新年を迎え、又一つ歳をとりました。
「歳は取るものではなく重ねるもの」だと、どなたかが言っていました。
「取る」はマイナス思考で「重ねる」はプラス思考だと。
又「重ねるとは下のものをつぶしてはいけないものだから、下のものを潰さず、育てる意識が必要だ」
「年を取る」と言った場合には、自然に過ぎていく時間を、ただ加算していくことを想像させられますが、「年を重ねる」と言った場合には生きてきた時間を蓄積していくことを想像させられるという事です。
日々やることやチャレンジがあり、自分らしくいられる心地よい居場所があれば、老いは怖くないとも。
活動的で、内面から輝く美しい人の一人、小泉今日子さんの言葉です。
“今まで、必死で突っ走ってきて、今が折り返し地点。これからは、また自分が走ってきた道を戻るのだから、ゆっくり周りの景色を見て楽しみながら歩いていきたい”と。
良いですねえ。
私も余裕を持ちながら、プラス思考で、少しでも自分の引き出しの中身を増やして行くように、生きたいものです。