かまたさとるの今日のぶつくさ

1日の出来事や日常生活で感じることを「ちょっとだけ」ぶつくさとつぶやきます。

孤独死

2021年12月20日 | Weblog
先週末の話。近所の方がうちに来られて、裏にお一人でお住まいの高齢の方が、いつもは洗濯物を干してあったのにここ数日雨戸が閉まっていて、玄関を見に行ったら外の電気が点きっぱなしで郵便ポストには新聞が6日分溜まっているので心配と…。すぐに私も見に行きましたが、鍵がかかっていて中の様子もわかりません。

ご家族の連絡先もわからないのでどこに尋ねようもなく、しばらくは様子を見守ろうと考えていたら、別の近所の方が東京にいる息子さんの連絡先をご存知で、息子さんに連絡したら警察に連絡して欲しいと…。

私から南署に連絡して警察官に来てもらって、家の周囲の状況を確認した上で、玄関を壊して鍵をあけて家の中に入るので私に立ち会ってくださいとのことで、夜8時35分に玄関を壊して家の中に。

私は玄関のところで待機していましたが、お布団の中にいらっしゃったとのことで、死亡確認は自分たちではできないので消防を呼ばれて死亡が確認されました。

まさに孤独死の発見現場に立ち会うということになりました。
近所の方は早く気がつけばと涙ながらに悔やまれていましたが、毎日顔を会わせていたわけではなく数日経たないと異変には気づくことはできないので仕方なかったと思います。

核家族化の進行で独居家庭が増えていく中で誰にも気づかれずに息を引きとる人が今後増えていく可能性があります。近所の人と毎日顔を合わせることや、万が一の場合を考えてせめて隣近所の方に家族の連絡先を伝えておくといった近隣との関係性が重要だなと痛切に考えさせられました。

↓玄関のドアを破って鍵あけ







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