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石川遼、5連戦の初戦は1打及ばず予選落ち

2012年05月26日 | Ryo log
            


米国テキサス州のコロニアルCCで開催されている、「クラウンプラザインビテーショナル」の2日目。初日に4オーバーの104位タイと出遅れた石川遼は、午前8時49分に1番ティからスタート。予選カットラインを見据えながらのラウンドとなる中、2バーディ、2ボギーのイーブンパーと伸び悩み、4オーバーは変わらずの80位タイでフィニッシュ。カットラインに1打及ばず予選落ちを喫した。


この日は、朝から思わぬハプニングにも見舞われた。今大会のパートナーである現地のプロキャディが足を負傷。きゅうきょ、別のキャディが借り出されることになった。しかし、気勢を削がれるスタート前の騒ぎにも「ドタバタしそうだったけど、意外に普通にいけました」と心を乱すことなくティオフ。初日の遅れを取り戻すべく、好スタートを切った。

「出だしから上手くいけた」と、ダブルボギースタートの初日とは対照的に、1番、2番とピンそば1.5mに絡めての連続バーディ発進。ショットも安定性を取り戻し、巻き返しへの準備は整っているように思えた。しかし、4番(パー3)ではアプローチが寄らず入らずのボギー。その後はスコアカード通りの数字が並び、折り返し後の14番ではティショットを左に曲げてボギー。最後まで勢いを取り戻すことは叶わず、予選カットラインに1打及ばず決勝進出を逃す結果に終わった。

            


「(米国に)到着して、3日では良い準備をすることが難しいと思った。結果を残せなかったことは悔しい」。今回の5連戦で来季の米ツアーシード権を狙う石川にとっては、1試合でも無駄にできない戦いが続く。少しでも多くの賞金を加算したい中での予選落ちに、悔しさを滲ませた。次戦は、コロニアルCCからおよそ1,000キロ北東に位置するオハイオ州、ミュアフィールドビレッジGCで開催される「ザ・メモリアルトーナメント」。渡米前から参戦を心待ちにしていた、ジャック・ニクラスがホストを務めるビッグトーナメントだ。「テレビでしか見たことがないけど、すごいコースだと聞いています。良い準備をしてスタートを切りたいですね」。

以前から出場オファーは受けていたものの、国内ツアーとの兼ね合いにより出場を見合わせていたという石川。念願叶って足を踏み入れる憧れの舞台で、今週の遅れを取り戻してみせる。
(ゴルフダイジェスト・オンライン )

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