本当に久しぶりに詩を書いた。
それも鉛筆で。
1本線で、2本の線で訂正、修正、消去。
矢印で最初の行に割り込ませたりしながら。
二十歳の頃だったな、、。
「杉よ」という詩を書いて、さきがけ詩壇に投稿をした。その詩が夕刊に活字となった。
うれしかった。
その杉よを思い出しながら、行ったり来たりをしながら書いた。
夜、
一人だった。
焼酎を氷で割って、飲み進んだ。
寂しくなったのだ。
酔っていったのだ。
だから鉛筆と黄色くなったワープロ用紙を引っ張り出してきた。
「杉よ、私はあなたに謝らなければならない」から書き出した。
「その腰に手を回して、、、あなたが植林や育苗の技術をのぞんだのだのではなかった」。
「だから、山からブナとか楢、くり、雑木たちを追い出したのではなかった」。
「潔くまっすぐの杉よ、いつしか諸悪の根源にしたわたしを、、、」。
「あの頃に戻って、、、まっすぐさをだきしめん!」。
と結んだ。
本当に、
何年ぶりだろう鉛筆で、
”詩”を書き刻んだ。
それも鉛筆で。
1本線で、2本の線で訂正、修正、消去。
矢印で最初の行に割り込ませたりしながら。
二十歳の頃だったな、、。
「杉よ」という詩を書いて、さきがけ詩壇に投稿をした。その詩が夕刊に活字となった。
うれしかった。
その杉よを思い出しながら、行ったり来たりをしながら書いた。
夜、
一人だった。
焼酎を氷で割って、飲み進んだ。
寂しくなったのだ。
酔っていったのだ。
だから鉛筆と黄色くなったワープロ用紙を引っ張り出してきた。
「杉よ、私はあなたに謝らなければならない」から書き出した。
「その腰に手を回して、、、あなたが植林や育苗の技術をのぞんだのだのではなかった」。
「だから、山からブナとか楢、くり、雑木たちを追い出したのではなかった」。
「潔くまっすぐの杉よ、いつしか諸悪の根源にしたわたしを、、、」。
「あの頃に戻って、、、まっすぐさをだきしめん!」。
と結んだ。
本当に、
何年ぶりだろう鉛筆で、
”詩”を書き刻んだ。