日本「鬼」総覧 ‘94年 (裏表紙)
当時、新人物往来社の編集部にいらしたIさんから、突然連絡があり。
「本のタイトルに使うから、鬼って字を書いてくれない? 」
「もちろん、出来がよかったらの話だけどね」
何枚書いただろう・・・。
楽しくて楽しくて、いろんな鬼を想像して書いた。
やさしい鬼、寂しい鬼、神経質な鬼、いたずらっ子な鬼、甘えん坊な鬼・・・。
図々しくも、どれも思い入れがあって選べずに、書いたものほとんどを
送った気がする。
そんな思いを察してくださったのか、表紙、裏表紙には色違いにして、
本文のカラーページやちらしには、別の「鬼」を使って下さった。
(おもて表紙)
その後、基督教、神道、日本人の「死と宗教」を探る、日本史「名言名句」総覧
でも表紙に使って下さり・・。深謝深謝
このシリーズ、その内容は半端じゃないです。
この「鬼」総覧、まさに日本の鬼の全て~鬼に関するエッセイまで網羅。
たとえば目次をご紹介しますと・・・
鬼の起源、鬼になる方法、鬼の文芸~各地の民話、鬼の祭り、鬼の信仰、
鬼の美術、鬼のことわざ、鬼の歌、鬼の博物館、鬼の住む街、鬼年表、
世界の鬼・・・等々・・等々・・そしてあの口裂け女の話まで。
改めてじっくり読むと、なかなか興味深いものがあります。
編集後記に(み)さんの、こんなことばが。。
鬼は人々の豊かな感性から生まれた。
時を過ごし、場所を移るごとに、鬼もまたさまざまに姿を変えた。
だが今、ここにきて科学の力や文明の光を得た人間は、ついに鬼を
喰らい始めたのではないかと、不安に思うことがある。
人間であることに奢らずに、いつでもオニを感知できるようでありたい。
当時、新人物往来社の編集部にいらしたIさんから、突然連絡があり。
「本のタイトルに使うから、鬼って字を書いてくれない? 」
「もちろん、出来がよかったらの話だけどね」
何枚書いただろう・・・。
楽しくて楽しくて、いろんな鬼を想像して書いた。
やさしい鬼、寂しい鬼、神経質な鬼、いたずらっ子な鬼、甘えん坊な鬼・・・。
図々しくも、どれも思い入れがあって選べずに、書いたものほとんどを
送った気がする。
そんな思いを察してくださったのか、表紙、裏表紙には色違いにして、
本文のカラーページやちらしには、別の「鬼」を使って下さった。
(おもて表紙)
その後、基督教、神道、日本人の「死と宗教」を探る、日本史「名言名句」総覧
でも表紙に使って下さり・・。深謝深謝
このシリーズ、その内容は半端じゃないです。
この「鬼」総覧、まさに日本の鬼の全て~鬼に関するエッセイまで網羅。
たとえば目次をご紹介しますと・・・
鬼の起源、鬼になる方法、鬼の文芸~各地の民話、鬼の祭り、鬼の信仰、
鬼の美術、鬼のことわざ、鬼の歌、鬼の博物館、鬼の住む街、鬼年表、
世界の鬼・・・等々・・等々・・そしてあの口裂け女の話まで。
改めてじっくり読むと、なかなか興味深いものがあります。
編集後記に(み)さんの、こんなことばが。。
鬼は人々の豊かな感性から生まれた。
時を過ごし、場所を移るごとに、鬼もまたさまざまに姿を変えた。
だが今、ここにきて科学の力や文明の光を得た人間は、ついに鬼を
喰らい始めたのではないかと、不安に思うことがある。
人間であることに奢らずに、いつでもオニを感知できるようでありたい。
前に聞いたことあるよね、これがそうなんだね。
鬼のイメージがふくらむぅ。
すごいすごい、かっこいい!
当時、思いがけず、で~んと大きく使ってもらえて
びっくりでした
でも密かに一番気に入っていたのを選んでもらえて、
うれしかったです!