ディスククリーンアップで残った"Windows.old"内のフォルダを強制消去

ディスククリーンアップで消去できなかった、Windows.oldフォルダをエクスプローラーやコマンドプロンプトで普通に 削除しようとしても「Systemがうんたらかんたらで変更できませぬ」みたいな返事が出て削除できない。とりあえず原因と思われる、一番深い階層のランダム英数字のフォルダのプロパティの「セキュリティ」タブからアクセス許可をいじろうとするが、うまくいかない。

そこで、強引に削除。マイクロソフトの「Windows Sysinternals」に、「システムの次回起動時 (ファイルが参照される前) にファイルの置き換えが実行されるように指定」できるプログラム、"MoveFile.exe"が置いてあったので、これを試す。

当該ファイルの最新版をダウンロードし解凍。MoveFile.exeをC:\にコピー（コマンドをシンプルにするため。別にどこでもOK）する。コマンドプロンプト（管理者？）を起動し、

>C:\MoveFile.exe C:\Windows.old ""

とコマンド。error5なる返事がかえってきたが、とりあえず再起動したら"windows.old"フォルダが消えていた。chkdskではエラーなく、今のところ不具合はない。不要になったMoveFile.exe関連のファイルは削除。

• MoveFile.exeの使い方

"$windows.~BT"と"windows.old"をディスククリーンアップで消去

Windows10へのアップグレードのあと、システムドライブ（普通にC:）に"$windows.~BT"と"windows.old"というGB単位の不要なフォルダが残っている。もう前のOSに戻すこともなかろうと消去することにした。

エクスプローラーからCドライブを右クリック、プロパティを開き、「ディスクのクリーンアップ」ボタンをクリック。ディスククリーンアップが起動する。その中の「システムファイルのクリーンアップ」をクリックし、「以前のwindowsのインストール」と「一時Windowsインストールファイル」のチェックボックスをオンにしてOKをクリックすると、普通はこれらが削除される・・・はず。

この作業を3台に行い、2台はさっぱり消え去ったが、Dell studio1747は"C:\Windows.old\Windows\System32\DriverStore\FileRepository"（だったと思う）の中にランダム英数字のフォルダが１つだけ残ってしまった。中には何も入っていない。

続く。