香墨工房

書で表現する”季節だより”と”旬の言葉”

満足することなく

2017年04月25日 | よもやま話
見る目(見る力)は、養われやすいが、
書く力は、追い付かない。
書く力が、できてきた頃、見る目は、さらに養われ
細かいところまで見えるようになるので
自分の作品の悪いところばかり目について
満足できない。
”もっとうまく書きたい!”と思う気持ちが、
上達のエネルギーになる。
書道歴が、30年を過ぎてやっと掛け軸にしても
いいかな・・・と思える字が、書けるようになった。


2014年の作品。
ずっと上達を願う発展途上人でありたい。

ファイルする

2017年04月24日 | よもやま話
昇段のためにしていることは、
競書”不二”に毎月載る”最優秀作品を切り抜き
ファイルすること。
目を養うとともに作品を書く参考になる。


優秀作品も段級ごとに2.3作品紹介される。
2年前一度だけ新和様(漢字かな交じり)で載った。

これも大事にとってある。

元に戻す

2017年04月21日 | よもやま話
昨日の半紙作品は、墨つぎをせず最後まで
書いていますが、筆も修正していません。
一般に”ふと筆で言われている筆。
書き始めの状態


書き終わりの状態
上から90度程度 筆を回しています。




筆を立てて筆先まで使って書くことで
筆を元に戻すことが、できます。