*峠のちゃみせ*

軽妙な関西弁で、「自分自身に」「周囲に」「社会に」ツッコミ!

出来る!

2007-09-28 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「アンタが五街道の一つをオウシュウ街道云うた時、

”ちょっとお腹が出てるからいうて琴欧州と一緒にしたら彼に失礼やろー”いうて

突っ込んだけど、家に帰って調べたら奥州街道正解やったわ」

オバハン:「えっホンマですか?」

オッサン:「それやがなー!

その謙虚さが凄いなー

ワテやったらブタの首でも取ったように勝鬨を上げるのに・・・

(小声で)ここ突っ込むトコでっせー

オバハン:「私の身体見てブタはないでしょー!

ブタやなくて鬼やー!!」


オッサン:「アンタはワテに合わせてアホの振りしてるだけで、

ホンマはメチャメチャ出来るんちゃうか?」

オバハン:「ダイク?」

オッサン:「そうですねー、やっぱりリビングはフローリングで床暖房が欲しいです

ねー。

コラー!なんで大工やねん、話の流れで可笑しいと分からんか?

分かったー!!

アンタは無駄に頭が良かったんや

なんやウンコでもしたいんでっか?」

オバハン:「う~~ん・・・」




後の祭り

2007-09-27 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「この前、蒸し暑くて喉が渇いてたので、自動販売機でお茶を買って木陰

で飲んでたら、お巡りさんがニコニコしながら”9月の中旬になっても暑いです

ねー、今日はお店が休みなんですねー”と話しかけられたんですよ。

愛想のいいお巡りさんも居てはるんですねー

オッサン:「アンタそれは職務質問やんか?」

オバハン:「えっ、ニコニコされてましたよ」

オッサン:「当たり前や!!なんぼ人のエエアンタでもいきなり厳しい口調で

”こんなとこで何してるんや?”と言われたら頭に来るやろ!!

そやから探りを入れはったんや」

オバハン:「そーやったんー、失礼なー


ヘキサゴン

2007-09-26 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「ヘキサゴンに出てるスザンヌと木下ナントカは、気の毒すぎて

突っ込みようがないやろ?」

オバハン:「里田まいは?」

オッサン:「二人に比べたら賢く見えるし、突っ込めるアホやねん。

それにあの明るいキャラがええわ」

オバハン:「松坂とバッテリー組んでた上地いう人は?」

オッサン:「アンタ無理せんでもエエねんで、

バッテリーいう意味よー分からんのやろ?」

オバハン:「受ける人?」

オッサン:「・・・」


オッサン:「彼のは生活に支障をきたすんちゃうかと思うほど、

超がつくソレやろ。

横浜高校のイメージを変えたイダイな人物やわ」

オバハン:「アンタが人を褒めるなんて・・・」

オッサン:「負けてへんなー

オバハン:「冗談に決まってるでしょー!!」

オッサン:「安倍さんが突然辞任するくらいや、何がホンマかよー分からんから

なー!」

五街道

2007-09-25 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「この前、子供にゴカイドウ言える?と聞かれてドキッとして・・」

オッサン:「一瞬なんのことや分からんわなー

北海道にロマンチック街道と・・云うたんか」

オバハン:「東海道と・・そしたら子供がこれは?と出したんで思わず

”ナカヤマ道?”と言ってしまって・・

子供に訂正されたんです」


オッサン:「阪急宝塚線の中山(ナカヤマ)駅に友達が住んでて、同じ字やからと

ゴマカセンか?」

オバハン:「人間が素直ですから・・」

オッサン:「コラー!

素直チャウ!回転が遅いのや。

そんなやからバスケをしてもゴールポストの下から動くな!と言われるねん」

オバハン:「

ハラハラ!ドキドキ!2

2007-09-22 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「あの人妊娠してはるん?」

オバハン:「しーっ」

オッサン:「アンタ子供にオッシコさせてんのとちゃうねんから”しーっ”はないや

ろ、それより質問に応えてやー!」

オバハン:「声が・・」

オッサン:「ナニ手を振ってんねんな、手を振ったかてアンタの中の変な虫は出て行

けへんで


オッサン:「しかし、凄い下腹やったなー、

アンタなんか可愛いもんや」


オッサン:「コラー!

