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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-118「黄金の七人」(イタリア・フランス・スペイン)

2025年04月06日 17時23分14秒 | イタリア映画

悪魔の悪戯さえ無ければ完璧だ

 「教授」と呼ばれる男と謎の美女ジョルジャは、犯罪のプロである6人の仲間たちと共に、ジュネーブのスイス銀行に眠る大量の金塊を奪う計画を企てる。教授とジョルジャは銀行の向かいのホテルの一室にこもり、残る6人は工事作業員に成りすまして銀行に接近。

 教授が無線で出す指示により、6人は金庫を目指して穴を掘り進めていくが。(「作品資料」より)

 

 1965年製作、日本では1966年に公開されたクライム・ムービー。

 もちろん初公開時には鑑賞できるわけない年だが、リバイバル公開で鑑賞したことあり。

 今回、日本最終上映のリバイバル公開ということで再鑑賞。

 スイスのジュネーブの銀行に納められている金塊強奪を目論む教授と呼ばれる男と謎の美女、ジョルジャ。

 そして教授が集めた6人の男たち。

 物語は、彼らが秘密機器を駆使しながら、時になりすまして欺きながら金塊強奪を進めていく姿が描かれる。

 時は60年代ということで、使用する最新機器はどこか特撮に登場するようなものに見える。

 計画を進めていく中で、予定外のことも起こったりしてハラハラさせる。

 そんな中でジョルジャも妖艶な衣装に身を包みながら周囲を惑わしていく。

 計画が進行する中、軽快な音楽が流れ、爽快感を感じさせる。

 話は強盗の顛末で終わるのかと思ったりするが、ことを成し遂げた後に、一波乱、二波乱もあったりする。

 裏切り、裏切られが展開し、果たして金塊は誰が手にするのか。

 謎の美女、ジョルジャが鍵を握るが、確かにその行動はリアル峰不二子だったな。

 凄腕のはずが、最後はちょっと間が抜けた行動。

 軽快な音楽の中で進んでいく強盗計画。

 マンガのような話で面白い1本だった。

 エンドロールはなかったが、最後に〝続きは次回作で〟というテロップ。

 最初から続編考えてたのかは不明だな。

/5

監督:マルコ・ヴィカリオ

出演:ロッサナ・ポデスタ、フィリップ・ルロワ、ガストーネ・モスキン、ガブリエル・ティンティ、モーリス・ポリ、ジャンピエロ・アルベルティーニ、マヌエル・ザルゾ、ダリオ・デ・グラッシ、ホセ・スアレス

於:シネマート新宿



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