祇園祭に行きたくなって
短期間ながら介護帰省で心身ともに疲労困憊。16日は夜9時半に床に就き翌朝8時まで若者のように?爆睡 起きて新聞を開き「今日は祇園祭、山鉾巡行かぁ」と思うと、急に京都に行きたくなりました。そそくさと用意をして妻に「ちょっと山鉾巡行に行ってくる」と言うと、「あぁ、いいわねぇ。どうぞぉ!」。
阪急高槻で特急に乗ったのは9時過ぎ。先頭の長刀鉾の出発には間に合いません。烏丸に着き地上に出るとコンチキチンのお囃子とともに四条通りには人がいっぱい! 長刀鉾が見たくて群衆を掻き分けて歩くも、満員電車の中を移動するに等しくなかなか前勧めません。蒸し暑さと人いきれ…身体じゅう汗でびしょ濡れ!でした。
四条河原町の角は、山鉾が角を大きく曲がる最大の見せ場。が、四条側から上る群衆と三条側から下る群衆がぶつかり"危険"なほどに…。十数年前、ここで妻が失神しそうになったことを思い出しました。で、あきらめて裏通りから河原町御池まで小走り。漸くここで長刀鉾の稚児さんを目にすることが出来ました。
(左)長刀鉾の真中に稚児さん:河原町御池 (右)河原町~御池に方向転換:後方は市役所
河原町御池からは、つぎつぎ巡行してくる山鉾を迎えながら逆行しました。これも結構!体力を要しますが、妻と一緒ではないので身軽に?強引に逆行して歩きました。四条河原町まで戻ると、もうズボン(私は「パンツ」とはよう言いません)は色が変わるほどびしょびしょ…オモラシでもしているようで羞かしくなりました。
で、高島屋のトイレに駆け込み、用意していた下着、ズボン、シャツすべてとりかえスッキリ! 余裕で他の方を見ていると、みなさん 揉みに揉まれている上、全身びしょ濡れ状態…目の毒、否!保養になるキワドイ!女性もいらっしゃいました(男性も!)。まぁ、みんなでびしょ濡れなら怖くない!でしょうかねぇ。
全33基の山鉾のうち、この日は23基が巡行しました。今年から旧の巡行に戻り、24日の「後の祭」と二つに分ける由。後の祭では御池通り~河原町通り~四条通りと逆行するそうです。まぁ私はこの日の「前の祭」で自主的に逆行もしました。残念ながら宵山には行きませんでしたが、それも今となっては…「後の祭」です。
↑飲み物などはこうして鉾に上げます
錦通りへ そして「ト一」へ
舟鉾を観て「もうこれぐらいにしといたろ」と四条通から錦通へ。いい匂いの漂う独特の狭い通りに来て「お腹がへったなぁ」と ※「ト一」(トイチ)へ。昔の定食屋の雰囲気が残るお店で、京都ではここでよくお昼をいただきます。揚げたての天麩羅、富山の新鮮な刺身などが盛られた「ト一定食」が私のお気に入りです。
勘定のとき、祇園祭の団扇をもっていたら「山鉾にお行きやしたか?」。「えぇ、久しぶりに楽しませて貰いました」。「そうどすか。気ぃつけてお帰りやす」。京都の人はさすがこなれてはります。帰りの電車、うつらうつらとえぇ気持ちになり一駅、乗り越してしまいました。良い汗かいて気持ちもリフレッシュしました。
↑ まさに船!の "船鉾" ↑ いつも人であふれる "錦通り"
ト一はこの翌々年3月に閉店しました。
錦通りでTVの取材を受ける観光客 坂本龍馬・中岡慎太郎殉難地
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
短期間ながら介護帰省で心身ともに疲労困憊。16日は夜9時半に床に就き翌朝8時まで若者のように?爆睡 起きて新聞を開き「今日は祇園祭、山鉾巡行かぁ」と思うと、急に京都に行きたくなりました。そそくさと用意をして妻に「ちょっと山鉾巡行に行ってくる」と言うと、「あぁ、いいわねぇ。どうぞぉ!」。
阪急高槻で特急に乗ったのは9時過ぎ。先頭の長刀鉾の出発には間に合いません。烏丸に着き地上に出るとコンチキチンのお囃子とともに四条通りには人がいっぱい! 長刀鉾が見たくて群衆を掻き分けて歩くも、満員電車の中を移動するに等しくなかなか前勧めません。蒸し暑さと人いきれ…身体じゅう汗でびしょ濡れ!でした。
