LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

いきなりシャリンバイが咲きました

2008-05-23 09:36:37 | ガーデニング
うちの庭には、勝手に咲いている植物が数多くあります。

おそらく鳥がやってきて実をついばみ、そのときにフンをお土産に
落っことしてくれるんだと思います。
裏の庭にあるグミの木が、鳥たちを呼び寄せているにちがいありません。

2年ほど前、勝手に生えてきてその樹形が気になったので坪庭に植えていた低木に、
いきなり花が咲きました。



こちらがその花の様子です。

2年間、咲きそうで咲かないし、花が咲かないので名前もわからなかった樹木です。
つぼみの段階で、「この花なんだろう。」と思い、どうしても花の名が知りたくて、お隣のふみよさんに聞きました。
「なんだろうねえ。」ふみよさんでさえ解らないとおっしゃいます。
“家庭用園芸図鑑”を取り出してもらい、調べてみました。

「もしかして、トベラかな。」「いや、トベラとも違うよ。」

そこで、私の庭の師匠でいらっしゃる山田茂雄先生を、
うちの庭まで引っ張ってきて見てもらいました。

「これは、マルバシャリンバイですね。」

さすが山田先生、「ありがとうございました。」



というわけで、名前が明らかになった”マルバシャリンバイ”の
こちらが花のアップです。

枝が放射状に伸びて”車輪”のようになっていて、葉の先は丸みを持った形をしています。
花は、五弁の梅に似た形でバラ科の低木です。
生垣などに適しているといいますから、私が植えた坪庭の端の植え位置は
偶然にも、まんざら悪い場所でもなかったようです。

おこぼれのように頂戴した花は、上品な姿で慎ましく
坪庭の垣根から顔を出し、ご近所さんから
「きれいな花だね。」と褒められるのを、
恥じらっているかのような、シャイな女性のような風体です。


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2 コメント

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Unknown (いしざき)
2008-05-24 19:22:46
こんにちは。ちょっとエキゾチックな雰囲気も併せ持った感じですね。それにしても、さすが山田先生!ですね。
たしかに (ながい)
2008-05-25 10:42:32
たしかにエキゾッチックと感じられるように、
この花は、奄美大島に多く見られるような花らしいんです。
知らなかった花の名前をひとつおぼえて、
また勉強になりました。

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