ワテをほっぽり出してどこへ行くねん

オバハン:「・・・」

ハラハラ!ドキドキ!

2007-09-21 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「この前、いつも通る坂道の雑草が綺麗に刈り込まれてたんで、

”ワテの頭みたいで涼しそーや、ハゲてるとこもあるし白くなってるとこもある”

ちゅうて大きな声で喋ってたら、突然オバハンが”すれ違った人が睨んではった”


いうて怒るから、振り返ったらその人の頭頂部が綺麗に禿げ上がってたんで、

”綺麗にないわ”いうて感想洩らしたら”声が大きい!”いうて又怒られたわ」

オバハン:「アンタとは内緒話ができませんもんね、

おまけに毒舌やし

オッサン:「そやけどそのオバハンも楽しんでるねんで・・」

オバハン:「面白いけど、結構ハラハラ・ドキドキするんですよ」

オッサン:「血の巡りの悪い頭に刺激を与えてやってるんやんか!」

オバハン:「心臓にはよくないですよ」

オッサン:「ナニいうてんねんな!剛毛が生えてるくせして」


オバハン:「兎に角・・・」

オッサン:「なんやその出来そこないのブロックサインは?」

オバハン:「お口にチャック!」

オッサン:「その前にアンタのお腹とお尻の肉にチェック!」

オバハン:「・・・」

イボ・クラブ

2007-09-20 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「先日皮膚科に行って見てもらったら”ウィルス性のイボ”と言われて、

液体窒素を当てられたんです。

アンタの話を聞いて”液体窒素”も”痛い”のも他人事やと聞き流してたら、

私も当事者になってたんです。」

オッサン:「なー!

”明日は我が身”いう言葉があるんやからエー加減にアシラってたらアカンいうこと



オバハン:「そこの先生は無口なんで、無言で液体窒素を押し当てられるんで

痛いのに耐えてる沈黙の時間が、痛みを倍加させますねー」


オッサン:「ワテがお世話になってる女医先生もおしゃべりちゃうと思うで、

ただワテが”こんにちは”から”ありがとうございました”の最初から最後まで、

一方的に息継ぐ隙なく、しゃべり倒してるから相槌打たんとしゃーないと思うんや」


オバハン:「その通りやと思います」


オッサン:「ようこそ我がイボ・クラブへと言いたいとこやけど、残念やなー

オバハン:「卒業ですかー?」

オッサン:「多分、次くらいが最後や。

今後はOBとして臨ましてもらうわ」

運動会

2007-09-19 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「今度の土曜は運動会なんです」

オッサン:「アンタも出るの?」

オバハン:「えーまー・・」

オッサン:「何、勿体付けてんねん、出たいくせに・・」

オバハン:「主人が恥ずかしいから出るなと・・」

オッサン:「大丈夫大丈夫、頬被(ほおかぶり)りして出たら誰か分からへんねやから」

オッバハン:「あっ、そうかー・・・・

余計目立つじゃないですかー!」

オッサン:「アンタ今の間ナイスや、これで運動会もバッチリや。

それで何に出ますの?」

オバハン:(恥ずかしそうに)「大玉コロガシ」

オッサン:「糞コロガシー」

オバハン:「オ・オ・タ・マ・コロガシ」

オッサン:「アンタがゴロンゴロンした方が速いやろー」


安倍総理の評価

2007-09-18 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「安倍さんは最悪のタイミングで辞めたというのが世間の評価で、

その通りやったんやろけど。ひょっとしたら就任直後と今が一番評価が高いんちゃう

か?」

オバハン:「しょせんボンの弱さや、とか言われてるのに?」

オッサン:「ひ弱さは否めんけど、色んな人のインタビュー聞いてても

狡さや強かさは出て来んやろ。

寧ろ人柄のよさや誠実さを強調する人が多いやんか?」

オバハン:「政治家としてはイマイチやったけど、人としてはマルいうことですか?」


オッサン:「ワテは?」

オバハン:「大人としてイマイチ、子供としてキショー

オッサン:「アンタなんかなー・・」

オバハン:「ホラ、そんなとこが・・」

オッサン:「・・・」

「大人なんやから」その後2

2007-09-14 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「先生ー、一向に治る気配が見えないんですけど・・?」

女医先生:「レーザー治療しましょーか?」

オッサン:「先生、それ身体に害はないんですか?」

女医先生:「大丈夫ですよ、瞬間は痛いですけど後に痛みは残らないようです。

個人差はあるようですが・・」


オッサン:「先生、全然痛くないですよ

女医先生:「大丈夫ですか?」

オッサン:「先生!

