Windows10にアップグレードしたPCの1台が、その後のアップデートの中に失敗するものがある。初めは「KB3081424」が失敗していたが、夏休み中に放置しておいたところ、いつの間にかこれが消えており、今度は「KB3081438」が失敗する。いずれも「ストア」の不具合に対するアップデートで、後者は前者の改良版の模様。当該PCはストアは問題なく使えているが、アップデート失敗のまま残っているのは気分が悪いので対処法を探す。
どうもレジストリにユーザーデータのカスが残っていると失敗するようで、対処法としては
があるそうな。
メディアを作成していれば1が簡単な気もするが、今のところちょっと面倒。そこで2番を試した。コマンドプロンプト(管理者)からregeditを実行。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList
の下に「S-1-5-21-なんたらかんたら」と長いのが2つある。一つはProfileImage Pathが使用しているアカウント名だが、もう一つは"UpdatusUser"となっている。そんなアカウントをつくった覚えはない。コントロールパネルからアカウントを確認しても存在しないし、ユーザーディレクトリ内にもそのようなディレクトリは当然存在しない。どうもnVidiaが作成したものらしい。これを削除のうえ再起動。これで「KB3081438」は正しくインストールされた。
ちなみにもう1台のデスクトップもnVidia GPUのグラボを積んでいるが不具合はなかった。
もう一つ、あとから思ったのだが、自分で"UpdatusUser"というアカウントを作成してから削除したらどうなるか試してみればよかった。これでカスが消えるのであればレジストリをいじるリスクはなくなる。誰か試してくだされ。
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