油流出トラブル？流れ続ける油膜・・・京都府長岡京市犬川・・・魚は生きてます！

昨日の夕方に何やらサイレンが、けたたましく・・・・？・・・
その時は何も知らなかったんですが、
夜10時頃、環境ボランティアスタッフから連絡があり、河川に車が３台入ってると・・・・
行って見ると、暗闇に、サーチライトを照らして数人の人が・・・
一瞬ウナギの稚魚の密猟をしているかに見えましたが、違います
詳しい話は聞いて無いんですが、どうやら犬川のここより上流で油の流出トラブルがあったそうで
緊急出動をされてたみたいです・・・行政の方か業者の方かは知りませんが・・・

いづれにしてもこんな時間にご苦労さまです・・・（2017年7月8日土曜日）



2017年7月9日（日）朝川に行って見ると、フェンス型オイルキャッチャーで、油をガード・・・

ガソリンか軽油か、機械油かは判りませんが、何か燃料計のような～タービン油のような～？・・・・
重油なんかの油系では無さそうな感じの色・・・・

油膜程度なので、どれぐらい流出したかは判りませんが・・・

油膜がどんどん流れているのが確認出来ます・・・



一応、水質検査をしておくことに・・・・油系なので、数値がどうなるかも判りませんし、この検査薬では何も分からないかもしれんが・・・

とりあえず！・・・



ちょっと、どんな感じなのか動画でも少しUPしておきます・・・

犬川油流出・・・（油膜）


検査キットは、主にCODなど５種類・・・白い粉（検査薬）が入っています・・・




糸状の線を引き抜き水を吸い込ませ約５分ぐらい時間が経ってからそれぞれの標準色の色と比べて数値を確認します・・・



あくまでも簡易パックテストの検査なので、大まかな数値ですが・・・・水質をもっと細かく分析すると費用も高いですし時間も日にちもかかります
今回ちょっと気になったのは、硝酸態窒素（NO3‐—N）油との因果関係は判りませんが
前回の数値は0.5でしたが、今回は2.0・・・・通常は2ｍｇ以下・・・この数値が高いと言う事は川の上流まで、流域一帯で多くの汚れが流れ込んでいる？
（ただし、その流域の地質によっては、もともと、硝酸イオンが多く含まれている川もある）・・っと言う事です・・

ちょっと、いつもより色の濃度が濃くなったのが気になりますが・・・



一応・・私のすいしこうと今の現状は、川の水中生き物も浮かんで死んでいる姿も確認出来ませんし
今のところは水質の面では一応大丈夫そうです・・でもこの後の事は判りません！
一応夕方からは大雨が降る予定ですし、その雨で洗い流されるかもしれませんし・・・・

一応今は水中生き物達もいつも通り元気に過ごしている感じです！




地域の方からも「犬川が油流れて臭い～！」・・っという連絡もこちらに入ってきましたので
環境ボランティアをしているだけに、川の様子もきになりますし、地域の方々も毎日の川の様子も見てくれているんだなぁ～・・
っと、そういう部分では嬉しいですね！




さてさて、水質調査も行いましたし、散歩がてらのゴミ拾い～・・・・！

最近は梅雨時期なのか、傘のポイ捨てや忘れ物が目立つようになりました・・・
アルコールの缶のポイ捨てはなかなかへりません～・・・・
各社、せめて、ビール缶に目立つように「ポイ捨て禁止」と書いて欲しい私の気持ちでもあります！


でも京都府さんの消防や警察河川管理の行政さんの対応は良かったと感じました・・・・
油漏れ・・・・車の事故やトラブルで油が流れる事もありますし、工場から企業さんの流出トラブルもありうる事ですし
素早い行動、準即な回収方法、企業さんも個人も川に流さないという意識と取り組みしっかり進めて頂きたい事でもあります～

作って行きましょうね、本質的な川作り・・・その先には未来の子供達の水辺の笑顔が待っていますから～！


・・・・・・・・追伸・・・・・家に帰って来てからも、何か油臭い～！・・・・

おまけ・・！

「♪ぼっ、ボッ、ぼくらは少年少女水質探偵団♪・・・＆紅一点の反対はここでは青一点・・」・・←過去記事


その後・・・「油流出後・・・・自然が綺麗にしてくれました・」・・・←こちらから・・・


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