四条河原町の角は、山鉾が角を大きく曲がる最大の見せ場。が、四条側から上る群衆と三条側から下る群衆がぶつかり"危険"なほどに…。十数年前、ここで妻が失神しそうになったことを思い出しました。で、あきらめて裏通りから河原町御池まで小走り。漸くここで長刀鉾の稚児さんを目にすることが出来ました。
(左)長刀鉾の真中に稚児さん:河原町御池 (右)河原町~御池に方向転換:後方は市役所
河原町御池からは、つぎつぎ巡行してくる山鉾を迎えながら逆行しました。これも結構!体力を要しますが、妻と一緒ではないので身軽に?強引に逆行して歩きました。四条河原町まで戻ると、もうズボン(私は「パンツ」とはよう言いません)は色が変わるほどびしょびしょ…オモラシでもしているようで羞かしくなりました。
で、高島屋のトイレに駆け込み、用意していた下着、ズボン、シャツすべてとりかえスッキリ! 余裕で他の方を見ていると、みなさん 揉みに揉まれている上、全身びしょ濡れ状態…目の毒、否!保養になるキワドイ!女性もいらっしゃいました(男性も!)。まぁ、みんなでびしょ濡れなら怖くない!でしょうかねぇ。
全33基の山鉾のうち、この日は23基が巡行しました。今年から旧の巡行に戻り、24日の「後の祭」と二つに分ける由。後の祭では御池通り~河原町通り~四条通りと逆行するそうです。まぁ私はこの日の「前の祭」で自主的に逆行もしました。残念ながら宵山には行きませんでしたが、それも今となっては…「後の祭」です。
↑飲み物などはこうして鉾に上げます
錦通りへ そして「ト一」へ
舟鉾を観て「もうこれぐらいにしといたろ」と四条通から錦通へ。いい匂いの漂う独特の狭い通りに来て「お腹がへったなぁ」と ※「ト一」(トイチ)へ。昔の定食屋の雰囲気が残るお店で、京都ではここでよくお昼をいただきます。揚げたての天麩羅、富山の新鮮な刺身などが盛られた「ト一定食」が私のお気に入りです。
勘定のとき、祇園祭の団扇をもっていたら「山鉾にお行きやしたか?」。「えぇ、久しぶりに楽しませて貰いました」。「そうどすか。気ぃつけてお帰りやす」。京都の人はさすがこなれてはります。帰りの電車、うつらうつらとえぇ気持ちになり一駅、乗り越してしまいました。良い汗かいて気持ちもリフレッシュしました。
↑ まさに船!の "船鉾" ↑ いつも人であふれる "錦通り"
ト一はこの翌々年3月に閉店しました。
錦通りでTVの取材を受ける観光客 坂本龍馬・中岡慎太郎殉難地
【過去ログ目次一覧】
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
京都は暑い。そして寒い
そして人が多い・・・・
ズボンの替えとは用意万端ですねさすが
今はこちらにいる娘ですが、絶対に京都に帰ると言っております。そしたらデ某さんにお会い出来るかも
80歳位になってるやもしれませんが(笑)
なにかとんでもない会話が飛び交うかも
早速にコメントくださりありがとうございます
> 懐かしいです。
> 京都は暑い。そして寒い そして人が多い・・・・
京都というところは結構!住みにくい町なのに、住みたい!帰りたい!町ですね
学生時代、ひと夏をすべて京都の下宿で過ごしたときは、
その余しの暑さに・・・気が狂いそうでした(笑)
深夜喫茶、深夜映画で涼をとりましたっけ・・・。
> ズボンの替えとは用意万端ですねさすが
定点でじ~っと観覧するなら兎も角、歩き回るには必須!です
とは言え、近くなのに祇園祭は(学生時代を含めて)4~5回でしょうか・・・。
> 今はこちらにいる娘ですが、絶対に京都に帰ると言っております。
京都の恋でも思い出していらっしゃるのでしょうか・・・(笑)
♪渚ゆうこ「京都の恋」・・・ベンチャーズの伴奏!
