海側生活

「今さら」ではなく「今から」

家に帰りたくない

2017年11月19日 | 感じるまま

(報国寺/鎌倉)
先の入院の時、面会時間が終わろうとする時間に見舞いに来た後輩が「今日もこれから行きつけの居酒屋に行きます」と言う。

聞けば夕方、仕事が終わって 「さあ、やっと会社から家に帰れる」という時間になると憂鬱になる男が増えているそうだ。早く帰れることを喜ぶどころか、居酒屋やファーストフード、映画館やネットカフェなどで時間をつぶし、家族が寝静まったのを見計らって帰宅。さらにもっとひどくなると、カプセルホテルなどを泊まり歩いて、家に帰らなくなる男もいる。『帰宅拒否症』と言っています。さらに居酒屋で馴染みになった客の男達の例を紹介してくれた。
本来なら安らぎの場所であるはずの家に、なぜ帰りたくなくなるのか?それは、自宅にいる妻との関係、また家の雰囲気を決める妻の態度や行動に原因がある場合が殆どだそうだ。

ならば未婚と既婚女性の場合はどうなのだろうか。さらに子供がいるのといないのでは、きっと大きく違うのだろう。
未婚ならばカフェ、ショッピング、書店、図書館、たまに美術館なんて返事が返ってきそうだ。
既婚ならば、帰りたくなかったわけではなく、子供は塾で遅い。夫は早くても8時くらいなので、会社からの帰りに大きな公園でポケモンGOをしている。またコンビニはしごで雑誌の立ち読み、コスメのチェック、翌日の朝食用のパン購入など。
もし、子供がいなかったら、スタバや立ち飲み屋さんに行ってみたいな。ネイルやエステに行くのも良いなとの声も聞こえてきそうだ。
仕事モードと家庭モードの切り替えにもう少し時間が欲しいって感じで寄り道をするというのも分かるような気がする。

では、どんな妻が夫を帰宅拒否症にさせるのか。夫に「家に帰りたくない」と思わせる妻の特徴を、様々な知人たちの顔を思い浮かべながら判断してみた。
先ず、夫を支配・管理したがる妻
真面目で完璧主義者な妻にありがちだが、夫の行動を全て管理し、自分の思い通りにしないと気が済まない妻は要注意だ。夫の食事、服装、小遣いの使い道、休日の過ごし方まで、日常の全てを妻が管理したがると、夫は家庭での自由が無くなり、家に帰ることが苦痛になってくる。
次に、負けず嫌いな妻
夫婦が協力関係というよりライバル関係にあり、常に勝ち負けで物事を考える妻も要注意。意見が違った場合、相手の主張を「なるほど、それも良いね」と認めることができず、とにかく自分の意見に従わせようと無理矢理にねじ伏せてしまう妻。夫は自分の意見が常に否定され、次第に妻となるべく顔を合わせたくない気持ちになってしまう。
その他思いつくのは、被害者意識が強い妻、家の中を片付けない妻、自立しすぎて夫を必要としない妻などがあるのではないか。

そこで、ふと思った。
なぜ私たちは「家に帰る」と言って、「家に行く」と言わないのだろう。「帰った」と言うからい嫌な顔をされるのではないか。「来たよ」と言えば「あら、いらっしゃい」と、いそいそと笑顔で迎えられるかもしれない、と。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
女の時代 (宮本靖夫)
2017-11-21 11:01:23
  三界に家無き男夜鷹蕎麦       峨々

家に居場所のない男が増えているという話はききます。
色々な事情で男の値打ちが下がっています。寂しい限りですが、一方から見ると平和が続いているからともいえます。女の尻に敷かれている時代の方がいいのかもしれません。

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