棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

松本市美術館-岩淵四季写真展

2009-09-26 09:00:36 | Weblog
 
岩淵四季想像可視世界 「天と地と太陽」創作写真展   松本市美術館 9-25/26/27
絵でもなく、版画でもない。写真であって写真でもない、アンフェアーな写真展をご覧ください。
写真は1985年前後にチベット取材。
チョカン寺の秘蔵佛-弥勒菩薩像-高さ120cmくらい--困難な交渉の末に撮影可能になりましたが、フラッシュ・ライティングの許可はなく、撮影には極めて悪い環境でした。
デジタル処理により、巨大画面としてみました。

松本市美術館--岩淵四季写真展

2009-09-23 09:54:07 | Weblog
岩淵四季想像可視世界 「天と地と太陽」創作写真展   松本市美術館 9-25/26/27
絵でもなく、版画でもない。写真であって写真でもない、アンフェアーな写真展をご覧ください。

撮影技術を駆使しても、残念ながら感動をフイルムに焼き付けることは出来ない。
画家がキャンバスに情念をこめて己の意図を塗り重ねてゆくように、私もカメラや撮影に伴うものを、絵筆のごとくそれらを道具として、私の創意を伝えたい。
あるがままの自然風景を写取るのではなく(決して否定はしません)、我が作意により虚実世界に変貌されたように観えるが故に、よりリアリズムな想像可視世界を再認識したい。

同時開催-松本市美術館企画「絵画と写真の交差-印象派誕生の軌跡」-日本山岳写真協会写真展

腰痛日記なんていってられないんですが

2008-07-05 10:20:40 | Weblog
今朝は未だあけやらぬうちから腰から足にかけ、ずきーん・ズキーーーンと痛みが走る。
もう、三日もおとなしくしているのにナンテコッタ!。
体の向きをゆっくり変える。しばらくいいのだが、ドヨーートと痛みが始まり「ウウウッ!またかよー」
愛犬サクラが「トーチャン散歩にいコー」と叫ぶ。
「このやろー。腰に響くジャーネーカー。お前は腰痛にならねーのかっ」
と、くだらないことを真剣に考えてしまった。

腰痛日記などといっていられないのですが、イヤイヤ世の中は「肩こり・腰痛」でお悩みの方々ばかり。
アドバイスをいただき、ありがとうございます。
これでナオルという、自己治療法がいろいろとあるようですが、どうも整形医院の西洋的対処療法は人気がありませんねー。
ともかく収まるまで、しばらくゴロゴロしていろといわれても、怠惰・惰眠・無節操大好き人間の私でも、さすがにいやになってくる。
どうも、お昼ね・昼酒は健康であるから楽しいのでしょう。

真夏のお日様に満ち、ひまわりが次々と開きだしました。
早くショーパン姿で、サクラと散歩にいきたいなー。
http://blog.goo.ne.jp/yanakahatunechou

都はさむかった

2008-03-06 17:38:14 | Weblog
画廊主との会見に、久しぶりにハイウエイバスで上京。
雪の消えた松本平より、諏訪盆地に入ると、全面結氷した湖は、
つや消し色の寒々とした白色に、沈んでいる。

甲府盆地の入り口、須玉を過ぎると、私の好きな地域に出る。
富士山がドカーーーンとそびえ、ハイウエが
富士のはらわたに突っ込んでいくような道になる。
フロントガラスいっぱいの富士。
右窓には押し迫ってくる、南アルプスの山塊。
やや後方に、八ヶ岳の引きちぎったごとき峰が、
白光色に輝いている。
以前に詠んだ超駄作

山梨は 女のまたにも 富士があり

甲府盆地に入れば、周囲から雪はまったく消えるが、
例年に比べ、なんとなく春の色気が少ないきがした。

そして、東京のビル風はサブカッタ。

豚足のおじさんと--賢犬さくら

2008-02-14 17:17:58 | Weblog
昨日、いつも「豚足」を手土産に、いっぱいのみにくる、おじさんが来た。
お父さん&豚足おじさんも、観光でない中国の旅をしており、
酒宴の話題は「農薬入り餃子」

丁度ニュースで中国側には、混入の形跡は無い が報じられた。

おじさんは「以外だ」といい、その理由は、
人身御供を作り出し、一挙に解決させていまう。
近代の歴史が物語っている。

おとうさんは、
「彼らは絶対に否を認めない。日本の食糧は中国がにぎっている。
そお言うおごりが、日本側に責任おしつけてきた」

中国は一気に近代化しているようだが、本質はモラルは低い。
食事風景のすざましさ、衛生観の欠如、社会道徳などなど。
現地の旅を思い出しても、虫しずかはしる。
と、二人はいきまいていた。

あの豚足は「中国産」なのかなー。
でも、骨のコリコリはウマカッタ!


