CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-254「毒戦 BELIEVER」(韓国)

2019年10月22日 22時52分48秒 | 韓国映画
あなたが見たのは夢です
 巨大麻薬組織のボスにして、その本名も顔も知られていない麻薬王“イ先生”の逮捕に執念を燃やす麻薬取締局のウォノ刑事。
 なかなか尻尾すら掴めずにいたある日、麻薬製造工場で爆発事故があり、現場から一人の青年ラクが救出される。
 そこでウォノは、この組織に捨てられたラクと手を組み、危険な潜入捜査を敢行するのだったが。(「allcinema」より)


 ジョニー・トー監督の「ドラッグ・ウォー 毒戦」を韓国でリメイクしたサスペンス・ノワール。

 麻薬取締局のウォノ刑事が、正体の知れぬ巨大麻薬組織のボスである麻薬王、イ先生を追っていた中、麻薬製造工場で爆破事故があり、1人の青年、ラクが救出される。

 連絡係であったラクに協力させ、イ先生を捕まえるため、危険な捜査を開始する。

 
 自らドラッグ・ディーラーに扮し、闇マーケットの男に会ったり、逆に闇マーケットの男になりすまして、ドラッグ・ディーラーに会ったりするウォノであるが、命に危険が及ぶような目にも遭う。

 正直、「ドラッグ・ウォー 毒戦」のストーリー展開は憶えていないことが多いが、所々でのシーンは憶えており、本作でもオリジナルを倣うシーンが幾つかあったな。

 ウォノが潜入捜査で会うのは危険な様相を見せる者ばかり。
 誰もが一癖二癖もあり、いつぶち切れてもおかしくないという緊張感を持っている。

 そんな中、ウォノは捜査をうまく運び、イ先生を突き止め、捕まえることができるのか。

 危険な状況での中での捜査とその中で繰り広げられる殺戮。

 そして、イ先生の正体を突き止める展開であったが、オリジナルを観ていたおかげか、何となくその正体は最初から読めていたかな。

 全てが明らかとなった後のラスト・シーン。
 この狂乱の顛末がどうなったのか観ている者に考えさせるもので終わったな。

 緊迫した雰囲気で繰り広げられる物語で、面白い作品であった。

/5

監督:イ・ヘヨン
出演:チョ・ジヌン、リュ・ジュンヨル、キム・ジュヒョク、チャ・スンウォン
   パク・ヘジュン、キム・ソンリョン、チン・ソヨン、キム・ドンヨン
於:シネマート新宿

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