宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

真珠湾攻撃ではなく アメリカ国民に「石油を売ってください日本は困窮しておりアメリカとの戦争を回避したい」と訴えるべきだった

2016年10月02日 15時03分17秒 | 軍事外交
 山本五十六は軍事官僚でありながら、平和主義者で、特にアメリカと戦う事には反対だったようだ。しかし、宣戦布告せず真珠湾を攻撃したがために、悪の親玉として名を残し、今でも日本は騙しうち国として不当な扱いを受けている。アメリカにとって日本は卑怯な国のレッテルの方が都合良い。

 開戦前にアメリカに有って日本に無かったものは、①敵国の詳細な情報と分析(それに基づく戦略)、②戦った場合の目標(落としどころ)である。

 アメリカは戦前から、日本や世界情勢は十分分析できていた上で、①日本を戦争に誘い込み完全に叩き経済的に利用する、②ヨーロッパ戦線に参戦し世界の覇権を目指す・・という壮大な戦略を持っていた。日本にアメリカのスパイが1000人ぐらいいたかもしれない。

 日本が真珠湾攻撃することはスパイ網から情報入手し(暗号も解読できた)承知していたから、ポンコツ艦船を残し航空母艦などを退避させていた。日本軍はハワイに空母がいなかったことはわかっていながら大勝利と発表した感覚が信じがたい。

 山本五十六は攻撃30分前には宣戦布告するよう指示、しかし、軍部の組織は命令の意味を忖度(内心を察する)する者で固められており、「良いか?分かってるな」の意味にとれる。陸軍参謀本部員の指示で最終文章の発送が予定より15時間遅れたとの情報も有る。

 山本司令長官が本当に宣戦布告後に攻撃する気が有れば、日本大使館からの無線(宣戦布告しました)を受けて攻撃するよう命令すべき。当たり前の事だ。つまり、自分の発言が歴史に残ることを承知し、表向き綺麗に無難に語った可能性が有る・・と僕は推測する。

 一方、アメリカの日本大使館は、前夜のお別れパーティーが夜遅くまで続き、翌朝、長文の解読に手間取り宣戦布告が遅れたとある。これは滅茶苦茶な話だ。日本の運命を決する重要な時期に身内のパーティーなんぞやっている時ではなかった。然るに関係した大使館員は出世している。

 大使館はアメリカの情報収集で全力を挙げて走り回り、「アメリカ国民が決して戦争を希望してない事」、「大統領は国民から選ばれており国民の声は無視できない事」を分析すべきだった。その分析に基づき、アメリカ国民に語り掛ける手段をとるべきだった。

 新聞やラジオや、それが許されないなら、ビラを作り、街頭で呼びかけても良かった。「日本は苦しい立場です。もしアメリカから石油が購入できなければ車も船も機械も動かなくなる。助けて下さい」と必死で語り掛ければよかった。自由主義のアメリカで誰も耳を貸さないなんてことは無い。

 僕は大使館員をはじめ、アメリカに移住した日本人を総動員し、アメリカ国民への必死の説得を続けたならば、戦争は避けられたと思う。アメリカ人は自分達の議論、自分評価が正しいと信じる傾向が有る。銃弾を受けるわけではない。戦争するよりずっと楽だ。

 当時、日本は朝鮮を統合、樺太や千島列島を領有、満州を実質支配し、中国も手中に収めつつあった。日本は恵まれていた。無いのは石油、鉄などの資源だった。普通、金持ちは喧嘩しないよね。これらを手放すにしても、有利な手放し方はいくらでもあった。

 山本五十六は飯より博打が好きで、一発逆転の真珠湾攻撃の構想を温め続けた。しかし、その後の戦略は持ち合わせていなかった。知識型エリートにありがちな突発的思考で、循環論理ではなかった。真珠湾では騙し討ちできたが、ミッドウェイでは逆に罠にはまった。

 山本はハーバード大学に留学するなど2度もアメリカに行きながら、アメリカを分かっていなかった。実は、山本は自分自身も分かっていなかった。自分が司令長官に適するか、能力として何が足らないかを分かっていないから騙し討ち以外は成功しなかった。

 マクロファジーで言えば自分の事を分かっていない事と、相手のことが分からない事は比例する。日本のエリートは気持ちを大切にする自分中心主義だが、その割には自分が分かっていない。だから相手が分析できない。

 もし、僕が真珠湾攻撃するなら、空母だけでなく戦艦大和他を引き連れ、艦砲射撃でハワイを占領し、ハワイを日本基地とする。アメリカの指令長官ニミッツは後に、もし日本軍が石油基地を爆破していたら、ミッドウェイも東京空襲も無かったと語っている。莫大な石油や船の改修設備も有った。

 ハワイのアメリカ市民を友好的に大切に扱い、停戦交渉の切り札と出来た。平和な解決策ができるまでハワイを占領し続ける。

 
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世界的なトラブルとなっているWindows10の強制更新によるNAS(ラン・ディスク)の繋がり障害

2016年10月02日 11時28分09秒 | デジタル・インターネット
 アイ・オー・データだけではない。NAS(インターネット繋がりのハードディスク:HDD)が世界的につながらなくなり、問題になっているらしい。Windows10では更新が強制で、拒否できないから、迷惑な話。

 対策は
1.画面左、最下部の4つの豆腐の所で、右クリック
2.コントロールパネルをクリック
3.プログラムと機能をクリック
4.画面左上部にある「インストールされた更新プログラムの表示」をクリック
5.インストールされたアプリケーションから
 KB3185614 をアンインストール
 KB3150513 をアンインストール

 勝手にインストールされるから、アンインストールとのいたちごっこ
昨日はKB3185614 しかインストールされていなかったから、これをアンインストール

 強制インストールを防ぐ、泥臭い方法は、Cドライブにデータをたくさん入れて、空き容量をわずかにさせる事。例えば、デスクトップに大容量の写真フォルダーを作る。効果てきめん。
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