CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-295「男たちの挽歌」(香港)

2024年09月27日 00時44分34秒 | 香港映画

同じ道に戻りたい

 香港マフィアの幹部であるホーと相棒マークは、強い絆で結ばれていた。ホーの弟キットは兄の仕事を知らないまま警察官となり、ホーは弟のため足を洗うことを決意する。

 そんな矢先、取引のため台湾へ渡ったホーは相手組織の裏切りにあい、逮捕されてしまう。マークはたったひとりで敵組織に乗り込み復讐を果たすが、自らも足に大怪我を負う。

 3年後、刑期を終えて出所したホーは、キットから絶縁を言い渡される。

 堅気として生きることを固く胸に誓うホーだったが、いつしか戦いへと巻き込まれていく。(「作品資料」より)

 

 1986年製作、日本では1987年に公開されたクライム・アクション。

 初公開時は未見だったが、後にリバイバル上映で鑑賞したことがある。

 後に日本最終上映と言われたリバイバル公開もあり、もう劇場では観られないのかなと思っていたら、今回〝午前10時の映画祭14〟でリバイバル公開され、そちらを鑑賞。

 香港の組織の幹部であるホーは、相棒のマークと共に仕事をこなしていた。

 しかし、弟のキットが警官を目指すことを知り、足を洗うことを決意。

 最後の仕事として台湾での取引に向かうが、そこで逮捕される。

 3年後、出所したホーはキットに会いにいくが、警官となったキットはホーを受け入れず、激しく非難し、怒りをぶつける。

 更にマークは敵対する相手への襲撃で足を負傷し、新たなボスに下っ端のようにこき使われていた。

 マークの願いを退け、キットに許してもらうため堅気の仕事を務めるホー。

 しかし、ボスのシンはホー、更にキットを狙い仕掛けを施していく。

 〝香港ノワール〟というジャンルの先駆けとなった作品。

 ホーの弟と親友との間での苦悩と葛藤、そして愛する者たちを救うために立ち向かう姿が描かれる。

 銃撃戦、アクションなどは荒い感じはしたが、ストーリー展開は興味深いアクション・ノワールである。

 ジョン・ウー監督の出世作であるが、鳩はまだ飛んでなかったな。

/5

監督:ジョン・ウー

出演:チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャン、エミリー・チュウ、リー・チーホン、ケン・ツァン

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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