元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

米国の仕掛けた貿易戦争は単なる貿易領域の戦争ではなく、中国の経済と産業、そして政治と外交に大打撃を与えようとする「全面戦争」安倍さんは中国を助けるべきではない!

2019-04-17 12:31:25 | 日記

https://www.sankei.com/column/news/180809/clm1808090005-n1.html  より転載

【石平のChina Watch】 
トランプ政権が発動した貿易戦争が狙う「中国潰し」 

『現在展開中の米中貿易戦争の背景には、米国が長年抱えている対中貿易の莫大(ばくだい)な赤字がある。

2017年、米国の中国からの輸入総額は4297億ドルであるが、中国に対する輸出総額は1539億ドル。簡単に計算すれば、昨年において米国の対中貿易赤字は2758億ドル(約30兆5千億円)に達している。 
 米国の赤字はそのまま中国にとっての貿易黒字。この巨額の対米貿易黒字を含めて、4225億ドルに上る対外貿易の黒字は中国の経済・政治・外交にとって実に大変重要な意味を持つものである。

 
 中国の稼いだ貿易黒字は当然、中国の持つ外貨、すなわち外貨準備高になる。2018年6月末、中国は世界一の3兆1129億ドルの外貨準備高を持っているが、それは中国経済だけでなく、中国の国民生活、産業発展、そして政治と外交の多方面にとっての「虎の子」なのである。

 
 中国は今や食糧輸入大国となっていて、2017年には海外から1億3062万トンの食糧を輸入している。国民1人当たりで約100キロの食糧を輸入しているから、食糧の対外依存度が非常に高いことがよくわかる。 


 中国は石油輸入大国にもなっている。2017年、中国の石油輸入量は4億1957万トン、日本のそれの倍以上となっている。

 
 中国は自国の製造業を支えるのに、毎年海外からは、付加価値の高いハイテクの技術・製品を大量に輸入しなければならない。中国製のラジオ、テレビ、通信機、コンピューターなど、あらゆる電子機器は、その心臓部分の集積回路が海外からの輸入に頼っている。

そのために中国は、昨年、海外から3770億枚もの集積回路を輸入している。こうしたハイテク技術・製品の輸入無しでは中国の製造業が成り立たない。

 
 このようにして、国民生活に直結する食糧の輸入から経済と産業全体を支える石油の輸入やハイテク技術・製品の輸入まで、中国は今や世界有数の輸入大国になっているが、大量の輸入を支えるためには豊富な外貨準備高を持たなければならない。

そのために毎年のように莫大な貿易黒字を稼がなければならない。そしてその中で、中国の対米貿易黒字は、貿易黒字全体の6割以上も占めている。

 
そうなれば肝心なところで輸入に頼っている中国の産業がダメになるだけでなく、食糧・エネルギーの安全までが脅かされ、社会的・政治的不安が拡大するのは必至である。

 
 それに加えて、中国は一帯一路と称する国際的投資プロジェクトを進めていくのにも資金源となる豊富な外貨を持たなければならないし、南シナ海戦略の推進に当たって一部の関係国を経済援助で籠絡するためにも外貨は必要である。

貿易黒字と外貨の大幅減は、習近平政権の国際戦略を無力化してしまうのである。 

 こうしてみると、中国からの貿易赤字(すなわち中国にとっての貿易黒字)の是正を目標とした米国の貿易戦争は、中国の対外輸出を直撃し中国の稼ぐ貿易黒字と外貨準備高の大幅減をもたらすことによって、中国の経済・産業、国民生活・外交戦略に多大な打撃を与えかねない状況であることが分かる。

そして中国の立場からすれば、米国の仕掛けた貿易戦争は単なる貿易領域の戦争ではなく、中国の経済と産業、そして政治と外交に大打撃を与えようとする「全面戦争」なのだ。

 
 あるいは、貿易戦争を発動したトランプ政権の狙いは最初からそういうところにあるのかもしれない。トランプ政権は、貿易戦争の発動で本格的な「中国潰し」に取り掛かろうとしているのである。』

 安倍さんは中国を助けてはならない。今こそアメリカと組んで、中国を弱体化させるべきだ。

そして、中国が軍備にこれ以上、お金を使わせないようにすべきだ。

安倍さんはトランプがやろうとしているのを、全く理解していない。

今、中国を助けることは、自分で自分のクビをしめることと同じだ。

いずれ中国は尖閣諸島を実効支配しようとする。これを防ぐためにも中国を貿易戦争で弱体化させるべきだ。


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