そんな不安そうな目で見られたら、ワテは鈍感なんかと心配になりますよ

女医先生:「じゃー、もう少し・・」

オッサン:「芳ばしい匂いがしてきましたねー、

焦げてますがな?」

女医先生:「焼いてますから・・」


オッサン:「あーっ、綺麗になってきましたよー!

全然痛くないし、これやったら痛み止めもいりまへんわ

最初からこれにしとけばよかったんや」

女医先生:「人によって相性みたいなのがあるようで・・」


オッサン:「イヤイヤ、先生に繰り言いってんのちゃいますよ。

ちょっと感激してるんですよ。

完治はすぐそこですね、ありがとうございました」


オッサン:「ちゅーような会話をしてきたわ」

オバハン:「分かりやすい人ですねー」

オッサン:「そんな褒めたら照れるがな・・」

「国家の品格」とヤマピー

2007-09-13 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「アンタに”国家の品格”貸したるわ、

数年前にベストセラーになって、読みたいなと思って図書館で予約しててやっと手に入ったんや」

オバハン:「品格ですか?」

オッサン:「小難しい本やと思うやろ、ワテもそう思てたんやけど易しい言葉で簡単

な事を云うてはるんや。

しょーもない情操教育や英語を教える暇があったら、心に響くような日本の古典や芸

術に触れて、心を豊かにせなアカンと。

今の日本人に欠けてるんは理屈や論理やのうて義や情、報恩の心やと。

これこそが世界に通用し、誇れるモンやと・・

アンタみたいな子育て真っ最中のお母さんには必読書や」


オッサン:「どやった?」

オバハン:「まだ途中ですけど面白いです。

ヤマピーが出てた白虎隊の番組で会津藩の教えみたいなのがあって、

理由を説明するのに、

ナラヌモノハナラヌのですというのがあったのを思い出しました」

オッサン:「ヤマピーて誰や?」

オバハン:「NEWSの山下智久君です」

オッサン:「???」



冷やかし

2007-09-12 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「ん?モデルルーム・・、ちょっと寄りまへんか?」

オバハン:「オモシロソー」



オッサン:「ちょっとモデルルームを見せて欲しいんですけど・・」

案内嬢:「事務所の方にご案内致します」

オッサン:「イヤイヤ、買うとか買わんとか違て、バリアフリー度を見せてもらおう

と思ただけですから・・

あー、靴を脱いで上がるんですね。

ちょっと難儀やから、そしたらよろしいわ!」

案内嬢:「それでしたら、係りのものを呼んできます」


営業マン:「お待たせしました」

オッサン:「通りがかりにモデルルームの表示を見たもんですから、

ちょっと覗かせて貰おうかな~と・・」

営業マン:「ありがとうございます、モデルルームは5階になっています」

オッサン:「あー、靴を脱がなアカンねや。椅子を持ってきて貰えますか?」


オッサン:「狭い廊下やなー、車椅子は無理やなー。

これで6畳?

これが風呂で、こっちがトイレ。

ここがキッチン・ダイニングでリビングか・・なんぼでっか?」

営業マン:「○○千万です」

オッサン:「たかー!!

