*峠のちゃみせ*

軽妙な関西弁で、「自分自身に」「周囲に」「社会に」ツッコミ!

よいやさのせー!

2008-11-13 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「よいや・さの・せー!



オッサン:「コラー、

アンタは90の年寄りかー?どんなかけ声をかけてんねん?」



オバハン:「そうでしょー

言葉のチョイスがオッサンなんです」



オッサン:「言葉だけやないでー、

その腕っ節も、鼻くそも、立派なオッサンや」



オバハン:「嘘ー!


オッサン:「と思たら、黒子(ホクロ)やった」


オバハン:「もうー、○○さん

顔からがでましたよー

オッサン:「良かったー!その恥じらいがなかったらどうしようかと思ってたんや。

しかし、アンタ相変わらずオーバーやし、言葉のチョイスがレトロ

炎なんて一昔前のTIMのゴルゴ松本のギャグやでー」



オバハン:「じゃー、今風はなんて言うんですか?」



オッサン:「アンタにピッタシの表現は顔から冷汁が出るいうのがエエやろー?」


オバハン:「聞いた私が馬鹿でした。

一応出かける前に身だしなみはチェックするんですけど

風邪気味で・・


オッサン:「あっ、洟が垂れてる」




オッサン:「それワテのハンカチやけど・・」

健康診断

2008-11-12 | オッサンとオネェチャンの会話
オネェチャン:「昨日健康診断に行ってきて、異常ナシやった」



オッサン:「血液検査検便の結果も、もう出たんか?」




オネェチャン:「ウ○コは出なかったから郵送で・・」


オッサン:「郵送

ハガキに貼って送るんか??」


オネェチャン:「まさかー

封書で・・」


オッサン:「アンタ、切手さえ払ったら何を送ってもエエゆうもんちゃうやろー?

知らんから配達出来るけど、中にウ○コが入ってると分かったら郵便局員さんも嫌やろなー?

アンタのウ○コが他人様(ひとさま)の手から手を介して運ばれるんやでー




オネェチャン:「結果が出る前から私のウ○コをバイ菌みたいに・・」


オッサン:「アンタ、この前畑に鶏糞(けいふん)入れてはる傍を通って、

臭いに絶叫してたやんか

鶏が食べてるモンはしれてるけど・・

アンタは肉も魚も葉っぱも落ちてるモン腐ったモンも・・」



オネェチャン:「もしもし、言いすぎでしょー?」


オッサン:「アンタ宛てに、ウ○コが届いてみー


オネェチャン:「カビカビに乾いたウ○コが・・

最低



オッサン:「アンタなー、こういう時は目を見て喋らんでエエの

ワテはそんな陰湿なイジメは、せーへん。

孤高(ここう)の人やから」


オネェチャン:「コウコウ?」


オッサン:「ほんまアンタは見た目と違て、親やお爺ちゃん・お婆ちゃんを大切にする孝行(こうこう)娘や。

コラー!

ワテが言うてるのは、コウコ。沢あんのことやがなー」


オネェチャン:「臭い人?」


オッサン:「そうそう、加齢臭で枕が臭いねん。

ホットイテヨ

間違えたやないかー、ワテが言うてるのは孤高(ここう)

群れんと、ひとり自分の志を守ってるいうことや。」


オネェチャン:「淋しい人いうことね」

オッサン:「


どんな???

2008-11-11 | オッサンとオネェチャンの会話
オネェチャン:「凄い向かい風ですねー?」



オッサン:「コラコラー、ワテんとこは背中から風が来てるから追い風やと思うけどアンタにっとて今は、アゲンストなんや」



オネェチャン:「ぁげん・すと

方言ですか?」


オッサン:「ゴメン、

ミネソタ出身やから訛ってるねん。」




オネェチャン:「ハーフにみえませんねー


オッサン:「コラー!

誰がハブやねん。」



オバハン:「ハーフです。混血いうことです」



オッサン:「あんなー、天然のアンタに言われたない。

ワテのどこにハーフの要素がある?」


オネェチャン:「嘘ですかー?

