おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第11・2624

2009-11-30 | 万葉集巻11
【 紅(くれない)の 深染めの衣(きぬ) 色深く 染(し)みにしかばか 忘れかねつる 】

作者不詳


念入りに
染めあげました
紅の深染めの衣
そのお着物のように
私の心の中は
あの方への
想いが深く染み込んでしまいました
もう
忘れようとしても
むりなことのようですね。。 。



紅花からとる染料の
【紅】(くれない)は。 。


女性の【若さ】と【美しさ】の盛りの表現として
【紅匂う】と表現されたり。。



【紅】の裳裾(もすそ)が水辺で濡れて。。。と。
 。
。【官能的】な表現をしたり。。



【紅】の染め方の【濃い】【淡い】で男女の中をたとえたり。。

また。 。
。 。

秘めた【恋心】が顔色に出てしまうこととしても


【紅】はもちいられていますね。。

太古の人々は衣服に【持ち主】の【霊】が宿る


【分身】のように感じて。。

【原料】のほうが、恋愛の表現として、しっくりしたのですね。。

あぁ~

今夜は

幸勇さんの前で

紅の裳裾を引きずってみましょう。。 。 。 。 。 。
。 。 。

。 。

。ありがとう於良

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