CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-048「処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ」(ノルウェー・アイスランド)

2020年02月07日 23時37分35秒 | ノルウェー映画
奴らが山から降りてきた
 雪山でゾンビの大群に襲われ、仲間や恋人、さらに自分の右腕も失ったマーティン。
 奇跡的に一命を取り留めたものの、病院で目を覚ますとゾンビの腕が移植されていた。その腕はナチゾンビ軍団のヘルツォーク大佐のもので、マーティンはコントロールできず殺戮を繰り返してしまう。
 腕に宿るパワーを次第に使いこなすようになったマーティンは、アメリカの対ゾンビ部隊「ゾンビスクワッド」とともにナチゾンビ軍団に立ち向かう。(「作品資料」より)


 血飛沫満載のノルディック・スプラッタ・ホラー「処刑山 デッド・スノウ」の続編。

 前作が2007年製作、本作が2014年製作ということで、12年ぶりの続編。

 ちなみに日本公開は前作が2010年だったので、ちょうど10年の間を置いての続編鑑賞。

 冒頭で前作のあらすじを振り返るシーンがあり、そのおかげでちょっと思い出したな。

 雪山に遊びに来ていた8人の若者が、ナチスのゾンビに襲撃される。

 何とか、噛まれた右腕を自ら切断して生き延びたマーティンは、間違ってゾンビの首領ヘルツォークの右腕を移植されてしまう。

 そんな中、ヘルツォーク率いるゾンビたちは雪山を降り、人々を惨殺してはある目的の町を目指す。

 そんなヘルツォークたちを阻止するため、強力な右腕を持ったマーティンは戦いに挑む決意をする。

 
 マーティンが移植されたヘルツォークの右腕は強力なパワーを持っており、相手の体を一瞬で潰してしまうほど。
 そんなマーティンに協力するのが、アメリカの〝ゾンビ・スクワッド〟というの対ゾンビ部隊。

 とは言っても、ゾンビオタクの3人。
 意外と戦闘能力は高かったが。

 邦題のサブタイトルにある〝ソビエトゾンビ〟はどこで出てくるのかと思っていたら、マーティンの右腕は死んだ者をゾンビとして蘇らせる能力があり、ヘルツォークに惨殺され、恨みを持つと思われるソ連の将軍、スタヴァーリンとその部下たちを蘇らせ、戦いに挑ませるというもの。

 かくしてナチスゾンビとソビエトゾンビたちの戦いが始まる。

 前作と変わらず、頭部粉砕、内臓さらけ出し等、スプラッタ要素は満載。

 コミカル要素も随所に入れてくるが、意外と本格的なバトル・アクションの様相もあり、緊迫感ある展開の面白い作品だった。

 ことの顛末が気になるところであるが、決着がついたかと思われる後のラスト、それは「ペット・セメタリー」を思い出せる結末だったな。

 そして、エンドロール後には、更なる続編を匂わせる映像あり。

/5

監督:トミー・ウィルコラ
出演:ヴェガール・ホール、オルヤン・ガムスト、マーティン・スター
   イングリッド・ハース、ジョスリン・デボアー、スティッグ・フローデ・ヘンリクセン
   ハルバルド・ホルメン、アムリタ・アチャリア、デレク・ミアーズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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