デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

バルト三国の冬

2017-01-31 22:48:49 | 新聞・TV・映画・舞台・書籍etc.
 3年前、殆ど血を流すことなく独立を果たしたバルト三国を旅し、TVで三国の旅行記などが放送されるとつい!視てしまいます。しかし一昨夜放送されたNHK「激動の世界をゆく~バルト三国~ヨーロッパとロシアのはざまで」は、まるで異なる趣でした。  プーチン、トランプ両大統領の強烈な抱擁シーン(写真上)はバルト三国の一つリトアニアの新聞に載った諷刺画です。番組の冒頭でも象徴的に取り上げられていました。 . . . 本文を読む

孤独を楽しむ

2017-01-29 18:33:29 | 新聞・TV・映画・舞台・書籍etc.
 落合恵子さん、愛称「レモンちゃん」。深夜放送で聴いたのはもう半世紀も昔のこと。後に語りから文筆の世界に転じ、絵本専門書店「クレヨンハウス」の経営も始めました。「才男」という言葉はありませんから敢えて「才女」とは言いません。しかし有機食材レストランを経営したり幼児保育雑誌を発行したり・・・才能はキラキラ輝いています。   書初めがわりに遺書  その彼女のインタビュー記事が 昨28付の日経夕刊 . . . 本文を読む

記録的大雪に遭遇(吾輩も猫である139)

2017-01-27 12:35:53 | 吾輩も猫である
 主人の今回の帰省に吾輩は同行していない。細君と仲良くお留守番だったのだ。なのに主人ときたら吾輩にメモ書きを寄こし「頼んだぞ」と。「頼まれないぞ!」って目をしてみたものの知らんぷり!だもんなぁ。ったく・・・。ひと、否! 猫づかいが荒すぎる。    郷里に向かった22日はよく晴れた日で道中も殆ど雪景色を見なかった由。勿論、寒波がくるとの予報だったので、車はすでにスタッドレスを履いている。日曜 . . . 本文を読む

ターニング・ポイント (かんわきゅうだい58)

2017-01-20 15:50:25 | かんわきゅうだい
   前号「雪の降る街」「蝋梅」にQPからイメージ画像をいただきました。いつもながら見事なセンスと筆致に驚嘆します。折角!でもありますし、今回の「ちょっと硬い」本題に入る前に、この優しく穏やかな世界で少し息を入れていただけばいいかな...。  今回のテーマは「ターニング・ポイント(分岐点)」。ひとり一人の人生に様々なターニング・ポイントがあるように『世界の現代史にも、夥しい人命が、時に地球の . . . 本文を読む

初雪に蝋梅(かんわきゅうだい57)

2017-01-16 11:37:28 | かんわきゅうだい
                             今朝のわが街の雪景色  『太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。   次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。』 (三好達治「雪」)  この二行の詩に、昭和の雪景色が凝縮されています。わが郷里には今もまだこの詩にふさわしい光景があるのではないか・・・と、そんな幻想のような郷愁にかられます。  昨日、今日・・・列島に雪が降り積みまし . . . 本文を読む

この世界の片隅に(かんわきゅうだい56)

2017-01-13 01:40:15 | かんわきゅうだい
 以前、ある方のブログでこの映画を知りました。あらためてあの戦争を問う映画、ポスターの絵からすでに魅かれたアニメ、そして京都の繁華街にある 廃校になった小学校の校舎を利用した映画館「立誠シネマ」。いずれ・・・と思っていて、今日!行きました。  映画の舞台は、軍港で知られた呉。私の父は、戦争中に呉の高射砲部隊に配属されたことがあり、後に「敵は高射砲の性能を知りつくし弾はB29にまったく届かんか . . . 本文を読む

人生のすべてに意味があるから(吾輩も猫である138)

2017-01-08 10:47:01 | 吾輩も猫である
 主人「俺は喪中やから、シマ、かわりにUPしといてな」。そう言うかも、と思っていたら案の定・・・。ダメモトで吾輩「そろそろ寒中見舞ということで自分でしはったら?」。すると主人「それは理屈や」。なんとまあとんでもない屁理屈かましはりましたわ。    意外にすい!すい!  主人と細君に同行して年末30日に主人の郷里へ。名神も中国道もさすがに混んでいたが、それでも西宮を過ぎると流れ始めホッと一 . . . 本文を読む