
因みに今の話、録音しましたから
午後7時、ラジオ局に1本の電話が入り、その直後に発電所で爆破事件が起こる。
電話をかけてきた謎の男は交渉人として、ラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元キャスター・折本眞之輔を指名。これを番組復帰のチャンスと考えた折本は生放送中の「ショウタイム7」に乗り込み、自らキャスターを務めて犯人との生中継を強行する。しかしそのスタジオにも、すでにどこかに爆弾が設置されていた。
自身のすべての発言が生死を分ける極限状態に追い込まれた折本の姿は、リアルタイムで国民に拡散されていく。(「作品資料」より)
韓国映画「テロ、ライブ」をモチーフとして、アレンジを加えられたサスペンス。
元人気番組のキャスターであった折本のラジオ番組に1本の電話がかかり、電力会社を告発する旨の話をする。
折本が取り合わないと電力工場を爆破すると言い、電話を切った直後に爆発が起こる。
再び犯人から電話がかかってくると、折本は爆破犯との電話のやり取りをTV番組で生放送することを決意する。
交渉役となった折本であるが、犯人は思いもよらぬ要求を突きつけてくる。
更に思いもよらぬ闇が暴かれていく事態となる。
スタジオにも爆弾が仕掛けられるという緊迫した中、やり取りがリアルタイムで繰り広げられ、それが生放送されるという展開。
ちょうど電力会社と政治家との癒着が騒がれていた時であり、それに関わることなんだろうと思う。
緊迫した展開で面白かったが、スタジオ内、中継現場の映像だけであり、視聴者の姿が映されなかったので、やや作り事っぽさもあったな。
一応、視聴者投票というもので多くの人が観ているということは明らかにしていたが。
やがて犯人の本当の目的に行き当たる折本。
果たして、無事に折本たちは犯人を見つけ、説得し、爆破の危機から逃れられるのか。
危険な状況での爆破犯とのやり取りが繰り広げられ、興味惹かれるサスペンスであった。
結局、折本の運命は。
ラストは大事件でも新たな大事件によって忘れられるということなんだろうな。
/5
監督:阿部寛、竜星涼、生見愛瑠、前原瑞稀、平原テツ、内山昂輝、安藤玉恵、平田満、井川遥、錦戸亮、吉田鋼太郎
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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