『三丁目の食堂…？』

奈良県は桜井市と橿原市の境目付近の国道１６５号線沿いににポツンと古ぼけた昔は大流行りしちょったであろう大衆食堂があった
前から気になってたんやけど、空腹と共に『立ち食いうどんコーナー』などと書かれた看板に思わずＵターンして扉を開けた
ビクッとした表情で「いっ　いらっしゃい…」出迎えてくれた老夫婦
立ち食いコーナーは、既に無く１０卓はあるテーブルのいくつかは孫達のおもちゃで埋め尽くされていた
もちろん他客無し
孫は客をじっと見つめる
「しもたっ！」と直感した
が、腹は減ってる
『後の祭り』を楽しむのがぶっち流
中華そば４００円を「中華やってぇ」と頼んで待つ間、孫達の怪獣攻撃
おでん全品８０円と書いてあるが火の消えた小さい鍋ひっとつ
おかずショーケースは空っぽ
いささかも期待せず「中華」を食べ始めた　
悪くはない
何気なく小さいメニューを眺めながら食べ始めた
そこには、きつねうどん・肉うどん……
ビール・お酒・ジュースの次に何と『インスタントコーヒー』の文字が……
さすがに料金は書かれていなかったが……
時代を映すモノ懐かしいモノ……　
『三丁目の夕日』みたいな一瞬やったわぁ
スープまで全部飲み干したみぞぶちけんじでした
あはっ
こんな発掘あるある辞典だぁ～い好きやき