http://www.youtube.com/watch?v=GAXDojsF2Ik
> そしたらデ某さんにお会い出来るかも
> なにかとんでもない会話が飛び交うかも
また上洛(信長じゃあるまいし・・・/笑)される折は声をかけてくださいね
「二人に一人」のどちらかわかりませんが・・・(笑)
梅雨明けかなぁ・・・と思っていましたら、今朝はどんより空です。
お身体たいせつにお過ごしくださ~い
熱気が伝わってきますね。
私も来月早々には弘前と青森ねぷたを見ているんですね。
覚悟して臨みましょう。
私は定点で見ていたいのでまずは早めに行って場所取り、その後はずっと我慢の婆で夜の開始まで待っています。
あ~修行でございます。
私も一度は京都の祇園祭を見たいと思っていましたが、写真で我慢しておきます。
それにしてもシルクロードを彷彿とさせる山鉾があったりと、さすが祇園祭です。
博多の祇園山笠と比べると静と動といった感があります。
祇園信仰とは何かと気になって調べてみると面白かったです。
祇園祭は、役疫神を慰め和ませ、役疫が人に降りかからないようにするためのお祭りだったようです。
博多の祇園山笠の山車や京都の山鉾も、祇園の神を楽しませるための出し物ということです。
祇園と言えば、舞妓さんがいてお茶屋さんがあるところというイメージしかなかったのですが、元々は仏教の信仰だったようです。
博多にも祇園町があって、博多検番があります。
祇園の神様に見せる芸能が形を変えて現代につながっていると思うと面白いですね。
暑い京都をお疲れ様でした。素敵な写真を拝見できてとてもうれしいです。
では、ごきげんよう さようなら(美輪明宏ではなく、仲間由紀恵風で)
コメント、ありがとうございました
小難しくないテーマも!と・・・(笑)
> 熱気が伝わってきますね。
ホントは祭を観る人たちを撮りたかったのですが
個人情報のこともあって難しいですね(おしのびのお二人とか・・・)
まぁそれは別の熱気!でありましょうが・・・(笑)
> 私も来月早々には弘前と青森ねぷたを見ているんですね。
それは素晴らしい
私も一度ねぶたを・・・と思いつつ、叶っていません。
ブログでご報告くださいね、熱気をいただきに参ります。
> 定点で見ていたいのでまずは早めに行って場所取り、
> ・・・夜の開始まで待っています。あ~修行でございます。
修行ですか・・・。愉しい修行もあるんですねぇ
私も修行したいです
「祇園」について色々教えてくださりありがとうございました
> 昨夜も若者のようにぐっすり眠ったことでしょうね。
昨夜はこの日記のUPで少し睡眠不足でした
写真のサイズ調整が難しいのが「gooブログの難点」です。
一枚一枚、計算して(測りながら)縮小拡大しています。
> 私も一度は京都の祇園祭を見たいと思っていましたが・・・
> シルクロードを彷彿とさせる山鉾があったり・・・さすが祇園祭です
写真はやっぱり写真ですから、ぜひ折をみて実物を!
