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リタイアーのよもやま話

千の風になって(コラボ)

2009-07-31 23:16:10 | 音楽
千の風になって(コラボ)


だいぶ前に、「宝塚歌劇団 すみれの花咲く頃~千の風になって 秋川雅史」という番組を、たまたまテレビで見る機会があった。

その時、「千の風になって」がデュエットで歌われたが、正直言って、最初は、このデュエットにたいして、期待していなかった。

しかし、宝塚の女性が歌いだすや、そのホールに響きわたる人を愛おしむような歌声に、鮮烈なショックを覚えた。こんな音楽があるのかという驚きであった。

今まで、楽器を演奏し、歌を歌ってきた。いろいろな音楽も聴いてきた。

しかし、彼女のような音楽を念頭においたことは、一度もなかったし、
聴いたこともなかった。

驚きである。


その印象が忘れられず、昨晩、You Tubeで検索をしてみた、すると、びっくりである。
その時の演奏が見つかったのである。

そして、その時のステージの「千の風になって」の部分だけカットし、「コラボ」バージョンにした映像も出てきたのである。

かの歌声の主が分かった。「綾乃かなみ」さんという方であった。

わたしにとって、大切なプレーヤーの一人になった。

「愛しい」、わたしにとって、大変懐かしい言葉である。

わたしの人生で、一番苦しかった日々にあって、幾重にも張りめぐらした心の壁を、音もなくソーッと通り抜け、わたしの側で、静かに立ってくれた人がいた。

なんと嬉しかったことか。

この女性が、わたしに使った言葉が「愛しい」という言葉であった。

彼女が、この言葉を発した時、一瞬、戸惑いを感じた。
この言葉、わたしたちの日常の生活で、使われる言葉ではない。

しかし、彼女が他の言葉ではなく、この言葉をわたしに使ってくれたことに対して、わたしは、喜ばしく思ったし、嬉しかった。

その時から、「愛しい」という言葉は、わたしにとって、大切な言葉になった。

今回、綾乃かなみさんの愛おしさに満ちた「千の風になって」に出会うことになったが、このような音楽に出会えて、このうえない喜びとしている。

綾乃かなみさんに感謝したい。

「長期優良住宅」の普及促進

2009-07-31 21:18:12 | 経済
「長期優良住宅」の普及促進=需要開拓へ新法施行

世代を超えて利用できる住宅を増やすための「長期優良住宅普及促進法」が4日施行され、耐久性などの要件を満たした住宅を新築する際に税を減免する新制度が始まった。

住宅の新規着工は少子化で今後大きな伸びが見込みにくく、国土交通省や住宅メーカーは新制度導入で需要開拓を目指す。
 
長期優良住宅の認定基準は、耐震性や省エネルギー、劣化対策、維持管理の容易さなど9項目。自治体が建築計画を審査し、認定すれば住宅購入者は住宅ローン減税が拡充され、固定資産税や不動産取得税でも優遇措置を受けられる。
 
建築後は、申請時の書類や維持管理の記録など「住まいの履歴」に関する情報を保存する義務が生じる。住宅の資産価値を適正に評価できるようにし、中古住宅として売買しやすくするのが狙いだ。

消費者にとっては、住宅を将来高値で売却したり、良質の中古物件を手に入れたりできる利点がある。(2009/06/04-18:01)


果たして、そううまく行くのかな。

コンクリートの住宅でさえ、耐用年数は、40年くらいだ。(ちょっとあいまいだが)

子どもの世代が、退職した頃は、もうあばら家になっているのだが。

子どもの世代が「終の住処」とすることはできない思うのだが。




それに、わたしたちの世代から、後続する世代へは、どんどん貧困化している。

だから、先行世代が資産を残しても、後続世代がその資産を継承するだけの収入が保証されない危険性も結構考えられるのだが。


「消費者にとっては、住宅を将来高値で売却したり、良質の中古物件を手に入れたりできる利点がある。」

なんて言っているが、これこそ、アメリカのサブプライムローンの前提となった発想である。

日本は、少子化で、必要とする住宅数は、これから減少していくのである。

日本版サブプライムローン現象が起きてくる可能性も充分にある。

現実として、マンションの売上不振はなんだろう。

果たして、うまくいくのかな?

DreamsComeTrue~未来を旅するハーモニー~

2009-07-30 23:11:00 | 音楽
DreamsComeTrue~未来を旅するハーモニー~


懐かしい世界に出会った。

このような曲の作り方があったんだ。

まったく考えつきもできない。

小学生の頃、音楽研究会のために、寄せ集めで合唱部が
作られた。

その時、初めて音楽活動なるものを経験した。

久しぶりに、その時のことを思い出した。


住宅空き家率、過去最高の13%

2009-07-30 22:10:25 | 経済
住宅空き家率、過去最高の13%
=都市より地方で余る-総務省調査

7月28日19時41分配信 時事通信
資料1 
総務省が28日発表した2008年10月現在の住宅・土地統計調査結果(速報)によると、全国の総住宅数は03年の前回調査比6.9%増の5759万戸で、このうち空き家は14.6%増の756万戸と、いずれも過去最多となった。