31-棚からぼた餅--福の神

2008-02-14 09:42:12 | Weblog
見栄えのよくなった祠には、欠かさず供え物があがり
風船玉のように、大きくなった福の神。
あいも変わらずの日向ぼっこに、思い出しては書き記す
大福帳は、習字の書き損じよりもお粗末。
見せる相手もいませんが、本人だけはご自慢でくた。

 清水のバッチャマがくれた赤いチャンチャンコは小さくて着れないから、
 帽子にしたらちょうどいい。

 なにやら書かれたのぼり旗は、着物にいい。
 厄病神ドンにわけてあげた。

赤いチャンチャンコの帽子と、腰に大福帳をぶら下げた
どこぞで観たような、福の神になったのです。



30-棚からぼた餅--大福帳

2008-02-13 09:46:10 | Weblog
そろそろお話をもどしましょう。
能天気な頭でひらめいた大福帳
オチョンコズイテ(調子に乗って)一月は三九郎から始まった。
二月 
涅槃会・・お釈迦様という偉い人が亡くなった日とかで、庄屋さんが のの様(仏様)のお下がりで申し訳ありませんと やしょうま をあげてくれた。
始めてみる物で、きれいな模様が入った米菓子。
こんなきれいな物が食べられる、のの様がうらやましい。

三月
雛の節句・・横手の若夫婦が壊れた人形をもってきた。
 けがれを人形に託したとか言っていたが、ワカラン。
殺風景な部屋だったのでありがたい。

「脳なしの節句働きなんかするか!」
と酒飲みの喜八が来たが、オイラにゃ一滴もくれない。
遊んでばかりいるから、節句くらい働いて死んでしまえ。

四月
お釈迦様の日・・庄屋さんが「神様にも・・」って、甘茶とはなくそといって、豆に粉をまぶした変な物持ってきた。のの様は変わったものを、飲み食いするものだ。
オイラにゃーお神酒がいい。

秋葉祭り・・秋葉神社には火伏せの神がおいでになる。
どえらい神様で、オイラも厄病神ドンも、お迎えに行った。
村の若い衆が、酒によって喧嘩をしておもしろかった。

観音祭り・・のの様の祭りで、団子が上がった。

五月
端午の節句・・木米爺様が、よもぎと菖蒲を飾ってくれた。
魔除けや邪気祓いになるとかで、家々の軒に飾るらしい。
この菖蒲は風邪薬や、腹痛にいいといっていた。

頭に巻くと、利口になるとか、髪の毛がのびるとか、まーー不思議なことだ。
爺様は、神様のお力でもっといい薬になるといっていたが、オイラのことかなーー。

町からの行商人が黄な粉むすびをあげてくれた。こりゃー上手かった!
さすがに町のしょうは、しゃれている。

と、こんな風に書き綴っていったのでした。

お父さんのこと2--賢犬さくら

2008-02-12 12:13:27 | Weblog
今冬の厳しい冷えこみは、数年ぶり。
北側の屋根からは、最長1Mのものつららが連なっていたが
昨夜、雪溜まりにボソッ!ボソッ!と、突き刺さり落ちた。

今、湿りッケの雪がザンザンと降り出す。

写真の薪ストーブは、お父さん自作のもの。
その、製作意図? 理念? 哲学?は・・・。

でっかい薪でも・何でも燃やせるストーブ
つまり、ズクをださずに済むやつ、ということ。
運動学というが、タイシタコトジャーナイ

上ふたはナント、 マンホールのふた
お父さん曰く
鋳鉄からの熱は遠赤外線に変わり、暖かさが違う
ということで科学的ゆえに、かくもでっかいストーブです。

そして、薪ストーブは、燃料がただであること。
燃やす薪を選んだり、薪を買ってまでするな!  

つまり、経済学の問題。

ストーブ好きで、面白い形の石炭ストーブをコレクションしています。
畳の間にも、どーーんと置いて、一杯やっています。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本