所さん大変です・・・運転免許証の更新が

　今年は運転免許証の更新が必要なのは知っていたし、公安委員会からのお知らせも半年前には届いていました。高齢者の運転免許証の更新は何回もやっているし、何てことはないやと高をくくっていました。さて誕生月の３カ月前となった７月の中ごろ、いつもの自動車教習所に更新の予約をしようとお知らせの葉書を見ると今までと違って認知機能検査と言う項目が１つ増えているではありませんか。（後で調べてみたら2017年度から始まったらしい）今までは自動車教習所へは1度行けばよかったのですが、２度行かねばならなくなっていたのです。面倒くさいが仕方がないのでいつもお世話になっている教習所へ予約のための電話を入れました。応答した女性事務員は私の誕生日を聞いて、うちではあなたの誕生日に間に合うようには出来ないという。エ！っと思ったが市原市には他にも教習所があるからいいやと思った。市原市には４つの教習所があるので次の教習所へ電話を入れた。女性事務員の応答は、今は受付をしていません、次の受付は8月○日だと言う。仕方が無いので次の教習所へ電話を入れると同じ様な応答であった。その次も同じで結局市原市では受けてくれる教習所はなかった。
　市原市で受けてくれないとなるとなるべく近い隣の市町村を探そうと思いました。隣の市町村となると千葉市、大多喜町、袖ヶ浦市ですが千葉市の様な都会は車が多いので行きたくありません。大多喜町はちょっと遠いから後回しにして袖ヶ浦市にしょうと思って袖ヶ浦自動車教習所へ電話入れたところ市原から来るのですかと驚いていたようにも感じられたが快く受けてくださりホっとしました。後で気が付いたのですが、名前は袖ヶ浦自動車教習所でも住所は木更津市だったのです。早速、カーナビに教習所を登録して経路を見たところ国道を通ったりして遠まわりしているように見えたのでこれは駄目だと思い、ｲﾝﾀｰﾈｯﾄの地図で経路を確認し当日に備えました。
　当日は、行ったことのない所だったので時間の余裕を持って出発しました。要所はgoogleのｽﾄﾘｰﾄﾋﾞｭｰで確認していたのでスイスイでずいぶん早く着いてしまいました。認知機能検査と言うのは記憶力の検査で、主要な問題はまず16の物の絵を見させ次に別の簡易な問題を解答させます。そして先に見せた16の物の品名を思い出させて記帳させるのです。私は13しか思い出せませんでした。その次の問題は16の物の1つ1つのヒントが付いた問題でした。乗り物は何でしたか、動物は何でしかと言うようなヒントが付いた問題でした。さすがにこれは全部分かりました。結局総合得点は100点満点中の94点という高得点で無事合格でした。
　8月31日高齢者講習の実技試験も無事終わり、後は誕生日の1ヵ月前になったら近くの警察署で更新手続きをすればよいだけとなりました。次回の更新（生きていれば）も木更津へ行きます。市原市ではやりません。
　市原市の自動車教習所がなぜ講習を受け入れてくれないのか・・・これは推測だが、認知機能検査の手数料が750円と安く商売にならないのでやる気がなく、受講者を制限しているのではないかとの憶測があります。またこの受講者を受け入れてくれないと言うのは市原市だけではないとの情報もあります。法律を変えて安全対策をとるのはよいが、それに対応してくれるｼｽﾃﾑをきちんと作ってくれないと「大変です所さん」です。