オッサン:「んっ?」
オバハン:「ゴク」
オッサン:「アンタ、そんな慌ててツバ飲み込まんでも、
だ~れも盗らんし、羨ましいと思えへんで。
それより・・
アンタ、、、いつもとちゃう思たら・・・
口紅つけて、、、パーマまであててるやんか」
オバハン:「気づきました」
オッサン:「気づかんでかい
顔もで~へんのにアンタ気合はいりまくりやし、
緊張しまくりや。
そやけどお腹とお尻は・・」
オバハン:「じゅかくしちゃってるから言わなくてエエですよ。」
オッサン:「アンタ、、硬いし、変
おまけにみょうなメイクのせいで大阪弁に不慣れな京都のオバハン通り越して、
東南アジアから出稼ぎに来てる日本語に不慣れな不法滞在者みたいやでー
まー、肩の力を抜いて」
オバハン:「そこは手なんですけど・・」
オッサン:「ホンマや
どうりでゴツゴツしてると思たわ」
オバハン:「この前・・・・言われてた」
オッサン:「そこは突っ込むとこやろー
それに・・・
アンタでエエねんで」
オバハン:「子供と主人が溺れてたら、どちらを助けるか?
という話。
今まで考えたことがないからイメージが湧かなかったんですけど」
オッサン:「アンタ、
調子出てきたなー。」
オバハン:「私、、カナズチやしー
一緒に溺れると思いますわ」
オッサン:「飛び込んでから泳げんことに気づいて、
アンタも溺れてしまうんやな。
全く想定外のアンタらしい回答やなー。
自分さえよかったらエエいう身勝手な人たちに聞かせたりたいなー」
オバハン:「」
オッサン:「んっ?
容疑者を追い詰めるようなその目つきは何や?・・・
ゴメンナサイ
自白します、ワテもその一人でした。
ナンデヤネ~ン
ワテなんか百発百中の心理テストで『愛情を何よりも大切にする人間』
と認定されてるねんでー。」
オバハン:「どんなー」
オッサン:「アンタなー、
もうちょっと興味津々いう顔をしたらどうや?」
オバハン:「『京の味』、ですか?」
オッサン:「そら『京の味』いうたら、千枚漬けやろー?
あほー
誰が『京の味』を聞いてるねん
ワテがいうてるのは興味ありげな顔をせーいうてるのや」
オバハン:「誰に?」
オッサン:「アンタ、ボケ全開やなー。
アンタとワテ以外に誰がいてるねん」
オバハン:「あーっ、オッカシィー」
オッサン:「オカシイのはアンタの頭や
ホンデナー、
虎と馬と羊とン・・・鳥や綺麗な鳥や」
オバハン:「手乗り文鳥?」
オッサン:「なんでそんなマイナーな鳥がうかぶんや?
ん~ん・・
・・・孔雀や」
オバハン:「あー、孔雀ー!」
オッサン:「アンタ、まるで家で飼ってるポチみたいに気やすうにいうてるけど・・
まぁーエエわ。
虎と馬と羊と孔雀のいきものがいて」
オバハン:「どこに?」
オッサン:「あんなー・・・
どこでもエエからアンタの家にしとこ」
オバハン:「無理です」
オッサン:「・・・
ほんなら、アンタの頭の中にしとこ」
オバハン:「???」
オッサン:「仮定や仮定やー
もー、動物園でエエわ。
四匹のいきもののうち一匹しか救えんとしたら、
アンタはどれを選ぶ?」
オバハン:「虎はこっちが食べられてしまうし・・」
オッサン:「いっぺん食われたほうがエエのとちゃうか」
オバハン:「美味しいかな?」
オッサン:「さー?
腹痛なって悶絶するやろなー」
オバハン:「光栄です」
オッサン:「なんでや」
オバハン:「私のために演説してくれるんでしょー?」
オッサン:「アカン、陽が傾いてきた
先を急ご。
コラー
アンタが傾いてどうすんねん
ほんで、
どれを選ぶねん?」
オバハン:「選ぶ??
そんな睨まなくても・・
動物でしょー
羊かなー?
毛もお乳もお肉も人の役にたつから・・」
オッサン:「ワテも羊を選んだんや。
羊は愛情を表してるらしいで」
オバハン:「アンタが羊を選んだわけは??」
オッサン:「ワテの干支やから・・」
オバハン:「だけ?」
オッサン:「だけや。
ナンカ、不服そうやけど・・
ワテの選んだんが自分第一の虎やったら文句ないんやろ?
