扇子と手拭い

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小文治師匠の「七段目」と「芝浜」に満員御礼!

2018-11-30 00:47:15 | 落語
28日夜開催の小文治師匠の独演会について川﨑悦子さんがさっそく、こんな感想を寄せた。

 今夜は楽しみにしていた小文治師匠の会に伺わせて頂きました。満員御礼でした。

 私は歌舞伎好きなので「七段目」は、師匠の歌舞伎口調と所作、(師匠のおかみさん)尚美さんのお囃子と歌も素晴らしく楽しみました。

 今年既に一之輔師匠、桂宮治さんと3回目の「芝浜」でしたが、しっとりと聴かせて頂きました。やはり良い落語は違います。  (以上)

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 仕事帰りの小文治ファンも駆け付けて大入りの満席。

 天気予報が「今夜は寒い。厚手のコートなどを」と言ったので完全防寒で家を出た。

 ところが会場は熱気でムンムン。着ていたコートを脱ぎ、さらに上着まで脱いだ。

 師匠の独演会。早めに内幸町ホールに行ったので、前から5列目、正面の“特等席”が確保できた。

 予想にたがわず「七段目」と「芝浜」は最高だった。

 「芝浜」の後半は師匠の熱演に引き込まれ不覚にも涙腺が緩み、涙した。それほど素晴らしい「芝浜」だった。

 3年目を迎えた大みそか。「アーあ、すっかりいい心持ちになった。オメエたちも交代で湯に行ってきな」と店の若い衆に声をかける魚屋のあるじ。

 そこへ、「みんなで一緒に行っといで。あ、それから湯に行く途中、ついでだからソバの器も返しておいで」とかみさんが声をかけた。

 「いい匂いがしてると思ったら、新しい畳に替えたのか」とあるじ。

 まもなく新年を迎える年の瀬の雰囲気が高座から伝わって来る。

 なんかこう、芝居の舞台を見ているような感じだ。

 落語は想像芸。素晴らしい日本の伝統芸である。

 これに魅せられてあたしは落語塾の門をたたいた。花伝舎だ。

 その時の講師が小文治師匠である。

 落語と出会って、人生が変わった。あたしも、無料出前寄席をやっている。

 いいものを聴かせていただいた。

 小文治師匠の「七段目」と「芝浜」、もう一度聴きたい! 

まるで日本昔話みたいだ!思わずシエアした!

2018-11-25 08:00:25 | 落語
 こんな投稿を発見した。まるで日本昔話みたいだ。読むうちに私まで気分が和んだ。皆さんにも読んでいただこうとシエアした。(原文のまま)

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木村さんと子タヌキ

ある日、木村さんの畑が動物に食い荒らされてしまったそうです。

そこで木村さんは正体をつきとめるため、罠を仕掛けてみました。そして、翌日みにいくと犯人が捕らえていました。

それはなんとタヌキでした。しかも子ダヌキ。

しかも、その近くに母タヌキが、じーっと木村さんのことをみていました。母タヌキの目はまるで木村さんに「許して」と悲しく頼んでいるような感じでした。

優しい木村さんは子ダヌキを逃がしました。

すると母タヌキが逃げることもなく、木村さんの近くで子ダヌキの傷ついた足を舐めるのです。

しばらくのあいだ親子は動こうとしませんでした。

普通の野生タヌキはさっさと逃げるのですが、タヌキの親子はずっーとそのまま舐め続けました。

木村さんはこの親子を見て申し訳なく思ったそうです。

なぜ、親子は逃げなかったのでしょうか?

私たちは人間目線で物事を見ることに慣れ過ぎています。

人間目線で農業をするときに見がちなのが
「農家にとって作物以外の生き物や雑草は邪魔者」
という考え方です。

人間は山を切り開き、畑として開梱し耕し、農薬を撒き・・・。
もともとそこで生活をしていた動植物たちはどうなってしまったのでしょうか?

元々タヌキの住処であったところに人間が入りこんできて、
自分の土地だと勝手に森を破壊した。

タヌキは被害者なんです!

木村さんはその後、タヌキとの共生を選びます。

売り物にならない虫くいのトウモロコシを畑の横に積んで置いといたそうです。そうしたら、積んだものは全てなくなり
畑の被害もピタリとなくなったそうです。

これこそ、共存共栄!

外は気温13度、会場は熱気でムンムン!うれしい悲鳴!