シルクロードを彷彿とさせる絵(織物)は「孟宗山」という山鉾で、
両面に各々異なる平山郁夫画伯の絵が描かれています。
> 博多の祇園山笠と比べると静と動といった感があります。
> 祇園信仰とは何かと気になって調べてみると面白かったです
京都からは歴史的にそちら(大宰府など)に行き来がありますから
「祇園」祭はじめ京都にちなむものがたくさんありそうですね。
神様と神様の交流も然りながら、やはり民の交流が・・・。
> 祇園と言えば、舞妓さんがいてお茶屋さんがあるところというイメージ・・・
> 祇園の神様に見せる芸能が形を変えて現代につながっていると思うと面白いですね
京都の祇園はやはり神様のいらっしゃるところで
舞妓さん(お茶屋さん)はそこから少し離れたところに・・・。
あの美しい舞妓さんも・・・きっと神様からの授かりものでしょうね。
> 暑い京都をお疲れ様でした。
> では、ごきげんよう さようなら(美輪明宏ではなく、仲間由紀恵風で)
暑い京都も底冷えの京都も秋風の京都も花咲く京都も・・・みんな京都の輝き・・・
気位が高く意地悪なところもある京都ですが、
容易に権力・権威に屈しない京都(祇園祭も町衆の担った祭ですし・・・)
やはり魅かれる町ですね。
ではでは ご機嫌よう!(美輪明宏風ではなく「見かけは開けっ広げ!な男風に)
いつもホットコメント有り難うございます。
爽やかタッチのデブさんのブログの読者です。
学生時代に一度行ったきりの祇園祭
不思議ですね!
私も数日前に急に行きたくなっての山鉾巡行でした。
ニアミスしてたのですね
四条通りの混雑ぶりは経験済なので
今回は JR京都で乗換え烏丸御池作戦にしました。
私はほとんど楽々な処にいましたが
同行した友は烏丸新町で最後の辻回しを
幼稚園生の後で難なく見物出来たそうです。
後祭りが 後の祭りとならない様
充分な作戦での成功祈ってます
追)着替えも入りませんように
いつぞやHNを変えようかなとおっしゃっていましたが。
どうもこのデブと某医様とお声をかけるとき、先のデブがとても書きにくいです。(笑)
とっても失礼なことをしているようで。
さて祇園祭り、1度だけ見ました。
いつも夏休み中なので郷里に帰ってしまいますが、が大学4年のとき、最後と思い下宿に残り一応観ました。
京都の3大祭りは全て見ました(学生時代に)。葵祭り、時代祭り、祇園祭り!
そしてもうひとつ鞍馬の火祭りも見ましたよ。こrはとても勇壮なお祭りでしたね。
デブと某医様もご覧になったことおありですか?
京都は盆地ということもあり、冬の底冷えと、夏の暑さは尋常ではありません。
私は冬の寒さの方が応えました。真夏は郷里に戻っていましたので。
今の学生さんのように空調のきいたワンルームなんていう洒落た生活ではありませんでしたものね。
よく耐えたと思います。すみません、思い出話をしてしまいました。
こちらでは・・・はじめまして!
祇園祭つながりコメント、ありがとうございます。
> 爽やかタッチのデブさんのブログの読者です。
実際は、しどろもどろタッチ・・・でしょうか
動画UPのようなオシャレはできず、言わばガラケーブログ?ですから・・・。
> 学生時代に一度行ったきりの祇園祭
> 不思議ですね! 私も数日前に急に行きたくなっての山鉾巡行でした。
私も学生時代には一度きり・・・ほんと不思議な「思いつき」縁
御池を烏丸に向かっていたらお遭いしていたかもしれませんね。
> 今回は JR京都で乗換え烏丸御池作戦にしました。
> 同行した友は烏丸新町で最後の辻回しを幼稚園生の後で難なく見物出来たそうです。
私は御池まで行くことは殆どなくて、四条通の雑踏でお祭り気分に浸ります
観覧に徹すれば烏丸御池が正解でしょうね(学習しました!)
最後の辻回しは新町ですか・・・(これも学習しました!!)
> 後祭りが 後の祭りとならない様 充分な作戦での成功祈ってます
後祭りはたぶん行かないかも・・・
「また今度行くときは・・・」という糊代をとっておきます(笑)
人生に後の祭りはつきものですけど、良いつきもの!にしたいと思います
いつか後の祭りでお遭いできることを楽しみにしています
京都、私は2度しか行ったことがありませんよ。
初めての時は修学旅行(笑)
2度目は大人になってからですがお寺巡りを
したと思います(もうあまり記憶になくて・・・)
なので祇園祭見たことが無いです(汗)
気温と湿度の暑さと人々の熱気でお祭りも盛り上がっているのでしょうね!
着替えを持っていくところが流石ですね♪
時代祭りはいつ頃でしたっけ?(10月ごろ?)
何だか興味があります(*^^*)