総住宅数に占める空き家の比率は0.9ポイント増の13.1%でやはり過去最高。
 
空き家の比率を都道府県別に見ると、山(20.2%)や長野(19.0%)など地方で高く、神奈川(10.5%)や埼玉(10.6%)など大都市圏は比較的低い。

同省統計局は「住宅が余っている上、独居高齢者の入院などによる空き家も増えた」と分析している。 



資料2
総住宅数は増加を見せているが、それとともに空き家率も増加。もちろん利用中の住宅戸数そのものは増加しているものの、空き家率も増加の一途をたどっている。

住宅そのものが余っていること、さらには独身高齢者の入院などで空き家化する住宅(「その他」に分類)が増加していることなどが要因として挙げられよう。

ある意味、住宅需給のバランスにおいて、「数だけならば」供給過多になりつつあることを示しているともいえる。

と、ヤフーで情報があった。

そして、いろいろと思った。

わたしの周囲でも、空き家は多く見受けられる。

いわゆるシャッター通り状態の建物である。

これらの建物は、バス路線が交通手段のメインをしめる時代、路上駐車が可能な時代に、大通り沿いにできた建物である。

車社会になり、大通りが駐車禁止になった。

その後、車社会に合わせた街作り、区画整理事業による街作りの時代がやってきた。

そして、大店舗法によって、スーパーがあちらこちらにできて、小規模店舗の経営が成り立たなくなってどんどん消えていった。

コンビニもこの流れを押し進めた。


小規模店舗は、土・日・祝祭日等の休みがあり、営業時間もおおいに制約がある。

わたしの家のとなりのスーパーなどは、午前9時から午後12時まで、年中無休。

たいがいのコンビニは、年中無休、24時間営業である。

一言で言って、スーパーなるものは、ちょっとした商店街が、一つの建物に入っているのである。

アーケード付き、クーラー・暖房付き、駐車場付き、トイレ付き、そして警備員付きの商店街なのである。

とてもじゃないが、旧来の小規模店舗の経営では、太刀打ちできない。

カラーラボができ、デジカメが出てきた。写真屋が消えた。

喫茶店も、マクドナルド、スターバックス等のチェーン店に淘汰された。

従来の本屋も大規模チェーン店に淘汰された。

その他、いろいろな原因で、街の有り様が一変した。

多くの街が死に、商店街が死んだ。

そして、空き家のオンパレードとなった。


いったん時代の流れに、取り残された地域は、二度と再生できない。

古くなった建物を建て直したり、リフォームしてみたところで、華の消えた地域には、人は集まらない。

だから、古くなった建物は、立ち枯れていくのみである。

その間、延々と固定資産税を払い続けていくという恐ろしい話になる。

かといって、建物を解体して、更地にするにも、結構な金が要る。

収入のなくなった建物、解体する費用の捻出の目処は立たない。という負スパイラルが、続く。

又、核家族化による高齢者の空き家もどんどん増えていくだろう。

それに、わたしは自分の地域について、アパートバブルというものを懸念している。

これによって、どれだけ空き室が増えていくのかと気にしている。

そして、リフォームの目処の立たない建物が増えていくのではと思っている。

時代の流れに取り残され、立ち枯れていく街、人々。

時の流れの冷酷さを、まざまざと見せつけられる。

今のところ、運命の女神に微笑んでもらっているのだが。

明日はどうなるやら。

国家公務員にボーナス=景気悪化で減額

2009-07-28 12:00:52 | 社会
ヤフーのニュースである。

国家公務員にボーナス=景気悪化で減額、平均57万3500円
国家公務員に30日、夏季ボーナスが支給された。

景気悪化を受けた人事院の臨時勧告で当初の支給予定額から月給0.2カ月分が減額され、管理職を除く行政職職員(平均35.2歳)の平均支給額は前年同期に比べ約5万5900円減の約57万3500円となった。

麻生太郎首相と閣僚は支給額の一部を自主返納し、首相約438万円、閣僚約320万円と当初予定額から2割減となった。
 
国会議員も夏季ボーナスの2割減額を決めており、衆・参両院議長は約405万円、国会議員約241万円。各府省の事務次官は約280万円、局長級約213万円だった。
 
国家公務員と同時期に支給される地方公務員は、管理職を除く一般職(平均36.6歳)の平均で前年同期比5万7600円減の約54万1300円。 
 
一方、日本経団連が大手企業を対象に実施している民間ボーナス妥結状況(25日現在)は同18.3%の大幅減となっている。(2009/06/30-11:13)

全国民が、一様に貧しくなっていくようだ。

今度は、公務員の中から、ローンで住宅を買った人達が、生活破綻していくのだろうか。

一段と内需がしぼんでいき、さらに、失業率が増大していくのか?

皆が、貧しくなっていく。デフレ・スパイラルが進行する。

ところで、南アフリカでは、失業率は23・5%に達したようだ。

南ア、16万人スト 失業率23%、暴動も続発 
ズマ政権試練

 【ロンドン=木村正人】世界的な金融・経済危機で景気後退入りした南アフリカで、公共交通機関や地方自治体の労働者16万人以上が27日から1週間の大規模ストに突入した。
失業率は23・5%に達し、黒人居住区では暴動が続発。

警官隊はゴム弾や催涙ガスで鎮圧に乗りだし、約200人を逮捕した。
黒人貧困層や労働組合の支持を受けて5月に就任したズマ大統領は早くも試練を迎えている。(産経新聞)

国が騒然としている。

日本の国の失業率、新聞によると、今秋からあがっていくようである。新しい政権の難題になりそうだということである。

今回の公務員のボーナスの景気悪化で減額という話で、この失業率に影響はないのか?

気の早い話だが、来年ってどうなっていくんだろう。