2018-11-25 07:17:11 | 落語
 「店内に高座がセットされているのには驚きだ。Iさんの落語は、とても素人とは思えない話芸で、いつも楽しませてくれます。

 今回の演目は「寝床」。ある商家の旦那がヘタな義太夫に凝っていて、それも人に聞かせたがる大迷惑者。

 この旦那と番頭、店の使用人や長屋の連中とのドタバタ関係が、立て板に水のIさんの話芸でとても面白い。粋な三味線の曲も聞けて大満足でした」ー。

 さっそく、ご贔屓さまからこんな嬉しいメールを頂戴した。世辞にしてもありがたい限りである。

 久しぶりに浅草で無料落語会を開いた。この日の東京は気温13度。真冬の寒さである。それでもご贔屓さまは千葉、埼玉、神奈川などから電車に乗って、時間をかけて駆けつけてくれた。

 予想を超える「大入り大盛況」でうれしい誤算だった。

 この日は体調を壊して長らく休演していた落語仲間の復帰を祝って出演者一同大張り切り。

 芸達者な姐さんがお座敷でしか聞けない曲を特別に披露。粋な三味線の音色に客席は大喜び。「お座敷にいる気分に浸らせてもらった」と客が言った。

 終演後に、出演者一同が出口に勢ぞろい。一人一人の客に礼を言った。「木戸銭も払っていないのにここまでしていただいて」と恐縮する客の笑顔が広がった。

 いいんです。私たちはこの、ご贔屓さまの笑顔が一番のごちそう、励みになる。

 「次の落語会はいつ?」の声が私の背中をポンと押した。

開演5分前ー、いよいよ始まる桂小文治独演会!

2018-11-24 15:12:55 | 落語
 開演5分前ー。いよいよ始まる。桂小文治師匠の独演会が11月28日、東京・新橋の内幸町ホールで開催される。2018年締めの独演会とあって、飛び切りすごいネタがかかる。

 「七段目」と、ご存知「芝浜」である。これは絶対、聴き逃すわけにはいかない。あたしは何をおいても新橋に駆けつけますよ、てんだ。

 小文治師匠の落語は受け狙いの浮ついた落語ではない。ジックリ本物を聴かせる「いぶし銀の噺家」だ。聴かないと損する。

 「七段目」てーのはどんな噺かてーと、

 芝居が大好きな若旦那。おとっつあんがいくら小言を言っても「馬の耳に念仏」だ。すっかり役者になり切った若旦那は、二階に上がっていつものように物まねに夢中。「いい加減にしろ」と大旦那は小僧の定吉を二階へやる。

 ところが、定吉も三度のメシを四度食っても止められないほどの芝居マニアときたから大変な騒ぎ。意気投合した2人は、そこで芝居を始めた、と言う塩梅。

 もう一つの演目、「芝浜」は誰でも知ってる古典落語の名作だ。いろんな噺家が「一度は高座でやってみたい」と挑戦する。小文治師匠がどんな、「芝浜」を聞かせてくれるか楽しみだ。

 それにしても、こんな素晴らしい噺を二席も聴けるとは有り難い。嬉しい限り。今からウキウキしている。

 開場は午後6時30分で、開演は7時からだ。

 その前に、チョイと新橋の行きつけの店で、おまんまを食って腹ごしらえをして、それから、粋な古典落語をうかがうとするか。あー、楽しみがまた一つ、増えた。

 「晦日(みそか)そば  今鳴る鐘は妙心寺」

安倍政権を非難して野党に評判のいい男!

2018-11-23 21:00:59 | 落語
 立川談四楼がこう切り返した。なんだ、かんだ、と注文が付くということは、それだけ注目されている証拠である。

 「自民党落語議連に取り込まれるな」と言う人がまだいる。

 だから私は会見ののっけに言ったんだ「私は連日ツイッターで安倍政権を非難している野党に評判のいい男です」と。

 シーンとするかと思ったらドカンとウケた。

 そう、自民党は承知で私を呼んだんだ。

 取り込むつもりならこっそり料亭に呼ぶだろう。

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 その通り。談四楼はこれまで通り、談四楼の流儀で通せばいい。分からん奴は放っておけばいい。私に談四楼への期待値は、これっぽっちも落ちていない。

 一人ぐらい「ものを言う」噺家がいないとつまらない。

 談四楼は、安倍政権を非難して野党に評判のいい男!

 あたしは、安倍政権を非難し、野党も批判するので評判のわるい男!