ほな、そうしとくわ」
オバハン:「小学生みたい」
オッサン:「どうせワテの精神年齢は小学生なみや、
チョメチョメは立派に大人やけど・・」
オバハン:「違いますー!」
オッサン:「ウッ・・
アンタ、見ーもせんと、よー分るなー」
オバハン:「浮き出てます」
オッサン:「えー、
エッエー
か・た・ち がー」
オバハン:「滲み出てます」
オッサン:「そこまで・・・」
オバハン:「生きざまが」
オッサン:「そっちー」
オッサン:「これは、録音用のボツになった話でした」
オバハン:「ゴク」
オッサン:「アンタ、そんな慌ててツバ飲み込まんでも、
だ~れも盗らんし、羨ましいと思えへんで。
それより・・
アンタ、、、いつもとちゃう思たら・・・
口紅つけて、、、パーマまであててるやんか」
オバハン:「気づきました」
オッサン:「気づかんでかい
顔もで~へんのにアンタ気合はいりまくりやし、
緊張しまくりや。
そやけどお腹とお尻は・・」
オバハン:「じゅかくしちゃってるから言わなくてエエですよ。」
オッサン:「アンタ、、硬いし、変
おまけにみょうなメイクのせいで大阪弁に不慣れな京都のオバハン通り越して、
東南アジアから出稼ぎに来てる日本語に不慣れな不法滞在者みたいやでー
まー、肩の力を抜いて」
オバハン:「そこは手なんですけど・・」
オッサン:「ホンマや
どうりでゴツゴツしてると思たわ」
オバハン:「この前・・・・言われてた」
オッサン:「そこは突っ込むとこやろー
それに・・・
アンタでエエねんで」
オバハン:「子供と主人が溺れてたら、どちらを助けるか?
という話。
今まで考えたことがないからイメージが湧かなかったんですけど」
オッサン:「アンタ、
調子出てきたなー。」
オバハン:「私、、カナズチやしー
一緒に溺れると思いますわ」
オッサン:「飛び込んでから泳げんことに気づいて、
アンタも溺れてしまうんやな。
全く想定外のアンタらしい回答やなー。
自分さえよかったらエエいう身勝手な人たちに聞かせたりたいなー」
オバハン:「」
オッサン:「んっ?
容疑者を追い詰めるようなその目つきは何や?・・・
ゴメンナサイ
自白します、ワテもその一人でした。
ナンデヤネ~ン
ワテなんか百発百中の心理テストで『愛情を何よりも大切にする人間』
と認定されてるねんでー。」
オバハン:「どんなー」
オッサン:「アンタなー、
もうちょっと興味津々いう顔をしたらどうや?」
オバハン:「『京の味』、ですか?」
オッサン:「そら『京の味』いうたら、千枚漬けやろー?
あほー
誰が『京の味』を聞いてるねん
ワテがいうてるのは興味ありげな顔をせーいうてるのや」
オバハン:「誰に?」
オッサン:「アンタ、ボケ全開やなー。
アンタとワテ以外に誰がいてるねん」
オバハン:「あーっ、オッカシィー」
オッサン:「オカシイのはアンタの頭や
ホンデナー、
虎と馬と羊とン・・・鳥や綺麗な鳥や」
オバハン:「手乗り文鳥?」
オッサン:「なんでそんなマイナーな鳥がうかぶんや?
ん~ん・・
・・・孔雀や」
オバハン:「あー、孔雀ー!」
オッサン:「アンタ、まるで家で飼ってるポチみたいに気やすうにいうてるけど・・
まぁーエエわ。
虎と馬と羊と孔雀のいきものがいて」
オバハン:「どこに?」
オッサン:「あんなー・・・
どこでもエエからアンタの家にしとこ」
オバハン:「無理です」
オッサン:「・・・
ほんなら、アンタの頭の中にしとこ」
オバハン:「???」
オッサン:「仮定や仮定やー
もー、動物園でエエわ。
四匹のいきもののうち一匹しか救えんとしたら、
アンタはどれを選ぶ?」
オバハン:「虎はこっちが食べられてしまうし・・」
オッサン:「いっぺん食われたほうがエエのとちゃうか」
オバハン:「美味しいかな?」
オッサン:「さー?
腹痛なって悶絶するやろなー」
オバハン:「光栄です」
オッサン:「なんでや」
オバハン:「私のために演説してくれるんでしょー?」
オッサン:「アカン、陽が傾いてきた
先を急ご。
コラー
アンタが傾いてどうすんねん
ほんで、
どれを選ぶねん?」
オバハン:「選ぶ??
そんな睨まなくても・・
動物でしょー
羊かなー?
毛もお乳もお肉も人の役にたつから・・」
オッサン:「ワテも羊を選んだんや。
羊は愛情を表してるらしいで」
オバハン:「アンタが羊を選んだわけは??」
オッサン:「ワテの干支やから・・」
オバハン:「だけ?」
オッサン:「だけや。
ナンカ、不服そうやけど・・
ワテの選んだんが自分第一の虎やったら文句ないんやろ?
ほな、そうしとくわ」
オバハン:「小学生みたい」
オッサン:「どうせワテの精神年齢は小学生なみや、
チョメチョメは立派に大人やけど・・」
オバハン:「違いますー!」
オッサン:「ウッ・・
アンタ、見ーもせんと、よー分るなー」
オバハン:「浮き出てます」
オッサン:「えー、
エッエー
か・た・ち がー」
オバハン:「滲み出てます」
オッサン:「そこまで・・・」
オバハン:「生きざまが」
オッサン:「そっちー」
オッサン:「これは、録音用のボツになった話でした」