私も無理強いはしてなかったのですが。そして幼児自転車を随分長く乗っていまして「別に要らん」って言うんです。同年代の子はほとんどマウンテンバイクに颯爽と乗っているのに・・・。でも、ようやく塾に通うようになり自転車にも慣れ、それを機会に大きい自転車を買った途端、彼の本能に火がつきました!「おぉ~っ!」と雄たけびを上げながら爆走する姿・・・。遅まきながら自転車にはまった様です。今は随分落ち着きましたが、それでも歌を歌いながら走ったり・・・とちょっと風変わりです。多分あんまり周りの目を気にしない性格なんでしょう・・・!と、思うようにしています。あんまり、マイペースな時はさすがに注意しますけど「へぇ~」って感じです。子供は無邪気で、やっぱり憎めませんっ(親ばか??)
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あ~るんさん (沙於里)
2008-09-05 00:23:09
たくさんコメントをありがとうございます♪
>「おぉ~っ!」と雄たけびを上げながら爆走する姿・・ を想像すると、自然と笑顔になっちゃいますね~。
忘れないでいたいですね~人目も気にせず、素直に感激する心を 
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