期待したのにー


オッサン:「アンタが何を期待してもええけど、

お願いやからワテをアンタの星に連れて行かんといてくれ

小倉優子は天然を売りにしてるタレントでエエけど、

アンタは可愛いだけの一般人やでー」


オネェチャン:「


オッサン:「コラー、否定せいー!

美味しく頂くなー


オネェチャン:「ごちそうさまでした



オッサン:「挨拶は出来るんや」


オネェチャン:「私はちょっと天然ですけど、マトモですよ。

今度は向かい風ですねー?

どんな風ですか?」



オッサン:「どんな???







オイオイ

2008-11-08 | オッサンとオネェチャンの会話
オッサン:「このパーカーどー?」


オネェチャン:「私はこっちの方が好きかなー?」


オッサン:「コラコラー、これはSはないの。

ワテがこんなん着たら掌も尻も隠れてまう」


オネェチャン:「女性のロングシャツになってしまう」


オッサン:「はるな愛くらいまでやったら許せるけど、

ゴマシオ頭のオカマは嫌やろー?

コラー、誰がオカマやねん。」


オネェチャン:「言うてへんし・・

はるな愛は可愛いなー



オッサン:「はるな愛も思てる。

上から目線でアンタに言われたないと・・・」



オネェチャン:「一応、正真正銘の乙女(おとめ)ですから・・」


オッサン:「アンタ、恥ずかしげもなく堂々と言い切れるなー

乙姫(おとひめ)なんて

そしたらワテは浦島太郎か?

Sサイズの服が入った玉手箱でもくれるんか?」



オネェチャン:「突っ込む暇も与えんと、

そんなで話題を戻すんや?」


オッサン:「あんなー、伊達(ダテ)にアンタより30年も長く生きてへん。


それにアンタの突っ込みを待ってたらクタバッテまう。



とにかく冬モンは袖丈や着丈を確認せんとアカン。

そやからマルイの通販チャンネルをチェックしてるんや。

マルイて知ってるか?正露丸の子会社ちゃうねんで」


オネェチャン:「難波にあるじゃないですか?」


オッサン:「甲子園球場が大阪にあると思ってたアンタの口から難波が出てくるなんて想定外や。」



オネェチャン:「私の友達は、マルイをオイオイやと思ってた。」


オッサン:「アンタ、受けようと思って作り話してるやろ?」


オネェチャン:「ホンマやー。

友達が

オイオイに買い物に行けへん?

オイオイ

ホラー、難波のオイオイ

それは、○|○|と書く?

そう、それそれー!



オッサン:「アンタ、それはカツアゲしてた時の友達か?」


オネェチャン:「カツアゲも援交(エンコウ)もしてません。」


オッサン:「アンタ、自分でゲロしてるやないか

エンコウなんて・・」


オネェチャン:「だって言いそうなことが解るもん


オッサン:「30も年の離れたアンタに心を読まれたらオシマイや」


オネェチャン:「一(いち)から十(じゅう)までお見通しや」

いにしえの都

2008-11-06 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「アンタらは普通やと思てるやろけど、

