12年5か月の拉致監禁被害者・後藤徹さんを代理して、鈴木エイト氏を訴えている名誉毀損裁判の、進捗をご報告差し上げます。
我々原告・後藤徹陣営は、冒頭の表のように、論評と事実を整理しました。
我々原告の立場は、以下のとおりです。
1 原告の主張(論評)
我々原告の立場は、以下のとおりです。
1 原告の主張(論評)
原告後藤徹さんは、拉致監禁の被害者として真実を語り、全国拉致監禁・強制改宗被害者の会の代表として、国内外に人権侵害を訴えてきた。
2 基礎となる事実
後藤さんは、12年5か月にわたり、自己の意思に基づかずに強制的に拉致監禁された。
そして、この拉致監禁が「違法」であるということは、平成26年の東京高裁が15度も認定した。
一方、被告鈴木エイト氏の立場は、以下のとおりです。
1 被告の主張(論評)
後藤徹氏は、拉致監禁されたのではない。「保護」された。
後藤氏は、「記憶の改変」をして、拉致監禁されたと嘘をついて被害者面でアピールしている。
2 基礎となる事実
2 基礎となる事実
後藤氏は、自己の意思に基づいた「引きこもり」であった。
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上記のように整理すると、改めて、被告鈴木エイト氏の主張の欺瞞性と矛盾が明らかになりました。
つまり、被告鈴木エイト氏側は、後藤さんが拉致監禁されたのではなく「保護」されたのだと言いつつ、後藤さんを「引きこもり」呼ばわりしています。
これは両立しません。自ら引きこもっていたのであれば、「保護」する必要はないはずです。
「保護」とは、(危険などから)気をつけて守ったり、かばったりすることです(広辞苑)。
「保護」とは、(危険などから)気をつけて守ったり、かばったりすることです(広辞苑)。
被告は、後藤さんを何から「保護」したというのでしょうか。その主張は、「引きこもり」という主張と両立するのでしょうか。
被告鈴木エイト氏の反論が届きましたら、またご報告差し上げます。
被告鈴木エイト氏の反論が届きましたら、またご報告差し上げます。