アナーキー小池の反体制日記

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#2567 過疎債

2018年01月26日 | 市内の話題
過疎地域には、各種の対策が講じられてきました。
「過疎地域自立促進特別措置法」って法律があり、著しい人口減少により田舎マチやムラが元気がなくなり、生産や生活環境の整備などが他の地域と比べお粗末になっているマチやムラに、恵みを施す特別措置を講ずることにより、これらのマチやムラに元気を取り戻させよう、とすることが目的とされているのです。

一定の人口低下率を上回った市町村は過疎債を受けられるなど、恩典が受けられます。
過疎債とは借金の一種なんだけど、過疎地域に指定された市町村が返済の減免を受けられるなど、かなり有利な起債です。(大雑把な表現ですので誤解を招くかもしれませんが)
過疎地域に指定されることは名誉なことではありませんが、背に腹を変えられない状況に追い込まれている田舎の市町村にとっては大変ありがたい制度なのです。

ところがこのありがたい制度、このマチ・滝川市は対象外なのです。
人口は順調に減っているけど、その減り具合は基準に満たないのです。
滝川市は空知管内にあるのですが、管内で過疎債を受けていないのは滝川市と南幌町だけなんです。

空知管内は昔 産炭地でした。
炭鉱がみんな閉山してしまったものだから、50年前に比べ人口が3分の1に減少しています。
20か30ある市町村の大半は過疎地域の認定を受けていますが、滝川市はもうちょっとのところで認定を受け損なっています。

・・・
隣マチの砂川市は過疎債を受けています。
そしてその砂川市は滝川市の2,3年前、市立病院を建築しているのです。
砂川市立病院のほうが滝川市立病院より、病院としての格が上ですので少し規模が大きいのです。
なもんだから、建設費も砂川のほうが高くかかっています。
しかし砂川市は過疎債の対象ですので、実際に市が負担する額は滝川市に比べずいぶん少なくて済みます。
こんなことも滝川市立病院の経営に影を落としているのかもしれません。

こんな状況は矛盾だ!として今の滝川市長は、中央省庁へ行った際、訴えているそうなのだけど、それは大昔の市長だったYのゴンボホリ行政と同様、あまり姿の良いものではありません。

・・・
物事は根源的なところから考えなければなりません。
滝川市ももう少し人口の減少が進んだら、過疎地域の認定を受けられます。
庁内に過疎債獲得プロジェクトチームを作って、滝川在住の人をほかのマチに追い出せばいいのです。
ただ嘆くだけのことはやめて、目標に向かって実践を行う、ことが求められます。
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