大宰府政庁跡には亀井南冥の碑亀文があります。漢文ですから、勿論難しくて読めません。大宰府万葉会主催によって西正寺十八世御住職山内勇哲先生の碑文解説講座がまほろばホールでありました。老輩は仏教講話の縁で出席させて戴きました。碑文最初のわずかな部分は次のとおりです。
昔郡縣為、本藩大宰府與奧鎮府、対峙東西、布政牧民、且備外冠、制甚纂重、但以大宰府兼統百済唐山渤解等聘、文武具官以下 長く続くのですが、続けても不明部分がありますので打ち切ります。
勿論当時レジュメを戴いておりますから、大体の内容は承知しております。しかし碑文そのものは難解です。講話を聴きながら万葉会もなかなか難しい内容の勉強会をやるものだナーと感心した記憶があります。