街に三菱東京UFJも三井住友もみずほも・・大手銀行の店舗がないいうのは異常や。

隣にもその隣の駅にもその向こうにもないねんで・・」


オバハン:「京都銀行信用金庫郵便局がありますから・・」



オッサン:「アンタなー一昔前と違って今は預金金利も振込料もローン金利も金融機関によって違うねんで

銀行も競争の時代で新しいサービス・商品で顧客集めに必死や。

京都の人には選択肢が三っつしかないいうことやでー」


オバハン:「選ぶほどお金がないですから・・」



オッサン:「ちゃうちゃう

大手では同一行内の振り込みはゼロが普通やし、銀行によっては他行への振込み手数料も条件によってゼロのとこもあるんやでー。」


オバハン:「預けててもほとんど金利はつかんのに、振り込みの度に何百円もとられて・・・」


オッサン:「京都は他所者(よそもの)の侵入を排除してきたんや。

一部を除いて、全国展開の銀行スーパー百貨店もないやろー?」


オバハン:「そんなん考えた事なかったわ・・」



オッサン:「何を格好つけてんねん。

そんなんも、どんなんも考えたことがないやろー?」


オバハン:「私だって悩みますよー」


オッサン:「アンタが悩むんは、便秘の時体重計に乗った時空腹のときだけや」


オバハン:「それに・・月に一度は必ず悩みます」


オッサン:「えっー上がったんちゃうの?」


オバハン:「失礼なー

私はアナタより10歳も年下ですよー!!」



オッサン:「アンタ何を偉そうに言うてるの

アンタのことを振り返るのはお腹が減った時の犬だけやんか

もっとも、ワテなんか道端のカマキリにも振り向いてもらえんけどな・・


オバハン:「大丈夫京都人は打ち解けると情が濃いから・・」


オッサン:「アンタ、奈良やんか


オバハン:「えっー、そうやった

大丈夫、似たようなもんです。

どちらもいにしえの都ですから」



オッサン:「そやなー、アンタの頭の中もいにしえのマンマや」





京都人の本音「大阪も大阪人も・・」②

2008-11-01 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「いったい、京都の何が特殊なんですか?


オッサン:「アンタなー、安モンのサスペンスやないんやから・・

なんやのその硬い入(い)りは?」


オバハン:「よく言われます。

構えてる割には何を言ってるか分からんて・・」


オッサン:「そやねん、中~途半端な美人に多い欠点やねん」


オバハン:「受け入れていいんですか?」


オッサン:「そこや!

大阪人はそこは即座に切り返す。

八頭身美人て誰のことと・・」


オバハン:「私は、頭も舌も回りません。

回ってるのはだけです」


オッサン:「そんな風に聞いてないでー

一番回ってるのは、お金らしいやないかー?」


オバハン:「首が回らないから身体を動かしてるんです


オッサン:「アンタ14回に1回は上手い返しをするなー。

アンタとこの家計を案じても、

得るモンは何にもないからヤメにして・・


京都と大阪が一番違うのは、気質(きしつ)や。

分かるか?

心を入れ替えてまっとうになります。いう堅気(かたぎ)とは違うねんでー。

ワテのセガレも昔はやんちゃやったけど・・

なんでそんなことをアンタに報告せんとアカンのや?」


オバハン:「聞いてませんし・・」


オッサン:「ナンヤ、その冷たい返しは?

そやねん、それがワテの言う気質の違いやねん。

京都の人にはそんなつもりはナインやろけど・・

大阪人は冷ややかさを感じてマウねんなー



オバハン:「京都の人は心を開かないと言いますからねー?」


オッサン:「そういうアンタはどうなんや?」


オバハン:「心は全開です」


オッサン:「コラー、足まで開くなー!

を開けー」


オバハン:「ア・ラ・マ?」


オッサン:「ヒィエー

もしも~し、耳も開けー!

ア・タ・マや、ア・ラ・マはアンタの頭


オバハン:「アラマー


オッサン:「オッタマゲター!

アカン、ボケがレトロすぎてスベッテしもた。」


オバハン:「イマイチでしたねー


オッサン:「そのイマが分からんアンタに言われたない」


オバハン:「上手いこと言いますねー」


オッサン:「感心してる場合か?

無意味なダイエットを試してる暇があったら歴史を勉強せー


京都はお公家さんが住んではった街。

大阪はサムライ・ナンバーワンの座を徳川に奪われ、

士農工商の最下層の職階に活路を見出し、生き延びてきた街や。

そんな歴史が息づいてるんや。

両者には隔たりもあったやろー?



オバハン:「そんな風(ふう)に考えたことありませんでした」


オッサン:「そしたら、どんな風に考えてたんや?」


オバハン:「・・・天気予報の地図??」


オッサン:「そやなー、大阪の右上に京都があって・・・」


オバハン:「京都の左下が大阪でしょー?」


オッサン:「ここに神戸が加わるんやから、近畿はまとまらんわ」