先生の時間分析にて、ドル円12月17日につけた87.13円、から1月21日につけた87.10円まで25日。安値から安値が25日、1月21日から昨日がちょうど25日目となり、変化時間帯でした。安値から高値までが25日です。先生は反落可能性を指摘していました。
ここでショートしてしまいました。ルールを厳守するなら、60分スーパーボリンで少なくとも+1シグマ割れあるいは、センターライン割れでロング手じまいのタイミングです。ロングの手じまいなのです。
値頃感からのショートは慎まなくてはなりません。ルールに従ったトレードがいまだにできていません。60分スパンモデルは買いシグナル上限を割れることなく上昇する相場でした。
こんなときにショートするなんて・・・。先生はあくまでも、反落可能性を指摘したわけです。
仮にリスクを取ってショートするとしても、
スパンモデルの下限を下回るとか、60分ボリンの+1シグマを連続2時間して終値で割れるとかの下落兆候を確認してからのショートメイクなら、まだ許されるのですが、反落可能性というだけで、ポジションメイクしたのは大きな間違いでした。
ポジションメイクするのは、チャートを見て、チャートから判断しなければなりません。
一目山人翁が原著「一目均衡表」にて引用されている仏教用語「任運自在」。
運に任せるのではなく、運びに任せて心は自由自在にあれ、売り買いの別なく建て玉にとらわれて相場を判断することなかれ、常に建て玉なきが如く無心の判断を心掛けよ。
昨日のポジションメイクはまさしく運にまかせたわけです。もちろん相場である以上運に頼らざるを得ないとも言えますが、チャートのルールにきっちりと従うことは運に頼ることにはならないのです。
今晩、60分スパン、ボリンの遅行スパンが実態線にぶつかる変化時間帯を迎え、相場に流れが起こるのでしょうか。レンジを経て、100円へ向かうのか、それとも一旦は調整局面を迎えるのか・・・。