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リタイアーのよもやま話

県内就職内定率11月末 高卒36% 大卒17%

2009-12-19 11:37:58 | 社会
2009年12月19日(土)
の新聞記事である。



県内就職内定率11月末

高卒36% 大卒17%


県労働局が18日発表した県内新規高卒者の11月末の内定者数は876人で、内定率は前年同月比3.5ポイント減の36.6%だった。

内定率は10月末から10ポイント増加した。

新規大卒の内定者数は441人。

内定率は前年同月比1.0ポイント減の17.0%で、10月末から6.0ポイント増加した。

専修学校の内定者数は1104人。

内定率は前年同月比4.2ポイント減の31.9%で、10月末
に比べ7.2ポイント増加した。

高卒求人は前年同月比53.2%減の1537人。

10月末の1482人から55人しか増えていない。
 
労働局職業安定課は、内定率について「学校現場が進路指導に力を入れ、健闘している」と評価する一方、「求人の伸びしろがない。今後の見通しは依然として厳しい」と警戒している。
 
県と労働局は21日、県経営者協会などの経済団体に求人確保を要請する。


大卒17%の内定率、なんという数字だろう。


日本の将来労働力不足で、外国人労働者の確保という話しがあるが、あの話しって何だろう?

それにしても、大卒の肩書を得るために使った膨大な金、いったい何だったのだろう。
かといっても、高卒でも36%の内定率では、推して知るべしだ。

これで、実際の就労者の賃金も下がる一方になるかと思うと、就労できない高卒や大卒をかかえる家庭って、どうなるのだろう。

いや、これだけの所得税の税収がなくなるのだが、これでは、税収のマイナスのスパイラルが起こる。

今の国際的な状況を見る限り、この状況は恒常的なことになりそうである。

辛い話しだ。

「人生の悲劇の第一幕は親子となつたことにはじまつてゐる。」とは芥川龍之介の「侏儒の言葉」である。


この文章の本来の意味とは違うと思うが、これからの時代、親になること、子を持つこと、辛い時代が始まる。これでは、少子化の波は、大きくなろうともおさまることはない。

ただ、独身のわたしは、子どものいる人が羨ましいが。


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