モデルルームで使ってるのに値引きはナシですか?」

営業マン:「家具・調度品がついてますし、まだ半月も経ってませんから・・」

オバハン:「このフラット・テレビもついてるんですか?」

オッサン:「そんなん凸型テレビで十分や、ベッドも介護用ベッドやないとアカンか

らあれもイランわ」

オバハン:「○○千円やったら、即金で買うのに・・」

オッサン:「そんなんやったら、この人の給料もでーへんわ。」


オッサン:「1Lや2Lがあるいうことは、戸建てを売って移り住む高齢者がいてはるい

うことですか?」

営業マン:「高齢者の方には、家の維持管理は大変ですから。

マンションの方が防犯も簡単ですし、ここは駅が近いし、スーパーも銀行も目の前、

街中でありながら、緑もすぐ近くにありますし、老後を過ごすには快適ですから・・」

オッサン:「後は値段や、相場より割高やから様子見いうとこか・・

どーもお騒がせしました。ありがとうございました。」

営業マン:「

オバハン:「だいぶ時間潰しましたねー」

オッサン:「好きな事を云うて、なんか小学生の社会科見学みたいやったなあー」


人の目

2007-09-11 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「キャー、あれ何ですか?」


オッサン:「キャーが使えるのは25歳までやと云うてるやろー。

アンタには「ゲェ」とか「ウヘェ」とかそんなんがお似合いや」

オバハン:「グゥエッ、あれは何ですか?」


オッサン:「いいよいいよー、小さいッが入るとこなんか最高!!

あれはトカゲやんか、トカゲなんか見るの何年振りやろー?

しかし、お嬢でもないのにトカゲもツクツクボウシもスイチョも知らんのは変やろー」

オバハン:「この前、お年寄りがツクツクボウシが鳴いてると言われて指で刺された

ので初めて見ました。スマートで小さいんですねー」

オッサン:「アンタには小学生の子供がおるんやで、

人前ではそんな事言わんときや”スカシテル”と・・・誰も思わんか

”気の毒な目”で見られるから」

オバハン:「家族はそういう目で見てます・・」

デン!

2007-09-10 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オバハン:「デンて知ってます?」

オッサン:「アンタ藪から棒に何を言いだすねん?

それはデンデン虫のことか?」

オバハン:「違いますよー、デンと言って背中にタッチしたら捕まる遊びですよ」

オッサン:「あったあった!奇声を上げながらドロちゃん探偵やってたわ」

オバハン:「ドロちゃん?」

オッサン:「そーやー、探偵チームとドロボウチームに分かれて闘うねん」

オバハン:「なんか過激そうですねー」

オッサン:「村の幼稚園児から中学生まで一緒に遊ぶんや、オモロかったなー

オバハン:「体力が違いますやん」

オッサン:「体格もスピードも優る上級生と暴れるんがエエネン。

同級生では味わえんスリルがあったわ」

オバハン:「アンタにあってそうやわー」

オッサン:「ベソかきながら食らいついてたわ」



オバハン:「なにニヤニヤしてるんですか?」

オッサン:「アンタがランドセルしょって、黄色い帽子を被った姿を想像してたん

や。ゴロンゴロンしてたんやろなー

オバハン:「今の体型のママ、ランドセルと帽子を被せたんですか?」

オッサン:「イヤ、知能もそのママにしといたでー」

オバハン:「そしたらアンタもその頭のママ小学生にしてあげるわ」

オッサン:「

勘違い6

2007-09-05 | 大阪のオッサンとオバハンの会話
オッサン:「あの人等、手土産みたいなん持ってはるで・・」

オバハン:「ご主人の実家に挨拶に行きはるんや、

そやけど泊まるのは、奥さんが気疲れするから、ここに宿泊しはるんや」


オッサン:「アンタ凄いなー

名探偵コナンみたいや」

オバハン:「メイはメイでも迷うほうですか?」

オッサン:「アンタ素直やないなー」

オバハン:「相手がアンタやから・・」


オッサン:「そんな褒めたら照れるがな」

オバハン:「・・・」


オッサン:「又、宿泊客や」

オッサン:「なんやそのキツネに化かされたみたいな顔は?」

オバハン:「二階から?」

オッサン:「地下の駐車場からエレベーターで上がってきはったんに決まってるやろ」

オバハン:「私はまた二階からやとばっかり、どうやって二階に上がりはったんやと・・」

オッサン:「アンタの頭と一緒にしたらアカン、

理屈を超えて上がれるのは、アンタだけや