棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

55-珍訳源氏-夢のお告げ

2009-08-10 10:18:10 | 物語・絵本・童話
仮屋に雷が落ち火事になっりほとほと困り疲れ果ててしまった源氏殿は、再び夢をみた。
今はなき父桐壺の帝がくっきりと現れ「住吉の神の指示に従い、ただちに船にてこの浦を立ち去りなさい。この天変はまだまだ序の口。ワシはそなたの理不尽な苦しみを救ってやらねばならぬ。これから朱雀帝に申し上げる」
「父上、どうかをお助けください!!! 」と、子供のように泣き叫び、目が覚めると、嵐はおさまり、海は月光に鏡のごとく輝いています。

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つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本