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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-161「X-MEN ダーク・フェニックス」(アメリカ)

2019年07月07日 22時26分36秒 | アメリカ映画
壊したもの全て私が直す
 人類との共存を願い、平和を守るために戦い続けるX-MEN。
 ところがある日、X-MEN最強メンバーのジーン・グレイが、宇宙ミッション中の事故によって、自らのダークサイドを増幅させてしまい、内に秘めたもう一つの人格“ダーク・フェニックス”を覚醒してしまう。
 元々持っていたテレパシーとサイコキネシスのパワーが暴走し、ジーン自身にも制御できなくなっていく。親代わりのプロフェッサーXや恋人のサイクロップスが懸命に手を差しのべるが、ついに思いがけない悲劇を引き起こしてしまう。
 世界を滅ぼしかねない強大なパワーが暴走を続ける中、その力を利用しようと企む謎の女がジーンに近づいてくるのだったが。(「allcinema」より)


 「X-MEN アポカリプス」に続くシリーズ第4弾。

 X-MEN最強と言われるジーン・グレイが暴走するという話。

 前作でシリーズ完結かと思っていたが、もう1作あったんだな。

 プロフェッサーXの下、人類のために活躍するX-MENのメンバーたち。
 ヒーローとして讃えられるが、ジーンが宇宙でのミッション中に太陽フレアを体に浴び、パワーが暴走し始める。

 更に封印されていた記憶も蘇り、プロフェッサーXや仲間たちの元を去る。

 強大なパワーで暴走するジーンに対し、何とか彼女を止めて助けようとする仲間たち。

 ジーンの暴走によって、再び人類はミュータントたちを敵視し始め、メンバーは危機に陥る。

 そして、ジーンにはそのパワーを利用して、人類を滅ぼそうと目論む謎の集団が近づく。

 果たして、プロフェッサーXたちはジーンの暴走を止めることが出来るのか。


 仲間が敵となる展開。

 しかもそれが最強のX-MEN。

 そして、彼女の暴走が悲劇を生む。

 人類から離れた場所で暮らしていたマグニートーも現れ、ジーンを倒そうと参戦する。

 ジーンだけが相手ならどうなるのだろうかと思っていたが、彼女に近づく謎の集団がいることによって、最終的には彼らとX-MENは戦うことになるのだろうと予測できる。

 やっぱりジーンは最強なんだなと感じさせるクライマックス。

 メンバーたちの運命に関しては、思わぬ展開、結末もあり、「X-MEN ファイナルディシジョン」を含む旧シリーズとは違う展開となっていく。

 元々は若き日のプロフェッサーXとマグニートーを描くということだったと思ったが、このシリーズだけで着地地点が違うようだな。

 強大なジーンのパワーを見せつけ、そしてX-MENたちがそれぞれの力をもって戦うクライマックスなど見応えのある展開ではあったが、やや内輪もめのこじんまり感も無くはなかったかなという印象の作品だったかな。

/5

監督:サイモン・キンバーグ
出演:ソフィー・ターナー、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー
   ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、タイ・シェリダン
   アレクサンドラ・シップ、エヴァン・ピーターズ
   コディ・スミット=マクフィー、ジェシカ・チャスティン
於:TOHOシネマズ渋谷

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